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ロンドン近郊のヒースロー空港では「飛行機が排出する大量のCO2の対策が進んでいない」とする環境保護団体と空港の滑走路増設に反対する住民が、新滑走路建設地でキャンプを設営して空港や空港運営会社に対する14日から21日までの非暴力直接行動を展開している。


このThe Camp for Climate Action 2007は、「Another End of the World is Possible-もう一つの世界の終焉は可能だ」をスローガンに政府と大企業に対して大量のCO2を排出し続ける企業や施設への非暴力直接行動によって政策変更を求めるキャンペーンとして、昨年はヨークシャーの石炭火力発電所で行われ、今年は「飛行機によるCO2大量排出への対策・航空行政のあり方の根本的変更」を求めてヒースロー航空に向けて展開されている。

19日には機動隊2000人が動員された厳戒態勢の中、「24時間デモ」として終日行動が展開された。

空港運営企業BAAへの抗議行動


ニュース映像(BBC)

日本では政府のキャンペーンと大企業のコマーシャルとして「温暖化対策」を個人(民衆)に呼びかけるという転倒した状況が続いている。一例をあげれば、輸送するのに大量のCO2を排出する海外のミネラル・ウォーターを購買すればアフリカに一本の木が植えられる、というような欺瞞的な「企業イメージの向上」に利用されているのである。また、サンゴの海を破壊する辺野古沖基地建設計画や貴重なジャングルを押しつぶす東村ヘリパット建設計画に見られるように、政府は「温暖化防止キャンペーン」に隠れて、この時代に非常識な環境破壊を促進しているのである。その最たるものが、劣化ウラン弾やバンカー・バスター、ナパーム弾などの使用によって大量のCO2を排出しているイラク戦争ではないか。

「個人のライフスタイルの変更」はたしかに一定必要なことではある。しかし、この大量生産・大量消費のあり方をそのままに「温暖化対策」を「個人の努力」に還元するのは、実効性にまったく乏しく、また、政府や企業による環境破壊を覆い隠す「大きなウソ」としか言いようがない。「温暖化対策」は政府や大企業に民衆が押し付けられるものではなく、逆に私たち民衆が政府の施策を変えさせることによって、その大量生産・大量消費の社会構造や大企業のあり方を糾していかなければならない性格のものなのだ。

そしてまた、イギリスのこの反空港アクションは、私たちの三里塚や静岡空港、関西新空港などの反空港運動にも、新しい示唆を与えてくれているように思う。(F)

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ヒースロー空港で環境保護団体がデモ行進、運航には支障なし
2007年08月20日 10:18 発信地:ヒースロー/英国
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2269725/2030104



【8月20日 AFP】ホリデーシーズンでにぎわう英ロンドンのヒースロー空港で、第3滑走路建設計画に反対する環境保護団体が19日、空港近辺でデモ行進を行った。警官隊との小競り合いで6人が逮捕された。

 抗議活動は環境保護団体のCamp for Climate Actionや、騒音や健康不安を理由に第3滑走路に反対している地元住民が加わって過去1週間にわたり展開されていた。19日は活動のピークとなる「24時間行動」が行われ、空港運営会社BAAの本部に向けてデモ行進、盾と警棒で武装した警官隊が警備に当たった。

 警察は当初、デモ行進の参加者を2000人と見込んでいたが、当日雨が降っていたこともあり、実際に集まったのは現場の警官によれば約1000人、警察の発表では約400人にとどまり、空港までたどり着いた活動家は予想より少なかったという。

 しかし警官隊は1800人が動員された。これは、抗議活動にテロ容疑者が紛れ込む恐れがあったためで、広報によると、警察がテロ対策法に基づき身体捜索を行う許可も得ていたという。

 ヒースロー空港に近いハーリントン(Harlington)では活動家数百人がテント村を設営。19日の抗議活動でCamp for Climate ActionはBAAの本社を包囲し、20日までBAA前に居座るつもりだとしている。

 ただ、1週間にわたる抗議活動は平和的なもので、空港の運営を妨げる意図はないと説明。BAAも、抗議活動による運航上の支障は出ていないと話している。(c)AFP

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