アジア連帯講座のBLOGです
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デンマークのコペンハーゲンで開催されているCOP15(国連気候変動枠組み条約締約国会議)開催中の12月12日、コペンハーゲンでは環境運動、グローバル・ジャスティス運動の活動家などが世界中から十万人近く結集した。この日、行われたデモには「システム・チェンジ」を訴え、気候変動をもたらす「北」の先進資本主義国中心のあり方そのものの変革を呼びかける「クライメート・ジャスティス・ネットワーク」などの社会運動団体もその先頭に立った。警察はこのデモに襲いかかり、ロイターの報道によれば千人以上が逮捕された。
この日、日本でも各地で世界同時アクションの一環としてさまざまな行動が行われた。東京ではメイク・ザ・ルール・キャンペーンが主催して「温暖化をとめるCOP15の成功を Make the RULE グローバル・アクションが行われた。代々木公園けやき並木通りには、この日、人力「エコタクシー」を先頭に三多摩各地をまわってキャンペーンした「三多摩アクション」の仲間など三百人が集まった。パレードは白クマ君を先頭に、ハチ公前広場を通って渋谷を半周した。「クライメート・ジャスティス・ネットワーク」に参加するATTACジャパンの仲間は、「社会を変えて温暖化を止めよう」の横断幕を掲げて参加し、「気候変動:北の先進国には歴史的責任がある」というクライメート・ジャスティス・ナウの声明を掲載したチラシを配布した。
COP15に参加した小沢環境相など日本政府代表は、米国・中国などの削減責任が明記されないかぎり1990年比25%減という鳩山首相の中期目標にとらわれない、という「条件付き」の立場に後退している。こうした日本の態度については潘基文国連事務総長も批判している。
「北」の資本主義諸国が「南」の途上国に負っている「環境債務」をはっきりさせることが必要である。この訴えは、環境を破壊し、貧困と暴力・戦争を作り出すグローバル資本主義の「システム・チェンジ」を意味するのである。(K)
この日、日本でも各地で世界同時アクションの一環としてさまざまな行動が行われた。東京ではメイク・ザ・ルール・キャンペーンが主催して「温暖化をとめるCOP15の成功を Make the RULE グローバル・アクションが行われた。代々木公園けやき並木通りには、この日、人力「エコタクシー」を先頭に三多摩各地をまわってキャンペーンした「三多摩アクション」の仲間など三百人が集まった。パレードは白クマ君を先頭に、ハチ公前広場を通って渋谷を半周した。「クライメート・ジャスティス・ネットワーク」に参加するATTACジャパンの仲間は、「社会を変えて温暖化を止めよう」の横断幕を掲げて参加し、「気候変動:北の先進国には歴史的責任がある」というクライメート・ジャスティス・ナウの声明を掲載したチラシを配布した。
COP15に参加した小沢環境相など日本政府代表は、米国・中国などの削減責任が明記されないかぎり1990年比25%減という鳩山首相の中期目標にとらわれない、という「条件付き」の立場に後退している。こうした日本の態度については潘基文国連事務総長も批判している。
「北」の資本主義諸国が「南」の途上国に負っている「環境債務」をはっきりさせることが必要である。この訴えは、環境を破壊し、貧困と暴力・戦争を作り出すグローバル資本主義の「システム・チェンジ」を意味するのである。(K)
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