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 大規模な整理解雇攻撃に対決して韓国・平澤(ピョンテク)の双竜(サンヨン)自動車労組は5月22日からストライキに突入した。労組は工場を占拠して闘っている。これに対して会社側は水、食糧、医薬品の搬入を妨害し、さらに職員、暴力ガードマンを投入して襲撃を繰り返した。しかし対話を求めて占拠を継続する労組に対して、会社側は裁判所に明け渡し命令を出させ、8月4日、5日には大量の警察部隊を投入して大規模な鎮圧作戦を開始した。

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 警察は重機やヘリコプターなどを動員し、催涙液やテイザーガン、ゴム弾銃などを使い、労働者に多くの負傷者が出ている。

 われわれは、こうした国家権力による暴虐な弾圧を許さない。ただちに襲撃をやめ、労組が求める交渉に応じるべきである。

 8月6日、弾圧に反対し、双竜労組に連帯する国際行動が各国で行われた。日本でも全労協、全日建連帯労組、全国一般全国協、全統一、APWSL(アジア太平洋労働者連帯会議)日本委員会などが呼びかけて「韓国・双竜自動車労組のストライキへの弾圧を許さない国際連帯行動」が取り組まれ、50人が結集して午後1時半から韓国大使館に向けた抗議行動をうちぬいた。

 韓国大使館は固く門を閉ざし、日本の警察も「5人ずつしか韓国大使館の前に行かせない」という不当きわまる態勢をとったが、仲間たちは次々と交代で韓国大使館の前に赴き、韓国政府への抗議と、双竜労組への熱い連帯を、抗議文の提出やシュプレヒコールで表現した。

 日本で働くオーストラリア人は、訴えた。「40年前の独裁政権は、弾圧の実態を隠すことができたかもしれない。しかし今は違う。全世界の労働者はネットの映像で労働者たちの不屈の闘い、権力の暴力的弾圧を目の当たりにしている。今日ロンドンでは韓国の労働者への連帯デモが行われている。オーストラリアやニュージーランドでも連帯アクションが取り組まれている。私は、いまこの場にいることを誇りに思う。闘うぞ!」。

(K)


双竜車ストライキの実力による鎮圧と組合への攻撃に抗議します

韓国大統領・李明博 殿

 法定管理下の双龍自動車平沢工場で、大規模な整理解雇などに反対して工場内でストライキを行っていた労働者に対し、8月4日と5日、韓国政府は警察力を投入し、大規模な鎮圧作戦を行いました。

 警察は会社側職員や民間の警備員などとともに重機やヘリコプターなどを動員し、催涙液やテイザーガン、ゴム弾銃などを利用した暴力的な鎮圧を行い、多くの負傷者が発生しました。しかし救急車や医療陣も入れない状態で、負傷した労働者は長時間放置され、あるいは入院治療が必要な負傷者も十分な治療を受けられないまま警察署に連行されるなど、過酷な取扱いを受けています。

 現在、双竜車の労働者は塗装工場でストライキを続けています。しかし塗装工場の内部には、危険な引火性物質が大量に備蓄されており、これ以上無理な鎮圧作戦を続けることは、人命にかかわる大事故を誘発しかねません。

 私たち日本の労働者、市民は今回の韓国政府によるストライキ中の労働者に対する警察力の投入と、実力による危険な鎮圧作戦を即刻中止し、会社側職員や民間警備員の暴力的な攻撃を制止し、対話による平和的な解決を行うことを強く要求します。

 またこれに先立ち、5月22日に労働組合がストライキに突入した後、会社側は水や食料、医薬品の搬入を妨害し、ガスや電力、消火栓まで遮断するなど、過酷なストライキ破壊工作を続けるとともに、水や食料を搬入しようとする支援者を暴力的に阻止するなど、韓国政府は非人道的かつ違法な会社側の行為を黙過し、あるいは幇助してきました。

 また、双竜自動車法定管理人による清算型の企業再生案は、事実上の破産手続きであり、双竜自動車の労働者ばかりか周辺の部品メーカーの労働者の雇用にもかかわるものであるにもかかわらず、労働組合は韓国政府がこのような事実上の破産を誘導しているといいます。これに対して労働組合側は、公的資金の投入などによる政府主導の再生手続きを要求しています。
 私たちは、韓国政府に対し、労働組合側のこのような主張を真摯に検討し、労働組合と共に双竜自動車労働者および地域の労働者の雇用と生活を守る方策を導き出すことを要請します。

             2009年8月6日

 

 韓国・双竜(サンヨン)自動車労組のストライキへの弾圧を許さない国際連帯行動
<参加・賛同者> 全国労働組合連絡協議会(全労協)/ 全日本建設運輸連帯労働組合/ 全国一般全国協議会/ 全統一労働組合/ アジア太平洋労働者連帯会議(APWSL)日本委員会/ 国労函館闘争団/ 自動車産別連絡会議/ 東海民衆センター  <代表藤田国弘>/ ATU(全トヨタ労働組合)サポート市民の会/ 神奈川県労働組合共闘会議/ 全国一般労働組合全国協議会神奈川/ 神奈川県央ユニオン/ 日韓民衆連帯全国ネットワーク/「異議あり!日韓自由貿易協定」キャンペーン/ ATTACジャパン/ 石川源嗣(全国一般副委員長)/ 高幣真公(APWSL日本委員会)/ 平賀健一郎(中小労組政策ネット)/ 吉田稔一(全造船関東地協事務局次長)/ 安田幸弘(レイバーネット)/ 松原 明(レイバーネット)/常岡 雅雄(人民の力)/  なすび(山谷労働者福祉会館)/ 実国 義範 (人民の力 山陽)/ 中村 一三(全トヨタ労働組合・ATU組合員)/ 遠野はるひ(フィリピントヨタ労組を支援する会)/ 稲垣  豊(ATTAC首都圏)/ 鎌田  慧(作家)/ 京極 紀子(学校事務職員労働組合神奈川)/ 滝  秀樹(全石油昭和シェル労働組合)/ 大村 憲司(ATTAC名古屋)/ 秋本 陽子(ATTAC首都圏)/岩川保久(レイバーネット)/佐々木有美(ビデオプレス)

 

<連絡先>
全国労働組合連絡協議会(全労協)
東京都港区新橋5-15-5 交通ビル3F
TEL 03-5403-1650 FAX 03-5403-1653
URL http://www.zenrokyo.org

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『その日はいつか!?』    峠三吉・原爆詩より 1 熱い瓦礫と、崩れたビルに 埋められた道が三方から集り 銅線のもつれる黒焦の電車をころがして交叉する 広島の中心、ここ紙屋町広場の一隅に かたづけ残されころがった 君よ! 音といっては一かけらの瓦に
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