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アジア連帯講座のBLOGです
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 6月28日、「SHUT DOWN!貧困と環境破壊のG8サミット」集会(主催・実行委員会)が都内で行われ、約五百人近くが参加した。集会の前段では、G8サミットを多面的に批判、分析する八分科会が行われた。

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 集会は主催者挨拶から始まり、「呼んでもいないのに勝手にやってくるG8に対抗アクションを準備してきた。たった八カ国で密室で世界のことを決めてしまおうという集まりです。そこから生み出されるものは、新自由主義経済政策、原子力の増強、対テロ戦争、抑圧と社会保障の切り捨てです。私たちは生活を営む視点から人権、平等、民主主義、社会的公正の観点からG8に異議を唱え、新たな世界に向かって知恵を絞っていきたい」と呼びかけた。

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6月29日、新宿柏木公園で行われたG8サミット直前東京行動は、強い雨にもかかわらず五百名の結集で成功した。

製作:ビデオプレス


G8Media Network TV 動画

海外からは、韓国、フランス、ドイツ、ブラジルなどからも多くの仲間が日本に馳せ参じて、デモに参加していた。また、全体的に20-30代の若者の比率も高かった。これは、このかんの「反貧困-格差反対」の取り組みの成果によるものが大きいだろう。その意味で、「新しい青年運動」を予感させる取り組みとなったようにも思える。

ニュース映像(NHK)


柏木公園を出て新宿の繁華街を通って柏木公園に帰るデモは、サウンドカーを先頭に、雨も機動隊の過剰警備も跳ね返して元気に行なわれ、注目度も抜群だった。それにしても完全武装スタイルでスピーカーをデモの列に向けて威圧・威嚇し、腕を引っ張り、身体を突き飛ばす行為を繰り返して、デモ申請の「許可」条件の「一車線」よりさらに狭めてくる警察権力・機動隊の横暴は許しがたいものだった。フランスから来た仲間は「こんな規制されたデモは初めて見た。サミットが終わるまでにあと1メートルデモの横幅を広げよう」と訴えたほどだ。

デモは、権力と民衆の力関係と「民主主義度」を図るバロメーターだ。権力に徹底的に規制されたデモを、巨万の結集とあのてこのての創意工夫で「街頭からの民主化」を実現していこう!

(F)

6.28-29の詳細報告は後日。

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 6月11日から13日まで東京・恵比寿ガーデンプレイス内にあるウェスティンホテルでG8内相会議が開かれる。この会合は、2001年「9・11」以後、全面的に発動されることとなった「対テロ」グローバル戦争の一環である「治安管理」体制の強化をG8諸国が連携して推進するためのものだ。新自由主義的グローバリゼーションに対する抵抗の広がりを「テロリスト」の暴動と位置づけて抑え込むとともに、民主主義や人権を否定し、外国人、野宿者などを社会的に排除して「軍事的・警察的治安体制」を築こうとする動きが、すでに現実のものとなっている。オルタ・グローバリゼーション運動をターゲットにしたこうした治安弾圧体制のグローバル化を許してはならない。

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VIDEOG8 Media Network TV

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5月25日、TICAD対抗アクションとして横浜でデモ・集会が取り組まれた。 2つの行動あわせて100人以上の参加だった。 まず桜木町駅前でビラまき情宣に取り組んだ。ビザ発給を外務省が拒否したためにこの日のゲスト、トレバー・ングワネさんが入国できなかったことへの抗議、神奈川県警の過剰警備の問題、火災を起こした「ジョージ・ワシントン」横須賀入港の問題など多彩なアピールがおこなわれた。 
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ランドマークタワーへ向う通路の入り口には「5月はアフリカ月間」という巨大横断幕が飾られている。この数ヶ月、横浜TICADと洞爺湖サミットとをリンクさせた雰囲気作りが強まり、外務省発行のパンフにも「横浜から洞爺湖へ」と書かれているほどである。
 
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4月21日TICADを考える会学習会報告。反戦・反G8からアフリカに関心をもち始めた人、もともとアフリカ問題に詳しい人など50人が集まった。

勝俣誠さん(明治学院大学)はアフリカの紛争地域を概観し、食糧暴動の背景、累積債務がアフリカ諸国を苦しめた経緯を簡単に説明した。エジプト、カメルーンをはじめとする地域での食糧・燃料「暴動」について、勝俣さんが配布した米、麦、とうもろこしの物価高騰の資料は分りやすかった。話を聞いて、「暴動」が起こったからといって民衆の中に何かが起ころうとしているという観察だけに終わってはいけないということを考えた。

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20080405-2.jpg4月5日、6日にG8開発閣僚会合が東京の三田共用会議所で開催された。この会議は7月のG8サミット首脳会議に向けて全国の各都市で開催される一連の閣僚会合のトップとなる。この会合には、G8各国の開発担当閣僚の他に欧州委員会(EC)の途上国援助担当閣僚や世界銀行などの国際金融機関の幹部や、さらに経済発展が著しい八カ国(ブラジル、中国、インド、インドネシア、マレーシア、メキシコ、韓国、南アフリカ)の閣僚も招待された。 

VIDEOG8MediaNetwork TV

福田首相は、1月にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで、日本政府の重視する「開発」の課題として「保健、水、教育」の三点を上げた。しかしこの三点は、IMFや世界銀行が進めてきた悪名高い「構造調整政策」において、民営化の対象となってきた分野であり、それが「南」の世界の民衆にとっては貧困と環境破壊を急速にもたらした元凶であることは一顧だにされていない。つまり「債務の重圧」を背景に「南」の民衆に強制してきた新自由主義路線の継続・強化こそが、この「開発」閣僚会議のテーマなのだ。

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3月8日-9日に開かれるG8サミットを問う連絡会の国際調整会議に参加するために来日した韓国の活動家が、成田で入国を拒否されるという事件が起きた。連絡会国際調整会議ワーキンググループは以下の声明を記者会見で配布した。

G8サミットに反対する人々を「テロリスト予備軍」として監視し、排除する治安強化と弾圧がいよいよ本格化しようとしている。「反テロ」を口実にした開催地での厳戒態勢や活動家の「予防拘束」など、開催そのものが民衆監視体制の露払いの役割を果たすG8サミットとの闘いは「民主主義 vs 国家主義」の闘いである。

あるいは、「国家の論理」を打ち破り、民主主義のスペースを拡大する契機として、G8サミットに反対する各種のアクションに参加しよう!

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2008年3月7日
入 国 拒 否 に 関 す る 抗 議 声 明
私たちは、韓国からの友人の入国拒否に対して抗議します。

昨日16:00過ぎにANA便で成田に到着し、入国しようとした韓国の友人が入国を拒否されました。私たちはこの不当な入国拒否に対して抗議します。

彼女は今回、CAW(Committee of Asian Women「アジア女性委員会」:http://www.cawinfo.org/)の代表として国際調整会議に参加し、かつ「G8サミットと女性/ジェンダー」という分科会を主宰し、発言してもらう予定にしておりました。CAWとは、不安定かつ劣悪な労働環境で労働を強制されている女性たちを支援しているアジア規模の女性のネットワークです。女性の運動、労働問題、ジェンダーなどに関心のある、または研究している人たちにとっては、著名な団体/ネットワークです。

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 WSF3.jpg
1月26日、ATTAC Japan(首都圏)公共サービス研究会は、「1・26グロー バルアクション ワークショップ」の一つとして「公共サービスを取り戻そう NO! G8 夕張フォーラムに向けたキックオフ集会」を行った。
 講師の本田雅和さん(朝日新聞社北海道報道センター夕張支局長)は、自治体破綻と公共サービス破壊に直面する夕張の現状を報告し、「債務帳消し」が必要だと強調した(発言要旨別掲)。

続いて、大利英昭さん(都庁職病院支部駒込分会書記長)は、資本が地域医療サービスに浸透しようとする「儲けの論理」を批判し、「都立駒込病院を存続・充実させ 地域医療を守る一万人署名運動!」への協力を訴えた(発言要旨別掲)。
 

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のべ五百人が参加し、熱い交流と論議を行う

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 1月26日、東京・荒川区の七つの会場で「WSF(世界社会フォーラム)あらかわ1・26グローバルアクション」が行われ、のべ500人以上が参加した。

 WSF国際評議会は、昨年、WSFにつながる取り組みを世界各地にいっそう広げるために「1月26日を世界行動・結集の日とし、この日を最終日とする行動の一週間」 とする呼びかけを発した。全世界の多くの個人・団体が賛同するとともに、日本でも新自由主義グローバリゼーションが引き起こす様々な問題を直視し、戦争や貧困、抑圧や不平等などの問題に取り組む個人、グループによって実行委員会(07・10)が結成され、この日を迎えた。
 

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日本でも盛況のうちに成功したWSF1.26グローバルアクションは、
世界各地でも"ANOTHER WORLD IS POSSIBLE!-"を掲げて、様々な行動が取り組まれた。
速報として、いくつかの動画を掲載する。 


パレスチナ・ベツレヘムでの「アパルトヘイトの壁」への抗議行動



インドネシア・ジャカルタでのGLOBAL ACTION



フランス・パリでのGLOBAL ACTION

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