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のべ五百人が参加し、熱い交流と論議を行う
1月26日、東京・荒川区の七つの会場で「WSF(世界社会フォーラム)あらかわ1・26グローバルアクション」が行われ、のべ500人以上が参加した。
WSF国際評議会は、昨年、WSFにつながる取り組みを世界各地にいっそう広げるために「1月26日を世界行動・結集の日とし、この日を最終日とする行動の一週間」 とする呼びかけを発した。全世界の多くの個人・団体が賛同するとともに、日本でも新自由主義グローバリゼーションが引き起こす様々な問題を直視し、戦争や貧困、抑圧や不平等などの問題に取り組む個人、グループによって実行委員会(07・10)が結成され、この日を迎えた。
午前から午後にかけて各会場では、女性、労働、農業、貧困、軍事化、環境、社会的排除、公共サービス、経済のグローバル化、メディア・文化などをテーマにワークショップが行われ、活発な論議が行われた。テーマと主催団体は以下のとおりだ。
- 遺伝子組み換えと生命時計(主催・聖コロンバン会、遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーン、市民セクター政策機構、生命特許はいらないキャンペーン)/
女(わたし)のからだから何が見える?人口政策 南と北(主催・SOSHIREN・女(わたし)のからだから)/
格差をなくせ!貧困なくせ!非正規労働者の未来と労働組合の役割(主催・全日建運輸連帯労組関西生コン支部)/
資本と国家の東アジア共同体構想への否!とオルタナティブ!(主催・ピープルズ・プラン研究所、脱WTO/FTA草の根キャ ンペーン)/
アジアの米と食料主権(主催・PAN-AP、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン、日本消費者連盟)/
新自由主義とセクシュアル・リプロダクティブ・ライツ 原理主義・道徳と人権と金融・貿易 誰の自由・安全を守るのか(すぺーす・ アライズ等)/
公共サービスを取り戻そうNO-G8 夕張フォーラムに向けたキックオフ集会(主催・attac公共サービス研究会)/気候変動と自由貿易-地球は我らのものだ(主催・脱WTO/FTA草の根キャンペーン)/
メディアのあり方を探る(主催・ル・モンド・ディプロマティーク日本語版スタッフ有志)/
貧しくさせられた国々の債務問題とその帳消しキャンペーン(主催・聖コロンバン会)/
民営化された郵便局はどうなった?(主催・郵政民営化を監視する市民ネットワーク)/遺伝子組み換え問題
(主催・遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン)/
朝9時からだヨ!全員集合 ATTAC BBL(主催・ATTAC Japan(首都圏))/
貧困に対するアクション(主催・「持たざる者」の国際連帯行動)/
ピンハネ御殿拝見ツアー(主催・フリーター全般労組)/
パレスチナ難民とアートクラス(主催・中村安子と仲間たち)/
G8とメディア(主催・G8メディアネットワーク)/
NO!G8サミット(主催・NO!G8アクション)
夜に入って全体会「みんな あらかわに あつまろう! 希望と連帯のグローバリゼーションと もうひとつの世界を目指す夕べ」が町屋文化センターで行われた。
トップバッターはモケレンベンベのオープニングパフォーマンス。参加者全体で「はちみつはちみつぶんぶんぶん」と合唱しながら輪を作り、交流を深めていった。続いて東京朝鮮第一初中級学校の生徒による民族舞踊が行われ、踊りの素晴らしさは参加者を引きつけた。
東京第一初中級学校生徒による民族舞踊
シンポジウムは、「戦争、貧困、家父長制と新自由主義を考える」をテーマに、鈴木ふみさん(すぺーすアライズ)、白石孝さん(荒川区職員労働組合)、木元茂夫さん(すべての基地にNO!を ファイト神奈川)、藤田五郎さん(「持たざる者」の国際連帯行動)から発言があった。また、湯浅一郎さん(ピース・デポ副代表・広島) が会場から発言した。
ノレの会による力強い韓国民衆歌謡後、WSFあらかわに参加した荒川で活動する団体からのアピール。
最後に主催者を代表して秋本陽子さんが「もうひとつの世界へアピール」を行った。
(Y)