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香港では鉄筋工たちのストライキが20日目に突入した。8月26日には2500名が参加して
「経済発展の成果を取り戻すためのデモ行進」が行われた。

集会とデモの様子



97年の中国返還から10年、アジア通貨危機の影響から完全に脱し、中国のいびつな経
済成長を背景に、香港はこれまでにない経済発展を享受している。その一方で鉄筋工たち
の日当は97年の1300香港ドルから約半分以下に下がってしまった。

低賃金、長時間のきつい労働に耐えてきた鉄筋工たちは「経済発展の果実をよこせ!」と
立ち上がった。香港全体の鉄筋工は約5000人。うち3000人が建設会社に直接雇用され
ている労働者で、残り2000人が固定的な雇用関係を持たない日雇いだ。ストライキに参
加している1200人の鉄筋工のうち、約八割が建設会社に直接雇用されている労働者であ
る。建設会社に直接雇用されている労働者の日当は500~670香港ドル、日雇い鉄筋工
のほうは800香港ドル。ただし日雇いは毎日仕事があるとは限らない不安定な立場にもあ
る。今回のストライキには元請の搾取に怒る数名の手配師も参加している。

8月24日には、ストライキに参加しない労働者に対して脅迫した、という理由で、ストライキ
に参加している労働者3名が逮捕された(その後、取調べを受け、保釈金を支払って釈放さ
れた)。警察は弾圧する機会をうかがっている。しかしこのストライキに対する庶民の支持
は高い。8月20日に呼びかけられたストライキ支援基金には、8月25日までに49万香港ド
ルが集まっているという。

香港鉄筋工たちの「罷工!」(ストライキ)の声は、長江を渡り、中原を駆け抜け、2008年
の北京オリンピックの建設ラッシュを最底辺で担い、資本と官僚の搾取の万里の長城を掘
り崩すハンマーの金音を打ち鳴らしている出稼ぎ労働者のもとにも届くだろう。

以下は、香港の独立的ナショナルセンターの香港職工会聯盟(HKCTU)のウェブサイトに
掲載された8月26日のデモの報道の翻訳。(原文 http://www.hkctu.org.hk/newsr.php?orgtopicid=967

その他の情報は以下のサイトを参照してもらいたい。(H.H)
●CHINA NOW!
 【香港】鉄筋工がストライキ!

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鉄筋工たちのストライキを支持するデモに2500人が参加
8月26日

鉄筋工たちのストライキは19日目を迎えた。業界団体は譲歩することを拒否しているが、
鉄筋工たちの要求は多くの市民の支持を得ている。鉄筋工たちの闘争は、経済繁栄の果
実を十分に享受していないということへの怒りの表現である。香港職工会聯盟(HKCTU)が
呼びかけた「経済発展の成果を取り戻すためのデモ行進」に集まった2,500名は、ビクト
リアパークから香港政府ビルまでデモを行い、鉄筋工たちのストライキを支援し、力強い連
帯を示し、ともに大企業の搾取と闘う陣形を固めた。

今日のデモの先頭では12人の鉄筋工との李卓人HKCTU書記長が100ポンドはある鉄筋
を六本担いで歩いた。さらに40以上の労働組合、労働団体、住民団体、女性団体、学生組
織、学者、保育園の団体などが参加し、国際的な労働運動の関係者も参加した。

鉄筋工たちは、鉄筋工が選出した労働者代表と業界団体とが交渉できるように早急に政府
が動くことを要求した。また、鉄筋工たちは次のように決意を表明した。もし仮に業界団体
が、ストライキに参加している鉄筋工を無視して、すでに鉄筋工たちからの支持を失ってい
る鉄筋工労働組合と何らかの協定を結んだとしても、ストライキに参加している鉄筋工たち
は民主的な方法を通じてその協定を受け入れるかどうかを決定する。もし受け入れられな
い場合は、業界団体がストライキに参加している鉄筋工たちの要求を真摯に受け止め、鉄
筋工たちが選んだ労働者代表と交渉を行うまでストライキは続けられる。

デモに参加した団体からは、今後一週間、各団体がかわるがわる、業界団体である鉄筋商
会と建設商会に要請行動を行い、業界団体は社会的企業責任を果たし、現場の労働者が
景気回復の成果を得ることができるよう要求することを宣言した。

(以上)

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