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2日のロストックでの反G8現地大集会以降も多種多様な形態で、G8に対する抗議行動は続いた。 6日には、フェンスで覆われたハイリゲンダムのサミット会場を一万人で包囲し、サミットのスタッフや車両が出入りする道路や鉄路数箇所を座り込みで封鎖するという非暴力直接行動が大衆的に展開された。


G8会場封鎖行動




ドイツZDFのニュース報道

この行動によって、一部首脳は陸路からの会場入りを断念して、ヘリによって会場に入ったという。現地からの報告によると、この行動は世論の大きな支持を得たという。

一方で、労組や環境NGOなどが「反軍事化」「新自由主義への対抗」「世界のエコロジー化」などについて、討議する「オルタナティヴ・サミット」も開催された。



ATTAC Deutschland(アタック・ドイツ)は、直接行動と、この「もう一つの世界」に向けた討議の組織化の両面において貢献したことが伝えられている。



また、GREENPEACE(グリーンピース)は海からの抗議行動を展開したが、ドイツ警察はまさに殺人的な攻撃で、GREENPEACEの抗議船を押しつぶした。



サミットの最終日も、ドイツ裁判所が禁止を合憲としたハイリゲンダム近郊でのデモ行進が実力で決行され、またGREENPEACEは今度は気球による空からの抗議行動を展開した。





今回の反G8行動について、ドイツの活動家たちは「想像以上の成功」と語っている。アルテルモンディアリスト (Altermondialiste=「もう一つの世界」主義)の代表的論客であるスーザン・ジョージは「2003年イラク反戦運動以来の感動」と語った。

来年は、日本・洞爺湖でのG8サミット開催である。「反戦・反核」「反新自由主義」そして「消え去れ!G8-もう一つの世界は可能だ!」を掲げる人間たちの巨大なうねりで「G8=権力者たちの饗宴」を包囲しよう!(F)

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