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東峰住民と連帯し、一坪共有地堅持、2010年3月の成田空港B滑走路供用に反対していこう!

 空港会社は、2月11日、配達記録付きで二回目の一坪共有地売却強要手紙を全国にばら撒いた。手紙において森中は、「(前回の手紙によって)おかげさまで、本年一月末までに百名を越える多数の皆様から弊社へ持分売却の申し出を頂くことが出来ました」などと強がっている。しかし売却拒否56人、無回答925人の結果をなぜ明記しないのだ。森中よ、どういうことが突きつけられているのか、説明してみろ。空港会社にとって不都合な現実を無視しなければならいほどに苦しい態度を表面化せざるをえないのである。

は

一坪共有地の上に立つ木の根ペンション

 さらに「今回多くの皆様のご協力を得られたことに勇気づけられ、再度お手紙を差し上げる次第となりました」、「成田国際空港が、我が国の表玄関として更なる機能充実を図ることに、改めてご理解とご協力を賜りたく、お願いする次第でございます」などと居直り、どう喝を繰り返すだけだ。反対同盟と支援は、09旗開きと加瀬勉さん報告会(木の根ペンション)で空港会社の一坪共有地売却の意図を暴き出し、日本階級闘争の拠点として共有地を守り抜く決意を打ち固めている。つまり、一坪共有地売却強要は、売却拒否56人、無回答925人によって頓挫せざるをえないのである。

 森中よ。現実を直視せよ。三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人 柳川秀夫)大地共有委員会ニュースレターをどのように熟読し、学習したのか。二回も売却強要手紙をばら撒なければならいほど成田空港会社は追い詰められているのだ。


 空港会社は、すでに2010年3月の成田空港B滑走路供用の強行に向けて、離着陸容量を現在の年間20万回から30万回に大幅に引きあげる計画を明らかにしている。計画は、B滑走路からの離陸コースを東側に15度旋回させてA滑走路のコースから離せば可能だというのだ。ところが離陸コースが東側に広がることで東峰地区および既存のコース下の騒音・環境破壊地帯に加えて成田市北部、多古町、芝山町東部など新たな空港公害被害地域を作り出してしまう。利益至上主義のみを優先した欠陥計画に住民の不安と抗議が高まっており、各自治体、地域ボスたちは「説得」工作で「多忙」だ。

 結局、空港会社はアジア国際空港競争からの遅れを取り戻すために過密運航による安全・環境・人権を犠牲にすることによって生き延びようとしている。悪あがきの姿を社会的に公然化させているのだ。羽田空港の国際化もふくめた「航空ビッグバン」時代に向けた暴走を許さない。東峰住民追い出し攻撃をやめろ!一坪共有地堅持、2010年3月の成田空港B滑走路供用に反対していこう!

(Y)

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