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5月22日、フランスでは「サルコジ改革」の成否の大きな焦点である「年金特別制度改革」(公務員の年金拠出期間を現行の40年間から、2012年までに段階的に41年間にまで延長する政府方針)に反対した昨年10-11月の連続ストによる「労働者の反乱」に引き続いて、全国80ヶ所で交通部門を中心に航空、郵便、教育、港湾などの各部門で24時間ストライキが決行された。

  ニュース映像(M6)


この全国一斉行動は、八つの労組ナショナルセンターおよびネットワークが呼びかけて実現したものだ。これは昨年10-11月の連続ストの際に妥協的な態度を示したCGT(労働総同盟)やCFDT(民主労働総同盟)を含み、これらの指導部を現場労働者が下から突き動かした成果だ。また、ストとともに全国でデモ行進が行なわれ、動員数は昨年11月20日の全国デモと同水準の70万人をマークした。

昨年秋の闘争は、労働者が「サルコジ改革」への巨大な抵抗力を示しつつも、主要な労組ナショナルセンターの妥協的態度によって闘いは頓挫させられたかのように思われた。しかし、その後の散発的なストによって継続してきた闘いが、このかんのサルコジの大幅な支持率の低下や教員削減に反対する高校生と教員たちの闘いによって、再び息を吹き返し爆発する形となった。

サルコジ政府は、改革案の撤回の拒否をあらためて宣言し、一方で定年退職者の雇用拡大策の提案によって、世論にアピールしつつ労働者の団結を切り崩す腹のようだ。また、今回の全国ストは、「スト時の最低限のサービス保障」制度(ストの影響を抑えるためにスト参加者に参加の旨を48時間前に会社側に届け出ることを義務づける制度)が適用される最初の大規模ストとなった。これによって、22日朝の時に発表された「スト時運行予定」がこれまでのものよりも詳細になったいう。また、航空部門では、ほぼ通常に近い運行がなされた、と伝えられている。

5.22ドキュメント(革命的共産主義青年-JCR製作) サルコジ政府・MEDEF(フランス経団連)と労働者の攻防は激しさを増すばかりであるが、労働者は陣地を失うことなく、むしろ拡大してきた結果が今回のストに現れている。そして、抵抗が新自由主義政策を停滞させ、サルコジを後退させてきたことに自信を深めていることもたしかだ。労組指導部と左派政党が、サルコジの甘言と新自由主義政策に安易に妥協さえしなければ、力関係の決定的な転換は可能だ。
(F)

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