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3月19日夕刻から、都立青山公園で京品ホテル争議解決をめざし、闘争150日集会と六本木ヒルズ包囲デモが行われた。デモに入る前の集会では、いつものように東京ユニオン・島崎書記長が司会を務め、現在京品支部の組合員を「勝利に向かって前進しています」と報告し、今日の闘いを「争議の最大の障害となっているリーマンに、争議解決を迫る闘い」であると告げた。

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全国ユニオンの鴨会長は、「1・25強制執行では本当に悔しい思いをしたが、理不尽なものは理不尽であると言い続けなければならない。六本木ヒルズはサンライズ(サンライズファイナンス。リーマン・ブラザーズの子会社)のみならず、悪質な企業がたくさんはいった悪の巣窟です。六本木ヒルズをみんなで包囲していこう!」と呼びかけた。

連合・非正規労働センターの龍井総合局長は「150日間を一歩も退かずに闘っている京品支部の皆さんに心から敬意を表すとともに、エールを送ります」と激励。今日の失業問題を「グローバル恐慌であり、投棄や金融資本主義が、まじめに働く者を翻弄させた。経済・社会の在り方を根本から変えていくため、怒りの声を上げていこう!京品ホテル闘争の意義はそこにある。歯をくいしばって、経営責任を問うていこう!」とアピール。

1・25強制執行前夜に京品ホテルに宿泊していた社民党・福島党首は、京品ホテル闘争を支援してきた立場から「希望を一緒に作ってきた。今日のデモも頑張るぞ!」と一声を上げた。春闘に対して経営側が「賃上げもしない。雇用も守らない。その一方で株式配当は16兆円も上っている」と厳しく糾弾。そして先日「名ばかり管理職」のマクドナルド訴訟で全面和解をもぎ取った高野さんの闘いに触れて、「人間らしく生きられる社会を求め」て、「派遣法抜本改正を目指す」と決意を示した。

続いてこの闘いを法律面でサポートしてきた五十嵐弁護士は「強制執行で闘いの現場を失くしたことが気がかり」であったことを告白したものの、組合員の「活力を感じることができた。京品の闘いだけが孤立しているわけではない。全力を尽くして、必ずやよい解決を勝ち取る」と組合員を元気づけた。

また支援労組からの発言が続き、港区職労の小沢委員長から、東京ユニオンの渡辺委員長を招いた学習会のエピソードを紹介した。「京品実業の渡辺社長が、従業員解雇の条件として退職金割増しを提示したという。しかし、131人の従業員に対して総額2000万円しか出さないと言ったことを聞いて、たいへん驚いた。一方では何十億という金のやり取りを行っているというのに、この落差は何なのか」。同じ地域であることから「港区の仲間として、今後も支援していく」としたうえで、「強制執行で、あれだけ多くの人たちがスクラムを組んだ。額に汗して働く、何千万、何十億の人たちと共に闘っていこう!」と檄を飛ばした。続いてJR総連、全水道の仲間達からも、支援のアピールが行われた。

当日、居酒屋「いの字」のお客さん(女性)の飛び入り参加があった。今日の集会に参加するため、愛媛県から夜行バスで来られて、デモが終わったらまた夜行バスで帰られるということで、連合の情宣バスの上に招かれた。「京品ホテルのファンだった者です。みなさん元気に頑張ってください!」と短く発言したが、京品ホテルの闘いが広く支持されていることが証明された。

そして渡辺委員長からは、今日の闘いの主旨が説明された。公園の南東方向に、林を突き抜けるようにそびえ立っている六本木ヒルズを指差し、「京品ホテル債権者のリーマン本体も民事再生法の手続きにあって倒産状態にある。1・25から2か月もたつが、強制執行が何の役にも立たなかった。私たちをホテルから追い出して、ホテルを売ろうにも売買契約が破たんしている」と、強制執行のナンセンスさを指摘。「債権者が動かなければ、紛争がドロ沼化していくと訴えてきた。そしてその通りになった。今日の集会はこの問題を社会的に訴えて、リーマンに解決を迫る重要な集会だ」と訴えた。そして争議が解決の方向に少しずつ動いていることを明かして、組合員は強制執行について「十分闘って満足しており、悪くなかった」という気持ちでいることを紹介した。さらに自戒をこめて「雇用を失うことは(逆にいえば)労働者の力の無さであり、恥ずかしいことだ。雇用を奪い返す!」と決意を述べた。

東京ユニオン京品支部の金本支部長が、強制執行以降も「力と勇気を与えてくれた」支援に感謝し、「今日のデモが、近い将来京品ホテルに明かりが灯ることになることを信じて闘う。この闘いは勝利に向かった負けることのない闘いです!」と闘いへの信念を示した。

最後に、京品支部の支部員から「リーマンブラザーズグループに京品ホテル争議解決を求める決議」が読み上げられて、参加者全員の拍手で決議、約700人のデモが公園を出発した。強風だが春の柔らかさを感じさせる風が、組合旗をたなびかせる。我々を見下ろすように立ちふさがる六本木ヒルズ前では、ハゲタカファンド・リーマンブラザーズに向けて「リーマンは争議を解決しろ!

我々は闘争に勝利するぞ!」と力強いシュプレヒコールを行い、集会とデモを貫徹した。

(かめ)

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» 『そして犬どもは黙っていた』――京浜ホテルの闘士たちへ――
三十数年前の、あの鉄工所、あれは、幻だったのか。 鉄さびの構内のそこここを、三本線も二本線も、ヘルメットの色ちがいも、それぞれが、それぞれを、誰よりも貴重なひとりひとりと認め、技量と肉体のありったけを持ち寄り、うなずきあって過ごした、奇跡のような日々は? ど
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