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インターナショナル・ビューポイント オンライン・マガジン : IV407 - December 2008
ギリシャ
人殺しの政府を打倒せよ!http://www.internationalviewpoint.org/spip.php?article1575
反資本主義左翼諸組織の共同声明
OKDE-Spartakos (国際主義共産主義組織スパルタコス派 第四インターナショナルギリシャ支部)
われわれ、以下の文書に署名する反資本主義左翼組織は、12月6日夜に警察特別警備隊によってなされた16歳の青年、アレクシス・グリグロプーロスへの冷血きわまる殺害を糾弾する。
われわれの回答は、警察の弾圧、強権、レイシズムの政策を跳ね返すために抵抗し、闘争を継続することである。
学生が放送局に突入、一時占拠(12月6日)
われわれは、ギリシア全土で繰り広げられている人殺し政府に対するデモに敬意を表する。発生した事態の原因に対するわれわれの見解は、警察特別警備隊の「いきすぎた熱中」や「平常心の喪失」や「訓練不足」ではなく、新民主党政権の政策全体にある。
それは、警察の弾圧を強化し、デモに対する殺人的兵器の使用を正当化するだけではなく、港湾やオリンピック航空を民営化し、社会保障と学生の権利を攻撃する政策でもある。
それは、警察が学生たちを殴打する政策であり、パキスタンからの移民を拉致する政策であり、電話を盗聴する政策であり、人身保護の権利とよりよい未来を求めてこの地にやってきた難民たちの死をもたらすレイシスト的攻撃の政策である。
それは、「反テロリスト」特措法の政策であり、民主主義的自由に反し、移民に敵対してEUが採択した措置を完全に遵守する政策である。
それは、大学の新しい法的枠組みを作る政策であり、私立の大学を合法化する政策である。それは賃金引き下げと増税の政策である。経済危機の渦中にあって、政府は一方では幾百万ユーロの大金を銀行に提供しつつ、他方ではラディカルな青年たちや移民の中にスケープゴート(生贄)を求めようとしている。
残忍きわまる殺害の後で、政府は警察による弾圧の道を選択した。警察機動隊がデモをしている人びとに襲いかかったのはそのためである。社会党=PASOK(全ギリシア社会主義運動)は、この政策への同意を示した。このメッセージは単純なものである。政府はその政策をあらゆる手段で強化するだろう。それは、耐乏、雇用の柔軟化、民営化、EUの諸政策の実施によって労働者に危機のツケを支払わせる政策である。
デモ参加者の怒りは、政府、資本家勢力、EUの政策によって火に油を注がれている。抗議を強化しなければならないのはそのためである。われわれは、労働者、農民、学生の闘争で街頭の闘いに応える必要がある。われわれは奴らの危機のツケを払わない。現在、怒りは十分なものではない。必要なことはすべての職場・地域を、政府とその政策に抵抗し、打倒する現場に変革するための集団的で戦闘的な闘争である。
●人殺しの新民主党政府とその政策をひっくりかえそう。
●危機のツケを支払わなければならないのは資本だ。労働者や青年ではない。
●われわれの権利のための闘争を拡大しよう。
●責任者の閣僚は辞任せよ。
●警察は武装解除せよ。警察はデモ隊に近づくな。警察特殊部隊は解散せよ。
●デモでの逮捕者をすべて釈放せよ。
●「反テロ」法と強権的法律を廃止せよ。
2008年12月8日
ギリシャの反資本主義左翼諸組織:
ARAN(左翼再編)、ARAS(左翼反資本主義グループ)、EKKE(ギリシア革命的共産主義運動)、EEK(労働者革命党)、OKDE(ギリシャ国際主義共産主義組織)、OKDE―スパルタカス(第四インターナショナル・ギリシア支部)、SEK(社会主義労働者党)、NAR―NKA(新左翼潮流―青年共産主義解放)、KO・Anasyntaxi (共産主義組織再編)、KA(共産主義刷新)、ENANTIA(統一反資本主義左翼)、MERA(ラディカル左翼戦線)