アジア連帯講座のBLOGです
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
11月23日(月)池袋の豊島生活産業プラザにおいて、オバマはアフガンから手を引け!鳩山は「戦争協力」するな!11・23集会&デモが39名の参加で行われた。主催は有事立法・治安弾圧を許すな!北部集会実行委員会。
二時から行われた集会では「悩める自衛官ー自殺者急増の内幕」「自衛隊員が死んでいくー”自殺事故”多発地帯からの報告」などの著書があるジャーナリストの三宅勝久さんが「自衛隊と自衛隊員は今どうなっているか」と題して講演、練馬駐屯地の十九歳の隊員が脱走してタクシー運転手を殺害した事件などの事件や、自殺、いじめなど自衛隊内部で進行している「今」の問題を明らかにしていった。
また、旧陸軍の将校団体であった「偕行社」(戦後GHQによって解体されるも1957年に厚生省の所轄で復活、靖国の参拝等を行って来た)が07年に「陸上自衛隊の殉職隊員の慰霊等」を行うと言う名目で防衛省がその所轄に加わると陸上自衛隊OBの勧誘を開始、現在八百人以上の自衛隊OBが会員になっている。さらにこの偕行社の会長が「ヒゲの隊長」こと佐藤正久自民党参議院議員の後援会「佐藤正久を支える会」の会長となっている。そして〇七年参院選前に統合幕僚長の栃木良一が陸自全部隊に対して偕行社への支援を指示した。
つまり、旧陸軍と陸自のOB団体である偕行社が佐藤の選挙を支援し、それを陸上自衛隊が支えると言う連係プレーを行ったということだ。さらに佐藤の著書『イラク自衛隊「せんとう」記』を防衛省全体で4480冊購入しているという。
二時から行われた集会では「悩める自衛官ー自殺者急増の内幕」「自衛隊員が死んでいくー”自殺事故”多発地帯からの報告」などの著書があるジャーナリストの三宅勝久さんが「自衛隊と自衛隊員は今どうなっているか」と題して講演、練馬駐屯地の十九歳の隊員が脱走してタクシー運転手を殺害した事件などの事件や、自殺、いじめなど自衛隊内部で進行している「今」の問題を明らかにしていった。
また、旧陸軍の将校団体であった「偕行社」(戦後GHQによって解体されるも1957年に厚生省の所轄で復活、靖国の参拝等を行って来た)が07年に「陸上自衛隊の殉職隊員の慰霊等」を行うと言う名目で防衛省がその所轄に加わると陸上自衛隊OBの勧誘を開始、現在八百人以上の自衛隊OBが会員になっている。さらにこの偕行社の会長が「ヒゲの隊長」こと佐藤正久自民党参議院議員の後援会「佐藤正久を支える会」の会長となっている。そして〇七年参院選前に統合幕僚長の栃木良一が陸自全部隊に対して偕行社への支援を指示した。
つまり、旧陸軍と陸自のOB団体である偕行社が佐藤の選挙を支援し、それを陸上自衛隊が支えると言う連係プレーを行ったということだ。さらに佐藤の著書『イラク自衛隊「せんとう」記』を防衛省全体で4480冊購入しているという。
そして現職の自衛隊幹部が佐藤の資金管理団体である佐藤正久を支える会に政治献金を行っており、その中には当時航空幕僚長であった田茂神俊雄も含まれる。
この間の田茂神の発言も含め自衛隊制服組の政治ヘの介入が強められていると三宅さんは指摘した。
続いて、戦争に協力しない!させない!練馬アクションの池田五津さんが「日米安保新再定義と私たちの闘いの方針」と題して提起を行った。
池田さんはオバマと鳩山民主党に過度に期待する考え方に疑問を投げかけ、オバマ政権の世界戦略=「マルチパートナーシップによるスマートパワー」とはブッシュのように単独で攻撃するのではなく同盟国やロシア、中国、あるいは様々なNGOまでも含んだ形で国連なども利用しながらテロや核拡散を「犯罪」と位置づけ、アメリカ主導の国際秩序を実現していくものであり、民主党の掲げる「アフガン民生支援」もスマートパワーにむしろ合致したものであり、国連常任理事国入りを目指したPKO派兵の拡大や集団的自衛権の規制緩和などの動きにも注意を喚起した。
さらに来年は三自衛隊持ち回りとなった観閲式が、朝霞基地で行われることになっており、鳩山首相が閲兵する事になるかもしれない、参院選後の政権再編などもにらみつつ、反対の闘いを組織していこうと提起した。
続いて連帯発言として沖縄一坪反戦地主会関東ブロックの仲間が二万人を結集した県民大会を報告しながら重大な局面を迎えた現地での闘いを東京でも支える具体的な動きを作っていこうと訴えた。
次にパトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会から連帯発言が行われ、07年11月に抗議する八十人の市民を排除して習志野基地へPAC3が配備されて以降の闘いを振り返り、さらに現在進行中の二十一トンもの大型の弾薬庫の建設計画の反対闘争も行っていることが報告された。これはテロ・有事対応のための先遣部隊「中央即応集団」が二千二百名習志野基地に駐屯しており、この部隊のためのもの。
若干の質疑と会場からの発言の後、池袋の町へデモに出発、「オバマはアフガンから手を引け!」「鳩山は戦争協力するな!」「自衛隊はソマリアから撤退せよ!」「自衛隊の再編強化反対!」の声を響かせた。
(板)
この間の田茂神の発言も含め自衛隊制服組の政治ヘの介入が強められていると三宅さんは指摘した。
続いて、戦争に協力しない!させない!練馬アクションの池田五津さんが「日米安保新再定義と私たちの闘いの方針」と題して提起を行った。
池田さんはオバマと鳩山民主党に過度に期待する考え方に疑問を投げかけ、オバマ政権の世界戦略=「マルチパートナーシップによるスマートパワー」とはブッシュのように単独で攻撃するのではなく同盟国やロシア、中国、あるいは様々なNGOまでも含んだ形で国連なども利用しながらテロや核拡散を「犯罪」と位置づけ、アメリカ主導の国際秩序を実現していくものであり、民主党の掲げる「アフガン民生支援」もスマートパワーにむしろ合致したものであり、国連常任理事国入りを目指したPKO派兵の拡大や集団的自衛権の規制緩和などの動きにも注意を喚起した。
さらに来年は三自衛隊持ち回りとなった観閲式が、朝霞基地で行われることになっており、鳩山首相が閲兵する事になるかもしれない、参院選後の政権再編などもにらみつつ、反対の闘いを組織していこうと提起した。
続いて連帯発言として沖縄一坪反戦地主会関東ブロックの仲間が二万人を結集した県民大会を報告しながら重大な局面を迎えた現地での闘いを東京でも支える具体的な動きを作っていこうと訴えた。
次にパトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会から連帯発言が行われ、07年11月に抗議する八十人の市民を排除して習志野基地へPAC3が配備されて以降の闘いを振り返り、さらに現在進行中の二十一トンもの大型の弾薬庫の建設計画の反対闘争も行っていることが報告された。これはテロ・有事対応のための先遣部隊「中央即応集団」が二千二百名習志野基地に駐屯しており、この部隊のためのもの。
若干の質疑と会場からの発言の後、池袋の町へデモに出発、「オバマはアフガンから手を引け!」「鳩山は戦争協力するな!」「自衛隊はソマリアから撤退せよ!」「自衛隊の再編強化反対!」の声を響かせた。
(板)
PR