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第8回裁判(8月12日)には10・24弾圧を指揮した佐藤道男(県警本部警備部公安第三課課長補佐)が出廷します。是非傍聴へ。

証人尋問

Aさん裁判に参加した。今回はAさん、家宅捜索などで被害を受けた2人への尋問が行われた。県の代理人の尋問は、組織的犯行の証拠を一つも出すことができないため、証人たちの心証を悪くすることに終始していた。また組織の人数や経済、収入状況(組織、個人を問わず)を把握することに専念していたように見えた。給料の金額(手取り、税込みか)、電話番号、住所などのプライバシー侵害を行い、明らかな二次弾圧だと思った。

さらに質問の順番が原告弁護人、被告弁護人の順で行われたことの不利益も感じた。原告の尋問が終わったあとに、県警弁護人がAさんや他の証人の行動の一部を切り取って事実を歪めてから尋問を終わる、そんな場面がいくつかあったように思う。

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 5月20日、横浜地裁第6民事部(三代川俊一郎裁判長)五〇三号で「10・24免状等不実記載弾圧を許さない!国家賠償請求裁判」の第7回が行われ、原告であるAさん、越境社と関西新時代社の仲間への尋問が行われた。

逃走、罪証湮滅の必要は全くない

 原告側尋問でAさんは、被告神奈川県の免状不実記載弾圧を正当化するためにJRCL(日本革命的共産主義者同盟)、JCY(日本共産青年同盟)による「組織的方針、指示、命令、連絡等に忠実に従い」「武装闘争路線の一環として、組織活動を推進」したというストーリーのでっち上げ性を批判した。

 とりわけAさんが毎日、勤務先の新時代社に通勤していたことなどを公安政治警察は掌握していたにもかかわらず、「捜査がAら組織関係者の身辺に及んだことを察知すれば、逃走、罪証湮滅が図られることは明白」という手前勝手な判断の基に、逮捕・勾留したことを糾弾した。

 また実家の母親とのコミュニケーションのために帰宅していたことや、事実婚にもとづくパートナーとの関係と経過、自身のライフスタイルなどを明らかにし、「なぜ逃走しなければならないのか。いったいどんな罪証湮滅をするというのか。そもそも実家と自宅の住所は、私の住所であり、客観的事実だ。罪証湮滅をする必要は全くない」と怒りをこめて証言した。

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第7回国賠裁判へ〈5月20日、午前10時開廷〉

10.24免状等不実記載弾圧を許さない!国賠裁判に勝利する会・事務局

・第7回裁判は、Aさん、越境社、関西新時代社に対して原告代理人、被告国と県の代理人から反対尋問が行われる予定。

・5月20日(火)午前10時~12時、午後1~3時/横浜地裁第6民事部503号(JR関内駅下車) 

 第7回裁判では、Aさん、越境社、関西新時代社が国と県のいいかげんな主張に対して反論していく。また、被告の国と県の代理人も反対尋問を行うが、従来の主張を正当化するためのものだ。国と県の居直りを許してはならない。傍聴闘争に参加を

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4・19立川反戦ビラ裁判・最高裁不当判決を許さない!デモ報告
『最高裁不当判決を認めない宣言』運動の取り組みにご協力を

 4月19日、立川・反戦ビラ弾圧救援会は、4.19最高裁不当判決に抗議して、弾圧実行犯である立川警察署、立川自衛隊に対して包囲デモを行った。立川錦中央公園には九十人の仲間たちが駆けつけた。

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言論弾圧6事件弁護団、被告が総結集!

 4月7日、「守れ言論 活かそう憲法!4・7市民集会」が弁護士会館で行われ、250人以上が参加した。集会は、グローバル派兵大国とセットである国内治安弾圧体制作りのために、国家権力の不当なビラ弾圧をうけた仲間たちの弁護団(言論弾圧6事件弁護団〈葛飾ビラ配布弾圧事件、立川反戦ビラ入れ事件、国公法弾圧堀越事件、世田谷国公法弾圧事件、都立板橋高校卒業式事件、大分・選挙弾圧大石市議事件〉)が主催した。

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 傍聴抽選に当たり、傍聴もできました。しかし、判決は、2分です。しかも「棄却判決」です。裁判後、被告の大西章寛さん、高田幸美さん、大洞俊之さんは、次々と怒りの発言を最高裁にたたきつけました。
 以下、速報として配信します。

 4月11日、最高裁は、立川反戦ビラ入れ裁判の高裁判決を支持し、上告棄却の不当判決を出した。判決は、「被告らは管理監督者の承諾なく邸宅に侵入した。ビラ配布という手段をもって立ち入ったことは、平穏な私的生活を侵害した。憲法21条違反にあたらない」などと述べ、住居侵入罪が成立しているという高裁不当判決をまるごと引き写したのである。
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「ポスティング無罪!」と当該たちの怒りのシュプレヒコール

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 立川反戦ビラ入れ裁判被告の大洞さんのブログによれば、3月21日に「最高裁より通知が届き、4月11日(金)3時から第二小法廷で判決が言い渡されることになりました」と報告しております。そのうえで「弁論抜きの判決ですから、不当判決が予想されます。裁判官に反対意見をもつものがいる可能性はありますが、結論がひっくりかえるわけではありません。当日の行動や集会などはこれから早急に詰め、決まり次第広く結集を呼びかけていきたいと思います。最後まで裁判闘争へのご注目ご支援をよろしくお願いします」と訴えています。

 アジ連は、グローバル派兵大国建設にむけた治安弾圧体制作りにとって、重大な転換点となるだろう4.11最高裁判決に重大な関心を持っています。4.11行動が決まりしだい掲載していきます。

 なお4.11の前段の取り組みとして、立川反戦ビラ入れ裁判被告の発言がある「守れ言論、生かそう憲法 4/7市民集会」への参加を呼びかけます。

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腐敗・堕落した神奈川県警による「神世界」詐欺事件の逃げ切りを許すな! 10・24弾圧を強行した県警の犯罪を糾弾していこう!

 



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 〇七年十二月二十日、神奈川県警生活経済課は、県警警備課長の吉田澄雄警視が「神世界」グループの霊感商法事件に関与したとする詐欺容疑で家宅捜索を行った。 

吉田宅(横浜市)、県警の警備課長室、有限会社「神世界」(山梨県甲斐市)、「びびっととうきょう・青山サロン(杉本明枝社長)」〈吉田が賃貸契約の連帯保証人〉(東京都港区)二十階と吉田が賃貸している同マンション十三階(連帯保証人が横須賀署の警視)など六十六カ所を家宅捜索した。
 
「神世界」の傘下である「びびっととうきょう青山サロン」は、心身の疲れを癒す「ヒーリングサロン」を装い顧客に恐怖心を植え付けて次々に高額商品を売りつける霊感商法を繰り返してきた。霊感商法事件に取り組む弁護士グループに被害相談が相次いでおり、被害額は総額で百億円にも上っていた。 

「また神奈川県警察の不祥事かよ」と揶揄されるほど県警は、過去数々の「不祥事」を繰り返してきた。あげればきりがないほどだ。ところがこの事件は、警視という県警幹部が霊感商法に関与していたのだ。事件の実態が明らかになるにつれ、吉田人脈にとどまらず、かなり広範囲に及ぶ可能性もある。いまだに吉田は、逮捕されていないが、県警が某所に「隔離」しているためか、依然として公然と登場していない。

 

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2月23日、立川・反戦ビラ弾圧救援会は、「立川・反戦ビラ入れ裁判 5年目も大がんばり集会」を行い、101人が参加した。

集会は、救援会代表の大沢豊さん(立川市議会議員)の挨拶からはじまった。大沢さんは、この間の沖縄海兵隊員による少女性暴力事件、海上自衛隊イージス艦の漁船破壊と人命軽視を厳しく批判し、立川反戦ビラ裁判無罪判決の勝利をめざそうと訴えた。

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山田洋次監督の映画『母べえ』を観た。原作は、黒澤明監督の記録係を務めた野上照代さんが、幼い頃の思い出を綴ったノンフィクション作品である。

『母べえ』予告編


「かあべえ」 公式Webサイトはこちら

舞台は1940年の東京、日中戦争が泥沼化しつつある頃、お互いを母べえ、父べえ、初べえ、照べえと呼び合う仲の良い家族。その家庭に夜明け前、特高警察が土足で侵入し家宅捜索が始まる。父、滋は子どもたちの目の前で縛られ、「奥さん、今度は長くなりますよ」という特高の声とともに連れ去られていく。治安維持法による逮捕だ。平穏な暮らしは、滋が逮捕されてしまったことで一変してしまう。

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