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「Anti20 第2号」ができました。ぜひ購読を
〈天皇即位20年奉祝〉に異議あり!え~かげんにせーよ共同行動

参加賛同と購読の申し込み
ブログ http://www.ten-no.net/anti20s/

【Anti20 2号/目次】
・渡辺厚子(北養護学校)「光州・日韓連帯から反『日の丸・君が代』へ」

・川浦進(元受刑者)「獄中で聞いた『天皇恩赦』」

・金準植(フリーター全般労働組合)「底辺労働の歴史と労働者派遣法」

・中川信明(靖国・天皇制問題情報センター事務局)「出そろった行政の『奉祝』事業──共同行動で抗議文を提出しました」

・太田昌国(民族問題研究)「権力にすり寄る心、そこから縁遠く生きる心、そのいずれもが取り込まれて──皇后と、山内昌之・永瀬清子の場合」

・北野誉(反天皇制運動連絡会)「天皇・鉄道・原武史:『鉄道から見える日本』」

・南田寛太(奉祝に異議あり兵庫実行委員会・一会員)「兵庫でも『奉祝異議』の取り組み」

・藤田五郎(山谷労働者福祉会館活動委員会)「『地下大学』で『秋の嵐』の映像上映」

コラム「鳥の目・虫の目」(鵯/竹虫平蔵)
よびかけ団体から(女性と天皇制研究会/反天皇制運動連絡会)
共同行動から(桜井大子)

●紹介 〈天皇即位20年奉祝〉に異議あり!え~かげんにせーよ共同行動

 主に首都圏で活動している様々なグループ・個人が集まり、「式典」当日に向けて横断的に、多彩な行動を積み重ねていくことをめざしています。共同行動のニュースとして『Anti20』を創刊しました。ぜひとも定期購読をお願いします。私たちは、このニュースを、たんなる集会の宣伝や、共同行動のアピールの手段にとどめず、読み応えのある、それ自体が相対的に自律した反「奉祝」のメディアとしていきたいと思っ
ています。

●12月まで毎月月末刊行、A4判16ページ、8号分2000円(送料とも)。一部200円でばら売りもしますが、確実に 入手するため、ぜひぜひ、定期購読を申し込んで下さい。0号からお送りします。

申込先 天皇即位20年奉祝に異議あり! え~かげんにせーよ共同行動
 東京都千代田区三崎町3-1-18 近江ビル 市民のひろば気付
 FAX 03-5275-5989
 Eメール:igiari20@ten-no.net

◆郵便振替口座
00180-7-564826  天皇即位20年奉祝に異議あり!え~かげんにせーよ共同行動


「Anti20 第2号」の購読お願いします。宣伝を兼ねて桜井さんのアピールを転載します。

〈天皇即位20年奉祝〉に異議あり!え~かげんにせーよ共同行動から

次の一手は「ハンテン展」 桜井大子/反天皇制運動連絡会

■「奉祝」が盛り上がらなきゃアンチも盛り上がらない? わけはないのだ

 首相就任にあたっては「御名御璽」にいたく感激し、海外に出ては帰 国後すぐに皇居に報告に上がるという天皇大好きの麻生太郎だが、「即 位20年」奉祝を盛り上げるための取り組みは、いまひとつ進んでいないようだ。

 政府はいま、11月12日の「祝日」化すらも国会にあげることがで きない瀕死の体で、各自治体・省庁に「奉祝」ムードを盛り上げるべく 取り組みをなすよう指示を飛ばすのが精一杯、といったところのよう だ。要するに、奉祝気分を盛り上げるどころではないのだな。麻生政権 下で一一月を迎えられるとは誰も想像できない事態
だし、自民党政権すら危ぶまれる今にあっては熱もこもらないよね。

 そういう向こう側の状況にあっては、反対する側も熱はこもらな い……?

 おそらく全体的な状況に限っていえばそういう側面は否めない。20年前のXデーの頃のように「これって変じゃない?」という事態が各地 で起こっているわけでもないのだ。いま反天皇制で盛り上がるということ自体、反天皇制運動の力量の問題云々はさておき、困難な問題がひし めくいまの社会状況にあって実際のところ難し
い。

 それでも、え~げんにせーよ共同行動は元気に活動を継続している。 11月の声を聞く頃には、嫌でも「奉祝」ムードはつくられる。実態は どうであれ、マスコミは最大限のキャンペーンをはるだろうし、それが はね返って実態を作り出すという逆説も成立しうる。そして私たち固有 の20年は、天皇制下の20年として整理される
またとない機会となる のだ。おおよそ天皇制とはそういうものである。いまは、私たちのこれ までの経験と、そこから引き出せる想像力が必要な時であり、その想像力が、この沈静化しているかに見える天皇賛美キャンペーンへの反撃準 備の糧となるのだ。

■天皇制の暴力はそこにある。マスコミは無視。だから見よう、見せよう。

 天皇制はいま沈静化しているかに見えると書いたばかりだが、実はこ こ数ヶ月の間にも、理不尽で暴力的な天皇制ゆえの問題が頻繁に起こっている。天皇タブーがまた頭をもたげ始めていることを私たちに知らせることとなった、昭和天皇をモチーフとした「大浦」作品検閲問題。総務省が各自治体に通知した「奉祝のための取り組み」の要請。「在日特権を許さない市民の会」などと市民団体を名のる天皇主義者の、排外主義的な目にあまる行動。年々厳しくなる学校への相変わらずの「日の丸・君が代」強制、等々。

 これらは、マスコミが騒がないというだけで、一方でどうでもいいような皇室・芸能情報や、社会不安をあおる「一大事件」、情けない国会情勢が絶え間なく報道されることによって、社会問題とならないまま見過ごされているだけ。マスコミは奉祝キャンペーン同様に、天皇制の問題を押し隠すためにも大いなる力を発揮しているのだ。

 それはこの20年間も、それ以前も、ほぼ例外なく続いてきたことだし、私たち自身が現在作り出している歴史さえも、正確に捉えられないようなしくみになっているのだ。

 私たちはそういったことを、本紙や行動をとおして問題にしていきたいし、その一連の行動のとおして、11月に向け、私たちなりの「反撃」の取り組みを共同で楽しく作り出していきたい。

 共同行動ではいくつかの企画が同時進行している。本紙前号から今号までの報告すべき取り組みは、総務省が各自地体へ「慶祝事業」を要請した件で出した抗議文。別項の報告を読んでくださいませ。それから、 いま少しずつ練り上げ具体化しつつある企画が「ハンテン展」。こいつを最後に少し紹介したい。

■天皇制の20年じゃなくて、私たちの20年を! なのだ

 「ハンテン展」とは、いってしまえば「私たちの20年」展。天皇制の視点からズレてみれば、この20年はどんなものであったのか。政府やメディアが私たちに見せてくれる20年には、とうてい納得できない私たちのそれぞれの20年があり、さまざまな課題がある。「即位20年奉祝」とはふざけた話だ、という20年があるのだ。それらを横断的に見て感じていけるような一日企画を、というわけです。

 具体的には、さまざまな課題と取り組んできている個人・グループに、展示ブースを企画していただくこと。また、同じ空間で表現者によるフォーラムも作り出したい。

 ハンテン展でこの20年を、あるいは20年の結果の現在を、またこの20年に繋がるもう少し前の歴史をどのようなものとして捉え、どう伝えるのか、いろんな形で表現してもらえれば、と思う。

 いままだ練り上げつつある段階だが、本紙がお手元に届く頃には、その練り具合もうま味を増すところに到達しているはず。そうであってほしい。みなさまの参加・協力をお願いします。また、進行中の別企画がすぐにもドカンと出てくるかもしれない。

 ご注目を!
 

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