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東峰住民の頭上四十メートルの飛行を凍結せよ!

 8月8日、成田プロジェクト(「いま成田空港で何が起きているのか」プロジェクト)は、成田空港騒音調査を行った。成田空港による人権・生存権、環境、安全性の侵害の深まりを許さないための取り組みの一環として着手した。

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 騒音測定点は、A滑走路南端(岩山記念館横地)~B滑走路北方西側(一般展望台)~B滑走路付近(東峰地区石井さん宅)~B滑走路南端(東峰地区島村さん宅の養鶏所)~B滑走路北端(東関東自動車交差点)の五ヶ所。

 騒音限界値65~70db(デシベル)を超えると人間としての生活が困難な状態となり、身体の健康被害が発生する。以下の測定記録は、危険な状態に、すでに入っていることを証明している。

 A滑走路南端測定(午前11時半、離陸時約30分測定、約2分間隔の離陸)は、11機種(B777、B767、B747、A380)/79・7db~94・5dbだった。ほぼ80dbを超えておてり、離陸時直下のため会話ができず、轟音によって身体的痛打を感じるほどだ。

 東峰地区に移動。夏場の南風のためB滑走路着陸コースは、もっぱら北端滑走路からだ。午後二時過ぎ、島村さん宅養豚舎付近が64db、石井さん宅の交流場で62db。東峰地区は、第二ターミナルビルによって発生する航空機エンジン騒音、誘導路自走音、低周波音が合体した重低音が間断なく続くゾーンである。すでに冬場の北風時のB滑走路南コース着陸轟音が加わり、生活環境は最悪となり、常態化しているのだ。

 午後3時過ぎ、滑走路北端に到着。別掲のB滑走路北端記録表をチェックしていただきたい。ジェット機は、約2分間隔でB滑走路着陸コースに進入し、89db~最大101・3dbという「電車のガード下並」の轟音が常態化していることを測定した。明らかに公害基本法の環境基準値、騒音規制法基準値、成田市公害防止条例規制基準をはるかに超える値だ。要するに、冬場になると東峰住民には同レベルの騒音が間断なく襲いかかることになる。明らかに「傷害罪」に匹敵する重大な企業犯罪行為なのだ。

東峰住民の頭上40メートルの飛行を凍結せよ!

空港会社の生活・環境破壊の暴挙を許さない

 国交省と成田空港会社は、羽田空港・成田空港一体的運用政策の一環として成田平行滑走路の3500メートル化延長とともに現在の22万回の発着枠を2011年度中 に25万回、12年度中に27万回、14年度中に30万回へと増枠することによって国際空港競争の劣勢挽回のために必死だ。しかも航空機離陸後の接触事故を回避するための離陸時間差、離陸コースを東側15度以上の開きを確保しなければならない安全ルールさえも取っ払って、A・B滑走路の同時離発着方式による空港処理能力の拡大と称する過密ダイヤを2011年冬期ダイヤから導入しようとしている。

 東峰地区および既存のコース下の騒音・環境破壊地帯に加えて成田市北部、多古町、芝山町東部など新たな地域を作り出してしまう。すでに30万回発着枠スケジュールとしてB滑走路を原則着陸専用、A滑走路は離陸専用の運用を取り入れ、飛行コース直下地域の住民に対してすさまじい轟音をたたきつけている。つまり、管制業務疲労、ニアミス・接触事故の多発化、CO2排出量増につながる排気ガスのまき散らしだ。住民の身体的危険が高まることは必至である。空港会社は、住民の危機感や不安を防音工事費、移転補償費支出によって圧殺しようとしている。

 ところが住民の生活と生存を脅かしながら移転を迫る常套手段を駆使しながらも、この間の住民説明会において抗議の意見が連鎖的に高まっている。当然だ。三里塚農民、空港周辺、飛行コース下の住民に対する生活・環境破壊を許さない取り組みの強化が求められている。利益至上主義を優先した生活・環境破壊計画を打ち砕いていこう。

 なお調査移動中、柳川秀夫さん、石井紀子さん、島村昭治さん宅を訪問し、騒音調査や成田プロジェクトの取り組みを報告し、交流を深めた。(Y)

(成田プロジェクトブログ:http://www.www2.nikkanberita.com/naritapj/

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