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「領土ナショナリズム」をはねかえせ! 
2.11反「紀元節」行動
  
●日時:2011年2月11日(金・休)
 13時15分開場(13時半開始)
●お話:太田昌国さん(編集者、民族問題研究)
●場所:千駄ヶ谷区民会館(JR原宿駅 徒歩10分)
●資料代:500円
 *デモあり(出発は集会終了後)

■主催:2.11反「紀元節」行動実行委員会
■東京都千代田区神田淡路町1?21?7 静和ビル2A TEL:090-3438-0263
■呼びかけ団体:アジア連帯講座/アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会/
国連・憲法問題研究会/立川自衛隊監視テント村/反天皇制運動連絡会/
「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/連帯社/労働運動活動者評議会
 
 昨年、「尖閣諸島」海域での衝突事件を契機とした「領土ナショナリズム」の噴出は、いま表面上沈静化したかのように見える。しかし、マスメディアによる中国叩きは続いている。この事件は、「北方領土」問題、朝鮮半島での砲撃事件などとあいまって、東アジア地域における「ポスト冷戦」なるものの現実を明るみに出した。これらが日本の軍事力や、沖縄における米軍基地の強化をはかる議論に力を与えていることは、年末に閣議決定された「新防衛大綱」が、中国や北朝鮮への「懸念」を打ち出し、沖縄・南西諸島などの「島嶼防衛」を明確に位置づけたことからも明らかだ。

 東アジアにおいて、戦後日本は日米安保体制のもと、アメリカの支配戦略に積極的に加担=従属することで現在の地位を占めてきた。そしてそれは同時に、この地域における植民地主義の歴史を忘却させつつ、その再生産をなし続けてきた。さらにいわゆる「G2」状況、すなわちアメリカと中国の間の、相互依存をはらんだ相互対立状況の進展の中で、日米安保体制は今の民主党政権のもとであらためて再編・強化されているのだ。

 「領土ナショナリズム」に支えられた日本の国家主義と植民地主義、安保・沖縄「問題」、歴史認識をめぐる論争、「下から」のナショナリズムと暴力を伴う差別・排外主義の蠢動。われわれの目の前に広がる、植民地主義の継続と構築された日米安保体制の風景は、戦前と戦後の天皇制国家の「断絶と連続」をも象徴している。そういった日本の「国体」と、その個々の表われに対して、粘り強く抗していく言説を、運動的に対置していくことがめざされなければならない。

 私たちは、2.11「紀元節」にたいして、天皇制と、現実に進む「ナショナリズム」の拡大に反対するという課題を結合して、集会とデモに取り組む。ともに、この行動を作り出していくことをよびかける。

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