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 十二月五日、宮下公園のナイキ公園化に反対するデモが行われ、約百二十人が参加した。主催はみんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会、九月、十月に続いて三回目である。http://minnanokouenn.blogspot.com/

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 公園の命名権をナイキ社が買い取り、スケートボード場やロッククライミングの施設、ナイキカフェなどを作り、有料のスポーツパークとして生まれ変わらせるというものだが、一度も区議会にはかられたことも、区民に説明されたことも無い。さらに命名権の譲渡は公募されたわけではなく、はじめからナイキありきの計画だ。

 区議会にはからないのは工事などの費用をナイキ社が負担し、区の財政を使わないからだという。
 桑原区長と、取り巻きの一部区議を中心に水面下で計画が進められて来たが、地元タウン紙が五月にスクープ報道して以降、反対の声が上がり、守る会が結成され、粘り強い闘いが行われて来た。


人権否定の追い出し・排除攻撃を許さない!

 十一月十三日には宮下公園に暮らす野宿者に対して警察官が写真撮影と指紋採取を強行した。ナイキ化計画に向けた排除の動きとも考えられ、渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合(のじれん)、対都行動を闘う全都野宿労働者行動実行委員会(全都実)の連名の抗議声明の発表された。http://squat2live.seesaa.net/

 この間の闘い、そして反対や疑問の声の広がりの中で、渋谷区と、ナイキ社は確実に追いつめられている。十月二十五日には日経新聞に「区民への説明責任を果たすべき」とする記事も載った。

 当日はあいにくの雨模様だったがデモ出発時には天候も回復し、太鼓や鍋釜などのを叩きながらにぎやかに渋谷の町を練り歩いた。
 十二月十九日(金)十八時から渋谷勤労福祉会館で拡大報告集会が行われる。
(板)


2008年11月16日

緊急抗議声明

 11月13日、警視庁渋谷警察署の警察官が、渋谷駅周辺や区立宮下公園の野宿者に対し、写真撮影、指紋採取を強行した。私たちは、渋谷署による野宿者への極めて差別的なプライバシー侵害、人権蹂躙行為について、怒りをもって抗議する。

 当日、午後2時頃、2名の制服渋谷署員が、宮下公園のテントを一軒、一軒回り、そこで居住する野宿者に「救急車に運ばれた時、名前がわからないと困るから」、「追い出しとは関係ないから」と話しかけ、氏名、本籍地などを聴取し、さらには写真を撮影、指紋を採取した。テントに居合わせた野宿者のほとんどが応じさせられた。同時間、渋谷駅前や国道246号沿い駅ガードの野宿者も渋谷署員により写真、指紋を取られた。渋谷署員は一応任意という体裁をとったというが、突然警察官に囲まれ、「協力」を求められればなかなか拒否はできず、強制に等しい。この間の政策的な治安管理強化の嵐の中で、日常的に警察官による職務質問や交番への連行で荷物や身体の捜索を強要されている野宿者にしてみればなおさらである。そもそも今回のような警察の情報収集活動は何の法的根拠もない。同じ理由で警察がアパートや持ち家など「家のある」人から写真、指紋を取ることはありえず、「家のない」野宿者だけを対象にした極めて差別的、恣意的なプライバシーの侵害である。絶対に許すことはできない。

 かつて野宿者を「犯罪予備軍」として警察による写真撮影、指紋採取が当たり前のように横行していた。しかし度重なる当事者や支援団体からの抗議とともに、重大な人権侵害にあたるとの社会的批判を浴び、職質や同行の強制は依然としてあるものの、写真撮影や指紋採取は目立ってなかったし、渋谷でもここ最近はなかった。この時期、渋谷において旧態依然とした人権蹂躙行為を強行したことは、野宿者=「犯罪予備軍」とする警察権力の差別的治安対策が根強く踏襲されていることを示すとともに、この1年来、渋谷で吹き荒れている野宿者に対する追い出し・排除の動きと決して無関係ではあるまい。

 昨年10月、渋谷駅国道246号沿いガード下の住民団体による追い出し策動、12月、渋谷駅地下の東急電鉄による殺人的追い出し、今年7月、渋谷駅周辺の東急百貨店の東急百貨店による洞爺湖「G8サミット」警備に便乗した追い出し。さらには今回の攻撃の直前、今まで落ち着いていた渋谷駅地下で警備員による追い出しの強化。いずれも当事者たちは生きるために粘り強く攻防を続けている。

 そしてその最中の5月、宮下公園のスポーツ用品大手企業ナイキによる大規模改修計画が発覚した。ナイキが数億かけてスケートボード場やオープンカフェなどを新設し、渋谷区に施設命名権料を払って「ナイキ公園」に名称を変更するという計画。これが実現されると宮下でテントを張っている約30名の野宿者の生存と生活の基盤が奪われ、10年以上続けてきた渋谷の夏まつりや野宿者の命を守る越年闘争ができなくなる。さらに本来、公共の場所であるはずの公園を「商業スペース」に転換することによって、一服したり食事したりする憩いの場や、長年、運動団体が集会やデモをするために利用してきた表現の場が喪失してしまう。私たちは区長と一部区議のトップダウンによるこの計画を阻止するため、様々な立場から計画に反対する有志とともに、6月、「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」を結成。以降、7月、「G8サミット」北海道現地闘争と呼応するナイキ本社行動、8月、これで最後にしないための盛大な夏まつり、9月、10月、2波にわたる宮下公園での集会、デモなどを取り組んできた。これまでの闘いにより、ナイキも渋谷区も確実に追い詰められている。

 今年6月の副都心線開通、4年後の東横線の地下化など渋谷駅を中心にした巨大な再開発計画が進められており、宮下公園の「ナイキ化」も含め、渋谷の野宿者に対する一連の追い出しは明らかに連動している。今回の渋谷署による攻撃もこれらの計画に「邪魔な」渋谷の野宿者に対する圧力に他ならない。計画によって巨利をむさぼろうとする東急やナイキといった一部の大企業とそのおこぼれを預かろうとする渋谷区長とその取り巻き区議会議員、そしてそれらの意図に忠実な番犬としての暴力装置である渋谷署、まさに民-官-警一体となって野宿者を追い出し、野垂れ死にを強制しているのだ。
 私たちは今回の渋谷署による野宿者の写真撮影、指紋採取攻撃に対して厳重に抗議するとともに、違法かつ不当に収集した野宿者の個人情報の破棄と真摯な謝罪を求める。また野宿者の生存と生活を守り抜くため、渋谷や全都、全国の仲間とともに闘い続ける。

                      2008年11月15日

渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合(のじれん)
対都行動を闘う全都野宿労働者行動実行委員会(全都実)
連絡先 東京都渋谷区東1-27-8 03-3406-5

 

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