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2月28日、ソウル都心で労働者、学生、市民3万人が結集して、「李明博殺人政権糾弾」の闘いを戦闘警察の暴力的鎮圧作戦を跳ね返して貫徹された。

ソウル市庁舎前を三万人で埋め尽くした
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さる1月20日、ソウル市龍山地区での「都市再開発」に反対して雑居ビルに立て篭もった市民たちに対して、李明博政権は戦闘警察の他に対テロ特殊部隊を投入、この過剰鎮圧の結果、屋上のプレハブ小屋が炎上して市民5人と警察側1人が焼死するという大惨事が起きた。

この惨事の真相究明を求める声に対して、李政権は早々に全責任を市民に帰する声明を発表、これに抗議する声は日に日に高まっている。李政権発足1年となる2月25日には、韓国各地で龍山犠牲者を追慕するキャンドル集会とデモが開催されたが、これらの抗議に対しても、李政権は戦闘警察を投入して、暴力的に市民を殴打し、追い散らす仕打ちを続けている。

2.28第6次汎国民追慕大会

そして、28日にソウル都心で「第6次汎国民追慕大会」が開催された。

まず、民主労総の金属労組や言論労組などがソウル市内6ヶ所で集会を開催、15時半からの「龍山惨事殺人政権糾弾、MB(ミョンバク)悪法阻止、経済破綻の責任を転嫁する李明博政権審判全国労動者大会」に全体が合流、約1万人の労働者が結集した。この大会では「龍山虐殺糾弾」の他に、ゼネコンのための時代遅れの大プロジェクトである「大運河構想」反対、「金融危機」を口実とした「構造調整」という名の労働者切り捨てと賃金カット反対、民営化推進反対なども掲げられている。


大会後、労働者たちは、 「龍山惨事早期解決とMB悪法阻止のための汎国民追慕大会」に合流、すでに南大門と西小門 、西大門など都心に結集した市民・学生たちとともに約3万人の結集で、ソウル市庁舎前で大会を開催した。

この大会に対しても、戦闘警察は突如襲撃を開始、労働者・市民たちは素手で立ち向かいながら、市庁舎→明洞→鐘路→龍山→鍾樓へと実力でデモ行進して、「李殺人政権糾弾」「真相究明を」の声を響き渡らせた。また、夜23時頃に火災・虐殺の起こったビルの前で献花しようとした500人の市民に対して、戦闘警察は通行を妨害、市民たちは李政権の非人道的なやり方に抗議して投石も起こった。

李殺人政権糾弾の闘いは、労働者・市民の生存権の闘いと結びついて、さらに広がる様相だ。また、李政権は就任以来この1年、常に30%前後の支持率しか獲得できていない。これは、昨年のキャンドル闘争や労働者の生存権をかけた闘いの大きな成果だ。

(F)

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