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 12月27日に始まったイスラエル軍によるガザ侵攻からすでに二週間以上が経過した。イスラエル軍の爆撃と地上軍の侵攻は、ガザ住民への一方的殺りくであり、ジェノサイドとも言うべき戦争犯罪にほかならない。ガザ市民の使者はすでに1月10日の段階で八百五十人を超えた。そのうち、40%近くが女性や子どもである。

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 1月5日深夜から六日にかけて国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校三カ所をイスラエル軍が攻撃し、四十八人が死亡した。また国連人道問題調整事務所(OCHA)は、1月8日夜(日本時間1月9日未明)にイスラエル軍が百十人の市民を一軒の家に誘導して閉じ込めた上で砲撃を加え、30人が殺害されたと報じている。長期間にわたる封鎖によって、医薬品、食糧、電気・水道・ガスなど最低限のライフラインを失われた巨大なゲットーとも言うべきガザの住民150万人に対して、こうした犯罪が昼夜を問わず波状的に繰り返されているのだ。 


 しかもイスラエルは白リン弾、クラスター爆弾、熱気圧爆弾、高密度不活性金属爆弾(DIME)などの残虐兵器、最新兵器を使用して、密閉されたガザを人殺しの実験場にしている。これはメディアの言う「暴力の連鎖」でも「イスラム原理主義過激派ハマス」の攻撃に対する「イスラエルの報復」ではない。国際法を足蹴にするイスラエルの一方的な「国家テロ」なのである。

 欧州諸国、アメリカ、アジアなど全世界で十万人規模の反戦デモが続いている。イスラエルのテルアビブでも1万5千人の反戦行動が展開された。1月8日夜(日本時間1月9日)には、国連安保理が「停戦決議案」が米国だけの「棄権」で可決した(賛成14、棄権1)。しかしイスラエルはこの決議を拒否し、軍事攻撃をいっそうエスカレートしている。今こそ、イスラエルの侵攻を阻止し、封鎖を解除して「人道的惨害」に終止符を打ち、パレスチナ民衆の「正義」を実現すべき時である。

 1月10日、パレスチナ子どものキャンペーン、アムテスティ・インターナショナル日本、日本国際ボランティアセンター(JVC)、ピースボートなど十二のNGOが「ガザに光を!即時停戦を求めるピースパレード」が芝公園23号地から出発した。パレードには、若者をはじめ主催者の予測を大きく上回る1500人もの人びとが参加した。

 パレード出発前の集会では、ピースボート、アムネスティ・インターナショナル日本、日本国際ボランティアセンター、日本YWCA、パレスチナ子どものキャンペーンが発言した。パレードの先頭にはパレスチナ国旗を掲げた在日のパレスチナ人が立った。寒風をついてパレードは夕暮れの町並みを六本木の三河台公園まで行進した。

 パレード終了後、神谷町の聖アンデレ教会でシンポジウムが行われた。シンポジウムには500人が参加した。シンポでは電話インタビューを通して戦火の下でのガザの現状が幾人もの人びとから相次いで伝えられる。瓦礫の下で山となった市民の死体、医療、電気も水道も止まり、食糧に事欠く惨状がつぶさに語られる。

 ジャーナリストの広河隆一さんは「暴力・報復の連鎖」というステロタイプ化された報道を批判し、「日本中のメディアは戦争の原因を結局のところハマスに帰している。しかし現実に起こっているのは1948年のイスラエル建国に伴うパレスチナ民衆の難民化をもたらした『ナクバ』(大破局)の繰り返しだ」と語った。評論家の大塚英志さんは名古屋でのイラク派兵違憲訴訟に関わった経験から「言葉によるコミュニケーション」で平和への努力を行い、国家に憲法九条を守らせていく闘いの重要性を訴えた。

 さらに古居みずえさん(映像作家)、天木直人さん(元レバノン大使)、土井香苗さん(ヒューマン・ライツ・ウォッチ)、高橋和夫さん(放送大学助教授)からイスラエルの戦争犯罪への加担を拒否するアピールが続いた。
 イスラエルの戦争、そしてそれを支える米国、米国に無条件に追随してアフガン・イラク戦争に参戦し、恒久的派兵国家への道に入り込んでいる日本政府への抗議を強めよう。何よりもイスラエルのパレスチナ民衆虐殺を即時やめさせよう。(K)

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