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"Ernesto Guevara"-Mr R feat Dhax
この9月に革命的共産主義者同盟(LCR-第四インターナショナル・フランス支部)のスポークス・パーソンの一人で、2002年と2007年の大統領選挙に出馬して、いずれも4%以上の得票で健闘したオリヴィエ・ブザンスノーが著した『Che Guevara. Une braise qui brûle encore』(チェ・ゲバラ:残り火は再び燃え立つ)の「ゲバラの理想主義と国際主義を受け継いで生きよう」という主張に共鳴したラッパーMonsieur R(もしくはMr R)が、ゲバラが虐殺された10月8日に同名のHip-Hopアルバムを発表した。ブザンスノーもレコーディングに参加している。
このアルバムにはKeny Arkana-ケニー・アルカナなど、いずれもフランスの実力派で高い人気を誇るラッパーたちが参加している。かれらは「反資本主義」を訴え反グローバリズムを闘う若者たちに共感を寄せ、「人種差別反対」「極右・ファシスト反対」などのテーマをRapに乗せて音楽活動を行ってきたアーティストたちである。また、このアルバムのテーマはゲバラの革命的ヒューマニズムと国際主義の精神を讃え継承するとともに、"Un autre monde est possible"(もう一つの世界は可能だ)である、としている。かれらはアルバムの発表を兼ねて10月6日に行われたLCR主催のゲバラ没40年集会で演奏した。(F)
"De Buenos Aires à Kinshasa"-Mr R feat Keny Arkana
Mr Rとブザンスノー(アルバムのイントロダクションを朗読している)
Mr RのMY SPACEで四曲聴ける。
http://www.myspace.com/monsieurrofficiel
この9月に革命的共産主義者同盟(LCR-第四インターナショナル・フランス支部)のスポークス・パーソンの一人で、2002年と2007年の大統領選挙に出馬して、いずれも4%以上の得票で健闘したオリヴィエ・ブザンスノーが著した『Che Guevara. Une braise qui brûle encore』(チェ・ゲバラ:残り火は再び燃え立つ)の「ゲバラの理想主義と国際主義を受け継いで生きよう」という主張に共鳴したラッパーMonsieur R(もしくはMr R)が、ゲバラが虐殺された10月8日に同名のHip-Hopアルバムを発表した。ブザンスノーもレコーディングに参加している。
このアルバムにはKeny Arkana-ケニー・アルカナなど、いずれもフランスの実力派で高い人気を誇るラッパーたちが参加している。かれらは「反資本主義」を訴え反グローバリズムを闘う若者たちに共感を寄せ、「人種差別反対」「極右・ファシスト反対」などのテーマをRapに乗せて音楽活動を行ってきたアーティストたちである。また、このアルバムのテーマはゲバラの革命的ヒューマニズムと国際主義の精神を讃え継承するとともに、"Un autre monde est possible"(もう一つの世界は可能だ)である、としている。かれらはアルバムの発表を兼ねて10月6日に行われたLCR主催のゲバラ没40年集会で演奏した。(F)
"De Buenos Aires à Kinshasa"-Mr R feat Keny Arkana
Mr Rとブザンスノー(アルバムのイントロダクションを朗読している)
Mr RのMY SPACEで四曲聴ける。
http://www.myspace.com/monsieurrofficiel
Olivier Besancenot オリヴィエ・ブザンスノー著
『Che Guevara. Une braise qui brûle encore』(チェ・ゲバラ:残り火は再び燃え立つ)の要約
エルネスト"Che"ゲバラは聖人ではなかった。あるいはスーパーマンでも、誤りのない指導者でもなかった。彼は強さも弱点も併せ持った、一人の人間だった。それは明瞭さ、および無分別、誤りと不器用。しかし、彼は、政治の世界における「役者」としてまれな資質を持っていた。言葉と行為の一致。その視点から見て、彼は例外的だった。そして、この資質は今日、世界中で再び大きな魅力として多くの人々を魅きつける。このアルゼンチンの内科医はキューバで産業大臣となりになり、その彼は1967年10月9日にボリビアで軍事独裁と戦い、死んだ。
Cheには、既に専門的な多くの伝記が存在する。彼は人生において、その夢、その提案、その分析、その安全、その理想は、私たちに興味を感じさせる選択を行った。たしかに、しばし安易に語られるように、彼は銃をとった怒れる戦士だった。しかし、彼はなぜ戦ったのか?彼の思い描いた資本主義の悪夢から最終的に解放された社会とはどのようなものだったのか?この本には、今まで答えを得られなかった私たちの疑問への回答がある。
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このアルバムに参加しているケニー・アルカナによる闘う若者たちへの賛歌
La Rage- Keny Arkana
歌詞(要約)
民衆の怒り - 我々は怒っているんだ!
怒れ!見よ、自壊していくクソッタレな世界を
その炎に焼かれているのはいつも罪なき人々
怒れ!シラクにシャロンにブッシュにブレアに
我々はヒューマニストで反逆者なのだ
怒れ!流された反逆者の血は誰かを突き刺し
遺伝子組み換えされた大地を浄化する
怒れ! いつの日か鎖を引きちぎるまで
人々が「テレビの真実」に気づくまで
怒れ!この世界は我々のためのものじゃない
やつらは我々に間違った夢を食べさせるが
バビロンは肥太り、死ぬほど我々を飢えさせる
怒れ!そうだ怒れ!それは革命のエッセンスだ
我々は腹の底から怒っている!もはや抑えることは出来ない
我々はヒューマニストで反逆者なのだ
反資本主義者よ!「もう一つの世界」主義者よ!
君たちはこの世界で真実を照らす者たちだ
明日のレジスタンスよ、インシャラー!(神の御加護を)
この世界的な精神革命の前夜に
青年組織:革命的共産主義者青年(JCR)の機関紙『RED』2006年10月号に掲載されたケニー・アルカナへのインタビュー
http://www.jcr-red.1901.org/spip.php?article225
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