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4・12三里塚・東峰現地行動
2010年3月平行滑走路供用を許すな!
東峰住民の追い出しをやめろ!
一坪共有地を堅持しよう!
●日時 4月12日(日)
午後1時30分結集(京成東成田駅に12:40~12:50に迎えの車が待機)
●場所 東峰共同出荷場(集会後、開拓道路コース・デモ)
/デモ後、3時頃から横堀地区・木の根地区の一坪共有地調査活動
/主催 三里塚・暫定滑走路に反対する連絡会
(三里塚現地連絡先 〒289-1601 千葉県山武郡芝山町香山新田131-4 山崎方電話&FAX0479─78─0039)
安全・環境・人権破壊をやめろ
成田国際空港株式会社は、2010年平行(B)滑走路〈2500メートル〉の供用開始を目指して連日工事を行っている。ジャンボ機の飛行が可能となるよう新誘導路を東峰地区の東側に作り、地区を完全に空港施設で取り囲み、他地区とはトンネルを通ってしか往来できないようになった。まさに陸の「孤島」の状態にしてしまったのだ。
空港会社は羽田空港の国際化推進によって国際空港としての独占的地位を脅かされることに危機感を抱き、さらなる空港機能の拡大をもって臨もうとしている。現在の暫定滑走路〈2180メートル〉の2500メートル化が完成したら、さらに南側に延長して、当初の計画にもない3500メートル級の滑走路にすることを明言している。それは東峰地区の住民を完全に追い出すことを意味している。住民の頭上にジャンボ機を飛ばし、今以上の騒音と排気ガスをふりまく2500メートル化自体が重大な住民追い出し攻撃に他ならない。
空港会社は昨年から横堀地区の横風滑走路予定地の一部を整備し、A滑走路と第2ターミナルをつなぐ誘導路として使用を始めた。すでに現在年間20万回の発着回数を30万回に増やす計画を明らかにしている。今よる安全・環境・人権の破壊を許さない。
空港会社の居直りを糾弾する
横風滑走路は、横堀の一坪共有地の存在により完成が阻まれている。空港会社は、昨年12月、東峰の一坪共有地と併せてこの共有地を買収しようと、全国の共有者約千人に売却を迫る手紙を送付した。手紙は共有地の補償金額を明示し、「成田国際空港は我が国の表玄関として、その機能を果たしているところでありますが、将来の航空需要増大に対応するため、さらなる整備を図っていく必要があります。つきましては、当空港のおかれました現状をご理解いただき、貴方様の有しておられます共有持分を弊社にお譲りくださいますようお願い申し上げる次第でございます」としている。
これまでの空港問題の歴史的経緯に何ら触れることなく、反省もなくただ己の要求を突き付けているにすぎない。これこそが空港会社(旧空港公団)の一貫した姿勢である。空港会社は2月、重ねて第二弾の手紙を送付してきた。空港の拡張によりひたすら自己の利潤を追求する空港会社を断じて許すことはできない。かかる行為は東峰住民への嫌がらせ、政治的な圧力と一体のものである。
三里塚・東峰農民と連帯していこう
1月11日の反対同盟の旗開きにおいて代表世話人の柳川秀夫さんは、「空港問題の意味を再度、皆さんに考えていただきたい。……経済発展至上主義のなかでは空港を大きくする考え方が続いている。だからこそ新しい考え方を世の中に提起していくことが求められている」と述べた。
一坪共有地提供者の加瀬勉さんは、「新しい階級情勢、大衆闘争の萌芽が生まれつつある。三里塚もその戦線に加わって、新しい主体に立ちきることができるかどうかだ」とアピールした。
東峰住民は困難な状況下にあっても空港会社や空港拡張に利害を見いだそうとする自治体・地域社会の圧力に屈せず、農業を営み自らの生活を守り抜いている。一坪共有地を堅持し、様々な形で交流を深めることが闘い続ける三里塚・東峰農民との最も重要な連帯の道である。
空港の軍事利用NO!
戦争ができる国家体制作りを推し進める政府は、自衛隊の海外派遣をさらに拡大しようとしている。成田空港からはPKOゴラン高原派兵をはじめ、すでに数えきれないほどの派兵部隊が飛び立ち、軍事使用の既成事実が積み重ねられている。改めて空港の軍事使用を許さない主体的課題としての闘いが問われている。
なりふりかまわぬ空港会社の拡張策動、追い出し攻撃に抗して生きる三里塚・東峰農民と連帯し、4月12日、東峰現地に結集し、共に闘おう!(09・2)
●集会場への行き方
京成東成田駅に12:40~12:50に迎えの車有り
京成線上野発(特急)~成田駅乗り換え東成田駅への時刻表
上野発11:03 成田駅12:08着 12:35発の芝山千代田駅行に乗り換え 東成田駅12:40着