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植民地主義と排外主義を許すな!8.15反「靖国」行動


●日時:2010年8月15日(日)

●デモ:午後3時/西神田公園(地下鉄神保町駅、JR水道橋駅より5分 地図

●集会:文京区民センター2A(地下鉄春日駅)/午後5時45分開場

●お話:安川寿之輔さん(社会思想研究)「排外主義的天皇制ナショナリズムの歴史
――福沢諭吉に限定して」

●8・15反「靖国」行動:連絡先 東京都千代田区三崎町3―1―18
 市民のひろば
気付 電話090―3438―0263

【呼びかけ団体】アジア連帯講座/国連・憲法問題研究会/立川自衛隊監視テント村/反天皇制運動連絡会/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/靖国解体企画/連帯社/労働運動活動者評議会

 突然の鳩山辞任と菅直人政権の誕生、そして参院選での敗北。つい先日まで永田町を揺るがした、米軍普天間基地の「移設問題」はもはや、終わったことであるかのように扱われている。

 「日米合意」ノー、基地撤去という声は、歴史的に蓄積され続けてきた「本土」と沖縄の権力関係をはっきりと問うものである。琉球処分から沖縄戦後、そして戦後の分離と再統合の歴史。沖縄は日本による、そして戦後は、アメリカと日本による植民地支配のもとに置かれ続けている。

 そして「韓国併合100年」の今年、朝鮮学校の高校無償化からの排除や、「草の根」からの排外主義の強まりに見られるように、植民地責任は忘却され続けるどころか、歴史を直視し、過去を克服していこうとする姿勢とは真逆な現実がこの社会を覆っている。私たちは、こうした植民地主義の現在における継続と、象徴天皇制というかたちで続く現在の天皇制とを合わせて問題化すべく、「天皇制国家と排外主義を許すな!」8・15行動に取り組む。

 当日は、「戦没者」を尊い「犠牲者」として祭り上げ、顕彰していく天皇出席の儀式である「全国戦没者追悼式」と靖国神社に向けたデモを行ない、その後、社会思想史研究者の安川寿之輔さんをお招きして、福沢諭吉「脱亜論」とからめて、近代日本の侵略思想の形成について講演していただく集会を持つ予定だ。

 天皇制国家による植民地支配責任・侵略戦争責任を問い続け、継続する植民地主義と排外主義を許さない、力強い行動を作っていきたい。当日の行動に是非参加を!

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