[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
G8サミットとはなんだったのか 課題と今後
G8サミット対抗アクション札幌行動報告会
日時 8月3日(日)午後1時15分~
場所 池袋・豊島区民センター3F 和室(JR池袋駅下車 http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/)
内容
反G8札幌行動フォト報告
「G8サミットとはなんだったのか 課題と今後」 問題提起 国富建治(新時代社)
「キャンプ・洞爺湖現地行動・サウンドカー弾圧の報告」 栗原康(ATTAC Japan)
G8を問う連絡会の分科会・集会・デモ・交流会などに参加した仲間たちから報告
「大国による世界支配の饗宴」G8洞爺湖サミットが閉幕しました。
福田政権が、支持率の浮揚を賭けて取り組んだサミットは、民衆の物価高・原油価格高騰への不満に対して、まったく応えることなく、サミット後の世論調査では「サミット議長としての福田首相の役割を評価しない」が51%に達し、評価するの30%を大きく上回りました。
また、「サミット最大の議題」とされた地球温暖化への対策も、具体的な中期的CO2削減目標も打ち出せず、昨年のハイリゲンダム・サミットからなんらの進展もないまま、ただ「原子力の積極活用」だけが謳われるという、欺まん的な声明を発したのみでした。
一方で、「アフガニスタン復興」の積極支援が語られ、「占領ビジネス」へのさらなる投資と次期国会で新たな自衛隊のアフガン派兵の実現が狙われているなど、あらためて「サミット=戦争会議」の側面をあらわにしたものとなりました。
今回の一連のサミット対抗運動は、欧米諸国のものと比較すれば規模は小さいとは言え、日本各地で行なわれた、開発、アフリカ「支援」、環境、労働、エネルギー(原子力)などをテーマにしたG8閣僚級会議への対抗アクションを成功させました。そして、サミット開催時の札幌行動では労組や農民団体、エコロジー、反貧困-反資本主義などの多様なグループが、それぞれの主張を掲げて行動するなど、8年前の沖縄サミット時の対抗行動と比較すれば、豊かな多様性を持った行動して作られ、ようやく日本にも「大国と企業論理のグローバリズム」への抵抗運動が定着したといえるでしょう。
この到達点から、さらに運動を広げ"世界を民衆の手に取り戻す"ための課題とは何か、G8サミット反対の闘いの報告と総括から今後の課題について語る場として、8月3日のアジア連帯講座の集まりを作っていきたいと考えています。
ぜひ、多くの人々が多様な問題意識を持ち寄ってご参集ください。