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「平和の灯を!ヤスクニの闇へ」東アジア反靖国キャンドル共同行動
http://peace-candle.org/

        事務局長 内田雅敏(弁護士)

 (1)開催日時:8月10日(日) 午後1時30分~8時30分 (開場:午後1時)
 (2)開催場所:日本教育会館ホール(地下鉄神保町・九段下駅下車 徒歩5分)
 (3)企画内容

 第1部:鼎談-若者が戦争とナショナリズムに駆り立てられる現実と、それに正当性・大義を付与する「ヤスクニ」の本質をあばき、未来を開く回路を探っていきます。

 第2部:戦争・植民地支配被害者の証言-強制された死が「聖化」され、償われるべき死者が「英霊」となる、そのような“逆転”と目くらましのシステム=ヤスクニを遺族が告発します。

 第3部:平和コンサート-韓国(アン・チファン、ソン・ビョンヒ)、日本、沖縄のミュージシャンのコラボレーション。(*コンサートの後、ピースキャンドルマーチ)

 第4部:ピースキャンドルマーチ

 


「2008 平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動-ヤスクニ・戦争・貧困」
への賛同・協力について(お願い)

 反ヤスクニ行動へのご支援に感謝申し上げます。

 2006年夏、韓国・台湾・沖縄・日本(ヤマト)を結んだ反ヤスクニ4地域共同行動の「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動」は、のべ4000人の参加を得て、東アジアに大きな衝撃を与えました。私たちは、そこで全ての合祀者遺族の信仰の自由と自己決定権に基づき、合祀を拒否する日本人遺族のみならず、5万名にのぼる台湾、韓国の祖霊をヤスクニから解放することを強く求め、また、戦争を賛美し、「お国のために」人間を轢き砕いてやまないヤスクニの大東亜史観に反対を唱えました。続いて、日本軍国主義の芽を温存・利用してきた、共犯者、アメリカに対し、キャンドル行動は07年11月のニューヨーク行動では、平和・人権・普遍性を掲げその責任を問いました。

 靖国神社をめぐる状況も06年とは様変わりの様相を呈しているかのように見えます。今年の8月、福田首相が靖国に参拝することはありえなさそうです。しかし、日本は依然としてイラク、アフガンに派兵を継続し、自衛隊派兵恒久法制定が日程に上りつつあります。権力側にとって、靖国ははずせないテーマであり続けています。それに加えて、今回のアキバの通り魔殺人事件で噴出したように、日本では快楽のファシズムの地底にマグマのように煮えたぎる生活の困窮と不安がつのっています。そして、「一番怖いものは借金、失業」「職場は『蟹工船』そのもの」―こんな言葉が若い人たちの口からこぼれてくるのが、今日のアメリカ、日本の現実なのです。グローバリゼーション、「改革」という美名に飾られた新自由主義の下で貧困が広がり、多くの人びとが希望を失い、閉塞状況に追い込まれています。そのような中で、どす黒いナショナリズムと排外主義から咲き出た毒キノコのようにヤスクニが頭をもたげています。

 今年の夏、「08年 平和の灯を ヤスクニの闇へ!東アジア反ヤスクニ共同行動-ヤスクニ・戦争・貧困」を企画し、再び東アジアの友人たちと共に東京に結集し、芸術と文化と対話で、平和のキャンドルをかざしヤスクニの闇と東アジアの未来を照らします。

 日本と東アジアの平和な未来を開く、過去の戦争責任の追及、戦後処理-被害補償、東アジア地域との和解が未完のままに、いつの間にか歴史修正主義が台頭し、ナショナリズムがそれを追いかけるという状況です。これにどう立ち向うのか? 靖国の深い闇にどう灯を当てていくのか? よりよく生きたい、未来を掴みたいという当然の願いを叶える回路が「反テロ戦争」「自由と民主主義のための戦い」「愛国」等へと回収されていく若者たちの現実をどのようにして共同の力で変革していくのか?

 私たちに問われている課題は重く、厳しいものです。しかし、東京で、ソウルで、台北で、沖縄で、無数のキャンドルで抑圧と支配の暗闇を照らし出し、ヤスクニ、戦争、貧困に反対して、手を取り合って未来に向かって前進するときです。つきましてはこの企画を成功させるために、下記のことにつきましてご協力、ご支援をいただきますようお願いいたします。

 「平和の灯を!ヤスクニの闇へ」東アジア反靖国キャンドル共同行動実行委員会

[共同代表] 今村嗣夫、西野瑠美子、村井吉敬、内田雅俊、東海林勤、李仁夏、徐勝、新倉修、李海学、李碩兌、李熙子、針生一郎

サブ企画・美術展「アートで表現するYASUKUNI」

(1)開催日時:8月4日(月)-11日(月)午前10時00分~午後6時(最終日午後4時まで)
(2)開催場所:日本教育会館1F 一ツ橋画廊
(3)企画内容:「『靖国』の闇に分け入って」―韓国・台湾・沖縄・日本のアーティスト9名がヤスクニの闇を照らし表現する初めての試みです。会期中、出品作家とのトークあり。(自主企画の参加歓迎)

お願いしたいこと

(1)8.10企画に賛同いただくこと。
   賛同金:1口1千円 (何口でも結構です。団体については、可能であれば5口以上の賛同をお願いいたします)
   振込先:(郵便振替口座)00140-3-446364
        口座名義:ヤスクニキャンドル行動 内田雅敏

(2)賛同協力券(1,000円)を購入いただくこと。

(3)8.10企画準備のために事務局に参加していただくこと。

(4)8.10企画成功のために宣伝、呼びかけをしていただくこと。

4 連絡先

(1)E-mail: peacecandle2006@yahoo.co.jp
(2)ホームページ:www.peace-candle.org
(3)電話・FAX:042-376-8528

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