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【2011/03/26】 アジア連帯講座
~資本主義では生きられないョ!全員集合~
『資本論』から読み解く危機と失業
青年に襲いかかる失業を跳ね返えそう!
▲「資本主義は機能していない もう一つの世界は可能だ」
日 時 3月26日(土)
午後6時30分
場 所 コア・いけぶくろ(豊島区民センター)3C会議室
交 通 「池袋」駅東口 徒歩約5分
地 図 http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/
資料代 500円
講 師 森田成也さん(大学非常勤講師)参考テキスト『資本論』
コメント 遠藤一郎さん(全国一般全国協議会副委員長)
「100年に一度」と言われる今回の金融・経済危機は一向に回復の兆しを見せません。危機を引き起こした張本人であるにもかかわらず「大きすぎてつぶせない」メガバンク、人々の必要性ではなく利潤の必要性だけで生産する自動車産業、飢餓や不作にあえぐ第三世界の庶民を傍目に大量生産・大量投棄によって成り立つ食糧ビジネス・・・・・・。気候変動という地球環境全体の危機を引き起こすまで生きながらえた資本主義システムは、今回の金融危機によって世界中で数千万人のひとびとの職を奪いながら、大企業・富裕層への優遇政策を通じて自らの延命を図っています。
■資本主義のツケを押しつけるな!
そうした資本主義延命策のツケは、自らの労働力を切り売りすることでしか生活の糧を得ることのできない労働者やグローバルマネーと多国籍資本の犠牲となってきた農漁民など、普通の人々に押し付けられています。とりわけ新卒をはじめとする青年たちの「就職戦線」はこれまでにない厳しさに直面しています。2010年度末の大学生の内定率は68.8%と過去最低。高校生では70.6%とやや高めでしたが、女性だけに限ってみると63.7%と極めて厳しい水準です。2010年の完全失業率は5.1%(史上三番目)、15~24歳の若年層では前年比0.3ポイント上昇し9.4%に達しました。これは04年の10.1%に続く高水準です。資本が最も必要とする青年労働者の状況がこのような悲惨な状況にあるということは、これまでも厳しい労働条件に置かれてきた女性や外国人労働者の状況はさらに厳しくなっているということです。
■資本主義では生きられない!
資本主義が発展すればするほど、労働者を取り巻く状況は厳しくなっています。資本が労働者を搾取するカラクリを解き明かした『資本論』をひも解きながら、失業と恐慌を引き起こす資本主義システムを理解するとともに、厳しい雇用状況のなかでたたかう労働運動からの報告を受けていく予定です。
「資本主義では生きられないョ!」の声を日本社会に響かせよう。
アジア連帯講座
東京都渋谷区初台1-50-4-103 新時代社 気付
TEL:03-3372-9401 FAX03-3372-9402
ブログ「虹とモンスーン」
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