アジア連帯講座のBLOGです
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九月二十七日、宮下公園のナイキ化に反対するデモが、約二百四十人の参加で行われた。主催はみんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会と渋谷・野宿者の生活と居住権を勝ち取る自由連合(のじれん)。
昨年秋の最初のデモから地道に続けられ、そして多く人々の賛同を得て来た渋谷・宮下公園のナイキ公園化に反対する闘い。今回のデモで実に六回目、参加者も毎回増えて来た。
しかし、多くの人々の疑問や反対の声の中、八月二十七日ついに渋谷区長とナイキ社との間で区立宮下公園を「宮下NIKEパーク」とする命名権売却の調印式が非公開で行われ、九月一日には渋谷ニュース(区報)に完成予想図が掲載された。工事期間は今年九月から来年四月とされているが、区民や公園利用者、宮下公
園でテント生活を余儀なくされている人々へ、十分な説明がなされているとは言えない状況である。
守る会では現在十月半ばに予定されている渋谷区議会に合わせた抗議行動を予定しているが、その一環として共同声明への賛同を募っている。
昨年秋の最初のデモから地道に続けられ、そして多く人々の賛同を得て来た渋谷・宮下公園のナイキ公園化に反対する闘い。今回のデモで実に六回目、参加者も毎回増えて来た。
しかし、多くの人々の疑問や反対の声の中、八月二十七日ついに渋谷区長とナイキ社との間で区立宮下公園を「宮下NIKEパーク」とする命名権売却の調印式が非公開で行われ、九月一日には渋谷ニュース(区報)に完成予想図が掲載された。工事期間は今年九月から来年四月とされているが、区民や公園利用者、宮下公
園でテント生活を余儀なくされている人々へ、十分な説明がなされているとは言えない状況である。
守る会では現在十月半ばに予定されている渋谷区議会に合わせた抗議行動を予定しているが、その一環として共同声明への賛同を募っている。
共同声明の趣旨は以下の四点。
(一)この計画が単に命名権の譲渡にとどまらず、有料のスポーツ施設の設置などナイキの商品宣伝するための施設が公園の大部分を占め、公園の公共的価値を奪うものであること。
(二)計画が区長と一部議員によって進められ、議会の決議も経ず、公募や競争入札も行われず、ナイキ
社が選ばれた経緯についても情報の公開を拒むなど民主主義的な手続きを全く経ていないこと。
(三)宮下公園で野宿を強いられているテント生活者約三十名が追い出されようとしていること、また、十分な対策や、説明がなされていないこと。
(四)宮下公園のナイキ化計画が、一握りの多国籍企業による社会全体の再編であるグローバリゼーションの典型であること。
守る会はじめ、仲間たちはまだまだあきらめてはいない。多くの団体、個人の賛同が必要である。第一次集約は十月十日の予定。
十二時半、代々木公園A地区渋谷門に集まった参加者は、まず共同炊事で腹ごしらえ。山谷で炊いて来た炊込みご飯をパックにもりみんなで食べる。食事の準備と同時に邪魔な私服刑事を叩き出す行動も行う。
一時から始まったデモには多くの人々の注目が集まり、歩道ではビラがドンドン手渡されていく。
太鼓や鍋釜を叩きながらのにぎやかなデモ。サックスなどの楽器を演奏している仲間や、竹馬を履いているのか「足長おじさん」のようなパフォーマンスをする仲間、そして創意工夫にあふれた横断幕やプラカードなど、参加者がみんな笑顔なのが印象的であった。
ナイキのクツをヒモの先にぶら下げてズルズルと引きずりながら歩いている仲間もいる。
代々木体育館の横をまわり、渋谷区役所へ抗議のシュプレヒコールをたたき付け、渋谷駅前を通って宮下公園で解散となった。
宮下公園では渋谷のじれんの仲間が、「もうすぐ工事が始まるのでこれがこの公園での最後の集会です。最後まで貫徹しよう!」と訴えて集会が始まった。
各地からの参加者が次々に発言する。横浜・寿の仲間の仲間、釜ヶ崎パトロールの仲間、自由労働者連合、神戸夜廻り準備会、韓国のヨンサンから来た労働者は再開発に対する抵抗の中で警察によって五名の命が奪われたことを報告した。
ドイツから来た女性は再開発でMTBという会社と闘っていると発言。
江東区の竪川河川敷公園で追い出しと闘う仲間の発言には大きな拍手、外国人労働者と連帯して闘うAPFS労働組合香港から来た仲間は中国本土と香港を結ぶ橋を造る計画があり、三百人の人々が立ち退きを迫られていることを報告、さらにナイキは中国でひどい搾取をしていると訴えた。
フリーター労組、夜廻り三鷹、246表現者会議、と発言が続く、そして渋谷区役所地下駐車場でよる寝ている仲間、約四十名の仲間が夜間寝ているが、連休中にシャッター設置工事が始まり追い出されようとしている、七十一歳の仲間は「生保を獲れば」と言われたが、自分で福祉事務所に行けということで何の対策も無い。と怒りをあらわにした。
最後にみんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会の仲間と宮下公園でテント生活を送る仲間が発言。守る会の仲間は「正義はおれたちの側にある!」と今後もあきらめずに闘っていくことを表明、テントの仲間も「最後までがんばります。」と発言した。
最後に団結がんばろー!でこの日の行動を終えた。今後の動きに注目を。
(板)
(一)この計画が単に命名権の譲渡にとどまらず、有料のスポーツ施設の設置などナイキの商品宣伝するための施設が公園の大部分を占め、公園の公共的価値を奪うものであること。
(二)計画が区長と一部議員によって進められ、議会の決議も経ず、公募や競争入札も行われず、ナイキ
社が選ばれた経緯についても情報の公開を拒むなど民主主義的な手続きを全く経ていないこと。
(三)宮下公園で野宿を強いられているテント生活者約三十名が追い出されようとしていること、また、十分な対策や、説明がなされていないこと。
(四)宮下公園のナイキ化計画が、一握りの多国籍企業による社会全体の再編であるグローバリゼーションの典型であること。
守る会はじめ、仲間たちはまだまだあきらめてはいない。多くの団体、個人の賛同が必要である。第一次集約は十月十日の予定。
十二時半、代々木公園A地区渋谷門に集まった参加者は、まず共同炊事で腹ごしらえ。山谷で炊いて来た炊込みご飯をパックにもりみんなで食べる。食事の準備と同時に邪魔な私服刑事を叩き出す行動も行う。
一時から始まったデモには多くの人々の注目が集まり、歩道ではビラがドンドン手渡されていく。
太鼓や鍋釜を叩きながらのにぎやかなデモ。サックスなどの楽器を演奏している仲間や、竹馬を履いているのか「足長おじさん」のようなパフォーマンスをする仲間、そして創意工夫にあふれた横断幕やプラカードなど、参加者がみんな笑顔なのが印象的であった。
ナイキのクツをヒモの先にぶら下げてズルズルと引きずりながら歩いている仲間もいる。
代々木体育館の横をまわり、渋谷区役所へ抗議のシュプレヒコールをたたき付け、渋谷駅前を通って宮下公園で解散となった。
宮下公園では渋谷のじれんの仲間が、「もうすぐ工事が始まるのでこれがこの公園での最後の集会です。最後まで貫徹しよう!」と訴えて集会が始まった。
各地からの参加者が次々に発言する。横浜・寿の仲間の仲間、釜ヶ崎パトロールの仲間、自由労働者連合、神戸夜廻り準備会、韓国のヨンサンから来た労働者は再開発に対する抵抗の中で警察によって五名の命が奪われたことを報告した。
ドイツから来た女性は再開発でMTBという会社と闘っていると発言。
江東区の竪川河川敷公園で追い出しと闘う仲間の発言には大きな拍手、外国人労働者と連帯して闘うAPFS労働組合香港から来た仲間は中国本土と香港を結ぶ橋を造る計画があり、三百人の人々が立ち退きを迫られていることを報告、さらにナイキは中国でひどい搾取をしていると訴えた。
フリーター労組、夜廻り三鷹、246表現者会議、と発言が続く、そして渋谷区役所地下駐車場でよる寝ている仲間、約四十名の仲間が夜間寝ているが、連休中にシャッター設置工事が始まり追い出されようとしている、七十一歳の仲間は「生保を獲れば」と言われたが、自分で福祉事務所に行けということで何の対策も無い。と怒りをあらわにした。
最後にみんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会の仲間と宮下公園でテント生活を送る仲間が発言。守る会の仲間は「正義はおれたちの側にある!」と今後もあきらめずに闘っていくことを表明、テントの仲間も「最後までがんばります。」と発言した。
最後に団結がんばろー!でこの日の行動を終えた。今後の動きに注目を。
(板)
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