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 8月10日にTBSで放送された集団的自衛権に関する報道において、2004年の第一陣の陸上自衛隊イラク派兵部隊の先遣隊長だった佐藤正久(「ヒゲの隊長」などとマスコミがもてはやしている人物。現参院議員)が、とんでもない意思を持ってイラクでの任務に就いていたことを自らあかした。

ニュース映像(TBS)


佐藤はインタビューに答えて「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」、(もしオランダ軍が攻撃を受ければ)「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれるという状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだった」、「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」と語った。 

まさに戦前の軍の暴走をほうふつとさせ、また、満州事変の引き金となった柳条湖の南満州鉄道線路爆破や中国への全面侵略の引き金を引いた盧溝橋事件の日本軍の策謀そのままの発想であり、憲法はおろか自衛隊法に定められたシビリアンコントロールすら踏みにじる暴挙がイラクで行われようとしていたことを当時の現場責任者自らがあかしたのである。下部自衛官の生命の危険もいとわずに憲法も法も踏みにじり、ブッシュが開始した資源略奪目的の泥沼の侵略戦争に具体的な戦闘行為で文字通り参戦しようとしていたのである。しかも、佐藤は「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろう」などと平然と語る「確信犯」であり、言わば「現場の独断専行によるなし崩し改憲」を意図していたのである。

この「戦争犯罪未遂」を絶対に看過することはできない。 佐藤のこの発想が、政府・防衛庁(当時)筋の意を汲んだものなのか、あるいは佐藤の独断によるものなのか、野党は佐藤を国会での証人喚問への召致を要求して、彼の望みどおり日本の憲法と法に基づいて追及しなければならない。また、佐藤の独断であるならば、このようなシビリアン・コントロールを踏みにじる人物を先遣隊長に任命し、世論の多数の反対を押し切ってイラク派兵を強行した前小泉政権の責任も追及されなければならないだろう。そして、安倍首相は、丸川や義家といった政治的にまったく無内容な連中とともに、こんな危険な人物を参院選に擁立したということもあきらかになったのである。

現在、自衛隊は「後方支援」の名目で、アフガン占領のためにインド洋に、そしてイラクに駐留しているが、海外派兵部隊がいつ戦闘行為にはせ参じることになってもおかしくないことが、具体的にあきらかになった。しかも、自衛隊の存在理由とされている「日本の自衛」とはまったく関係のないブッシュ政権の中東侵略戦争の同盟軍としての派兵である。日本が再び「海外で殺し、殺される国家」となる前に、全海外派兵部隊を撤退させなければならない。秋のテロ特措法延長を阻止する巨大な行動をともにつくり出そう! 

 野党は「戦争犯罪未遂犯」佐藤を証人喚問召致せよ!佐藤は議員を辞職せよ!
 「集団的自衛権」による「なし崩し改憲」を許すな!小泉・安倍の責任を追及しよう!
 テロ特措法延長阻止!インド洋・イラク派兵部隊を撤退させよう! (F)

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