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12・16国賠判決を迎えるにあたって、「10.24弾圧と国賠裁判闘争の経過」をまとめました。

判決公判へ         
(12月16日(火曜日)午後12時20分 JR関内駅公園口改札前結集  
判決公判 午後1時10分 民事6部503法廷)               
10.24免状等不実記載弾圧を許さない!国賠裁判に勝利する会・事務局

06年

10月24日、午前8時15分頃、神奈川県警察公安三課と小田原署は、免状等不実記載の容疑でAを居住の小田原市宅自転車置き場で通常逮捕し、小田原警察署留置場に逮捕留置した。

同日 午前8時30分頃 Aの居住宅を不当にも家宅捜索。Bの立ち会いのもとに、7時間近くも書類押収、指紋採取などを行った。Bの書棚、箪笥引き出しなども開けるなど過剰捜索を行った。Bに精神的身体的に深い打撃を与えた。

同日 午前9時頃 Aの実家鎌倉宅を不当な家宅捜索。実母・兄の立ち会いのもと、3時間近く、指紋採取、書類押収した。実母の箪笥、洋服箪笥なども開けるなど、過剰捜索を行った。

同日 午前10時頃 越境社(渋谷区初台)への家宅捜索を強行。業務が妨害され、必要もないコンピュータデータのコピー、書類等を押収した。

10月25日、午前 関西新時代社への家宅捜索を強行。コンピュータデータのコピー、書類等が押収された。

10月26日、横浜地検に送検される。地検で救援連絡センターの依頼によって川村理弁護士が接見。
 横浜地裁は、検察の10日の拘留延長申請を不当にも認めた。

10月28日 新時代社が「神奈川県警公安課によるA同志の令状逮捕・不当捜索に抗議する」アピールを出す(「かけはし」06.11.6号掲載)。アジア連帯講座が「共同声明 こんな弾圧は許されない! 神奈川県警によるAさんへの『免状不実記載』令状逮捕と住居・事務所捜索に抗議する」アピールを出す。声明には、11月7日までに274個人 39団体が賛同する。アジ連HP掲載、市民運動関係のメーリングリストなどにも10.24弾圧と抗議が紹介される。共同声明への賛同がよびかけられた。
 「共同声明 こんな弾圧は許されない! アジア連帯講座」の抗議と賛同署名要請ビラ配布を開始。
 
11月1日 横浜地検に中間取り調べのため押送

11月2日 小田原署。午後2時ごろ Aは釈放される。不当に押収した物は、全部返却された

11月13日 「かけはし」(11.13号)で「10.24弾圧 釈放かちとったAさんのアピール」を掲載。

11月17日 週刊金曜日「シリーズ警察の闇 乱発される『免状等不実記載』の恐怖」で10.24弾圧が紹介される。

11月29日 東京新聞朝刊「特報部欄 必要ない?逮捕横行 微罪適用が続発」で10.24弾圧が紹介される。

12月19日、東京弁護士会館で10・24弾圧国家賠償請求裁判に向けた弁護団会議(川村理弁護士、内田雅敏弁護士)が行われる。

 訴状は、横浜地方裁判所民事部に対して神奈川県警察の警察官らの不法行為により、損害を受け、損害賠償請求事件として提訴。

12月25日、10.24被弾圧者A、越境社、関西新時代社は、神奈川県と国を相手取り、国家賠償を求める訴えを横浜地方裁判所民事部に起こす。

12月25日、青年戦線170号で10.24弾圧について、アピール・声明関係記事が掲載される。


07年

1月14日、三里塚反対同盟07年旗開きで「免状等不実記載弾圧を許さない! 国家賠償を求めて横浜地裁に提訴 支援・カンパ要請 アジア連帯講座」のビラを配布。以降、各方面にビラ配布を開始。

1月15日、「かけはし」(1.15)に「免状等不実記載弾圧を許すな 国家賠償を求めて横浜地裁に提訴 裁判闘争に支援を! カンパを! 被弾圧者A」が掲載される。

2月3日、「10.24免状等不実記載弾圧を許さない!国賠裁判に勝利する会」を結成

3月13日、横浜地裁第六民事部で第1回裁判(午前10時半、503法廷、裁判長裁判官・柴田寛之 裁判官・鈴木わかな 裁判官・脇田奈央 裁判所書記官・櫻井博三)

 原告・訴状提出 被告・国・県(代理人7人)の答弁書を地裁提出を確認。県は、後日、補足のための準備書面を5月1日までに提出することを確認。被告反論に対する原告反論の準備に入ることを確認。
 裁判後、会の打ち合わせ。

5月3日 日比谷公会堂・憲法集会で5.19「改憲と治安弾圧」公開講座(講師・内田弁護士 報告・川村弁護士)ビラ1000枚配布

5月11日、原告弁護団会議(東京弁護士会)

5月19日、10.24免状等不実記載弾圧を許さない!国賠裁判に勝利する会とアジア連帯講座の共催(文京シビック) 「改憲と治安弾圧」 講師・内田弁護士 報告・川村弁護士

5月27日、勝利する会事務局会議 5.9弁護団会議報告と国の答弁書に対する反論・準備書面の確認

5月29日、火、第2回公判(午後1時15分、503号法廷 三代川俊一郎裁判長(裁判長変更) 裁判官・鈴木わかな 裁判官・脇田奈央)
 裁判後、会の打ち合わせ。

6月24日、勝利する会ニュース 第3号発行

6月26日、火、弁護団会議

7月24日、火、第3回公判(午後1時15分、503号法廷 三代川俊一郎裁判長 裁判官・惣脇美奈子(立川裁判 東京地裁で無罪判決を出した鈴木わかな裁判官から変更) 裁判官・脇田奈央)
 裁判後、会の打ち合わせ。

8月10日、勝利する会ニュース 第4号発行

9月11日、火、弁護団会議

9月15日、勝利する会ニュース 第5号発行

10月2日、火、午後4時、第4回公判(午後4時、503号法廷 三代川俊一郎裁判長 裁判官・鈴木わかな裁判官(第3回では惣脇美奈子裁判官だったが、再度鈴木裁判官となる)。新人の主任裁判官として、塩田良介裁判官が参加。
 裁判後、会の打ち合わせ。

10月20日、勝利する会ニュース 第6号発行

12月4日、横浜地裁第五民事部(三代川俊一郎裁判長)503号で「10・24免状等不実記載弾圧を許さない!国家賠償請求裁判」の第5回が行われた。
 裁判後、会の打ち合わせ。

12月25日 勝利する会ニュース 第7号発行

08年

2月5日、横浜地裁第6民事部(三代川俊一郎裁判長)503号で「10・24免状等不実記載弾圧を許さない!国家賠償請求裁判」の第6回が行われた。
 裁判後、会の打ち合わせ。

2月18日、月、弁護団会議

3月19日 勝利する会ニュース 第8号発行

5月9日、金、弁護団会議

5月20日、横浜地裁第6民事部(三代川俊一郎裁判長)503号で「10・24免状等不実記載弾圧を許さない!国家賠償請求裁判」の第7回が行われた。原告A、越境社、関西新時代社の本人尋問、県の反対尋問。
 なお三代川俊一郎裁判長 主任裁判官・塩田良介裁判 裁判官・鈴木わかな裁判官から峰俊之裁判官となる。
 裁判後、会の打ち合わせ。

7月2日、水、弁護団会議

7月19日 勝利する会ニュース 第9号発行

8月6日、水、弁護団会議

8月12日、火、横浜地裁第6民事部(三代川俊一郎裁判長)503号で「10・24免状等不実記載弾圧を許さない!国家賠償請求裁判」の第8回が行われた。
 県側証人として10・24弾圧を指揮した佐藤道男(県警本部警備部公 安第三課課長補佐)が出廷。原告は厳しく反対尋問を行った。
 裁判後、会の打ち合わせ。

10月1日 勝利する会ニュース 第10号発行

10月28日、火、横浜地裁第6民事部(三代川俊一郎裁判長)503号で「10・24免状等不実記載弾圧を許さない!国家賠償請求裁判」の第9回が行われ、結審した。
 裁判長は、判決を12月16日、火、午後1時10分、第6民事部(三代川俊一郎裁判長)503号であると言い渡した。
 裁判後、会の打ち合わせ。
 
12月16日 国賠判決公判
・12月16日(火曜日)午後12時20分 JR関内駅公園口改札前結集
・判決公判 午後1時10分 民事6部503法廷
・判決後、打ち合わせ

12月21日 国賠判決後の集い
 川村、内田弁護士から地裁判決評価・解説
・12月21日(日)、午後2時から
・場所 コア・いけぶくろ(豊島区民センター)・第7会議室(5階)

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