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「2010 平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動-植民地支配とヤスクニ」
http://peace-candle.org/



開催日時:8月14日(土) 午後2時~6時30分 (開場:午後1時30分)

開催場所:社会文化会館ホール (地下鉄・永田町駅下車 徒歩7~8分)
地図⇒http://www.syabunkaikan.org/Traffic.html


シンポジウム 『植民地支配とヤスクニ』(午後2時15分~4時15分)
 報告1 「韓国強制併合100年とヤスクニ神社」
   金承台氏(韓国・民族問題研究所研究委員)

 報告2 「日本の台湾支配とヤスクニ」
   莫那能(モ・ナ・ノン)氏(台湾・原住民、詩人)

 報告3 「ヤマトの琉球支配-沖縄戦とヤスクニ」
   石原雅家氏(沖縄国際大学名誉教授)

 報告4 「植民地支配とヤスクニ」
   高橋哲哉氏(東京大学教授)

コンサート&被害者証言 (午後4時30分~6時15分)
・コンサート-権海孝、ソン・ビョンフィ(韓国)、等
・被害者証言-韓国・台湾・沖縄・日本の遺族等

キャンドル・デモ (午後7時~)
・社会文化会館を出発→

●8.14キャンドル行動からの緊急お知らせ
・シンポジウムに台湾からの参加予定であった高金素梅(立法院議員)さんは、大陸・南京での南京虐殺国際シンポジウムへ緊急参加が決まり、来日が出来なくなってしまいました。その代わりに原住民出身で有名な詩人莫那能(モ・ナ・ノン)氏の参加が決まりました。高金素梅さんは連帯メッセージによる参加となります。

・「韓流」の有名な俳優クォンヘヨ氏は個人事情により、来日できず、その代わりにノチャッサ出身で、ノムヒョン追悼集会などをリードしてきたムンジンオ氏が参加します。

これ以外にも一部変更がありますので、新しいプログラムをご参考してください。プログラムの変更案内が遅くなったことお詫びいたします。
 
 

企画に賛同いただくこと。
賛同金:1口1千円 (何口でも結構です。団体については、可能であれば5口以上の賛同をお願いいたします。同封しました振込用紙をご利用ください)
振込先:(郵便振替口座)00140-3-446364
口座名義:ヤスクニキャンドル行動 内田雅敏

参加協力券(1,000円)を購入していただくこと。
8.14企画を準備、成功させるために事務局員、ボランティア・スタッフとしてご協力していた
だくこと(宣伝、コンサート進行、受付、ゲスト・アテンド、会場設営、会計、通訳、記録、等)。

連絡先
(1)住所:新宿区三栄町8 四谷総合法律事務所気付
(2)電話:03-3355-2841  FAX:03-3351-9256
(3)E-mail: peacecandle2006@yahoo.co.jp
(4)ホームページ:www.peace-candle.org



今年、2010年は「韓国強制併合」100年に当たります。日本の朝鮮侵略・植民地化は、江華島事件(1875)に始まり、日清戦争(1894~95)さらに日露戦争(1904~05)を経て、1910年の「韓国併合条約」をもって「完成」しました。その植民地支配は1945年8月まで続き、日本の敗戦により終わりました。しかし、戦後65年を経た今も、日本の植民地支配は清算されていません。日本軍「慰安婦」、労務動員、軍動員被害者等に対する補償の未実施、「在日」差別、そして国交も正常化されないままの日朝関係など、枚挙に暇がありません。

それには幾つもの要因・背景があります。しかし、根本は日本の朝鮮侵略・植民地化への無反省にあります。確かに1995年の「村山談話」、1998年の「日韓パートナーシップ宣言」、2002年の「ピョンヤン宣言」で、日本は植民地支配によって韓国・朝鮮に「多大の損害と苦痛を与えた」ことを反省しました。ところが他方では、靖国神社は朝鮮侵略・植民地化のために戦って死んだ兵士を「英霊」として祀り、侵略戦争はあくまで「自存自衛の戦い」であったという歴史観を維持しています。そして、その靖国神社に小泉元首相は参拝し続け、麻生元首相も「真榊」を奉納しました。

また、韓国・沖縄・日本の遺族が靖国合祀取消訴訟を起こしていますが、大阪、東京地裁・高裁はその切実な要求を退けています。司法もまたヤスクニに囚われていると言わざるを得ません。

日本が植民地支配を清算しきれないオオモトに靖国神社の存在、その歴史観があることは明白です。

昨年8月の総選挙で自民党は大敗、政権の座から滑り落ちました。新しく政権首班に就いた鳩山首相は、「東アジア共同体」構築を掲げ、そのために「過去の歴史を直視する勇気をもっている」と述べています。しかし、政権与党の中には靖国神社公式参拝を繰り返し、ヤスクニと歴史観を共有する議員が少なからず存在します。政権交代が直ちに靖国史観の克服にはつながってはいないのです。

それ故、「韓国強制併合」100年に当たって、植民地主義の清算が問われている日本にとって、ヤスクニ問題の克服は避けて通れない課題となっています。

今年の夏、私たちはこの課題に向き合い、その克服の展望を開いていくために、2006年から続けてきた韓国・台湾・沖縄・日本を結んだ4地域共同行動-「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動」を展開します。そして、8月22日-29日に日韓で開催が予定されている「日韓市民共同宣言大会」へと継承していきます。

つきましては2010年反ヤスクニ行動として実施する下記の企画を成功させていくために、皆さまのご賛同、ご協力をお願い申し上げます。

(共同代表)今村嗣夫、内田雅敏、金城実、東海林勤、菅原龍憲、鈴木伶子、辻子実、徐 勝、新倉修、服部良一、高金素梅、蕭惠美、史亞山、陳政宗、李海学、李錫兌、李熙子

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