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9月PAC3首都展開訓練反対! 11月東京都「大規模テロ災害対処訓練」を許さない! 

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 九月一日、東京都は、マグニチュード(M)7・3の首都直下地震を想定した「防災訓練」と称する軍事訓練を、昭島、福生、武蔵村山、羽村の各市と瑞穂町を主会場に強行した。

 石原都知事は、二〇〇〇年の防災訓練「ビッグレスキュー二〇〇〇」以降、自衛隊・自衛官OBの参加を増大させ、「災害時の米軍活用」を強調し、〇一年に横田基地使用に踏み込んだ。米軍再編計画において自衛隊が移駐し、日米合同司令部となるのが横田基地だ。石原都知事と政府にとって、戦時型基地防衛を想定
しながら「防災訓練」を位置づけて規模を拡大させてきたのが実態だ。〇六年の「防災訓練」には米軍の艦船やヘリコプターを出動させ「首都中枢機能機関」の維持・防衛、首都軍事基地を拠点とした日米共同軍事訓練としての展開をますます強めている。


 都の地域防災計画において「災害時の支援」として米軍による救援物資の輸送、艦船による帰宅困難者の輸送の規定を盛り込み、横田基地、赤坂プレスセンターを平時でも使用できるように「現地実施協定」(五月)を結んだ。今後、実践強化のために質量ともに膨れあがっていくことは間違いない。

 今年も米軍、自衛隊は重要な実働部隊として参加した。横田基地などで患者の搬送訓練を行い、臨海部では米揚陸艦「トーテュガ」を東京湾に登場させ、上陸用ホバークラフト(LCAC)を出撃させた。都は、「帰宅困難者百人を輸送する」などと言っているが、そもそもこの揚陸艦は、米海兵隊が侵略戦争の先発隊
として、移動展開ができるように活躍する重要な武器だ。東京湾に登場させたことは、すでに上陸作戦のシュミレーションが存在し、その任務の一環として日米共同の実践訓練を強行したのである。つまり、戦時下において治安弾圧を日米共同で推し進めていくことの「決意表明」なのだ。

 「防災訓練」には、都や五市町などの関係者二万二千八百七十五人を動員した。「災害時要援護者避難訓練誘導訓練」に地元の高校生ボランティアを強制参加させ、さらに有事を想定して組織してきた各地区の「自主防災組織」、「女性防災の会」を軸としながら小学生、中学生をも動員したのである。

 各会場では、訓練のどさくさにまぎれて対テロ戦争作戦に基づく実戦訓練として「有毒ガス発生建物からの救出救助訓練」(昭島市会場)、被弾・被曝した軍事兵員のリサイクルが可能か否か、安否確認のための「検視・検案・身元確認訓練」(武蔵村山市会場)を行った。さらに日米合同司令部となる横田基地では、基地防衛を前提とした広域緊急援助隊受入訓練、広域支援物資受入訓練、重篤者災害拠点病院搬送訓練、海外支援部隊による医療搬送及び緊急物資搬送訓練を日米共同による実践のレベルアップのために強化されているのだ。
 このような軍事訓練=戦時治安弾圧体制作りは、十一月上旬の国民保護訓練として「大規模テロ災害対処訓練」と名づけた戦争対処のための予行訓練においても強行されようとしている。都の国民保護計画では「防災体制を活用する」ことを繰り返し強調しているところから明白ではないか。

 首都軍事防衛体制強化は、これだけではない。防衛省は、九月中旬、ミサイル防衛(MD)システムのためのパトリオット・ミサイル3(PAC3)を弾道ミサイル迎撃訓練として陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地、代々木公園などに展開訓練を行うことを明らかにした。PAC3は埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地に実戦配備されているが、今回の訓練はレーダー基地との通信環境確認のために行うと言っている。警察権力・自衛隊が一体となって反対派市民関係者への事前弾圧を策動し、PAC3移動の道路・周辺を「戒厳体制」に置きながら戦争訓練を強行しようとしている。

 政府のグローバル派兵大国化作りのために東京都をはじめ各行政も自ら積極的に参戦構造を作っていく流れを国民保護計画体制によって構築しようとしている。軍事強化のための「防災訓練」に反対していく闘いは、まさに米軍再編による日米共同実践化と対決していく闘いだ。九月PAC3首都展開訓練反対!十一月「大規模テロ災害対処訓練」を許さない取り組みを今回の闘いをステップに拡大させていこう。
 
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 このような「防災訓練」の性格を暴き出し、軍事訓練の強化に抗して「米軍・自衛隊・横田基地のための防災訓練反対実行委員会」は、九月一日、午前中、各地の「防災訓練」会場に監視団を派遣し、午後から昭島の「あいぽっく」で「米軍・自衛隊・横田基地のための防災訓練反対!米軍・自衛隊・横田基地のための防災訓練反対!」集会・デモを行った。首都圏各地で反基地を闘う仲間たち六十人が参加した。



 集会は、昭島、福生、武蔵村山、羽村、横田基地への監視活動の報告から始まった。いずれも「防災訓練」ショー演出に満ちてふおり、戦争治安訓練のために高中小生たちをボランティア活動として強制動員していることなどを厳しく批判した。

 連帯発言が、戦争に反対する中野共同行動、PAC3入間基地配備反対など反基地運動を取り組む山下入間市議、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックから行われた。最後に練馬の仲間から「テロ対策特別措置法もPAC3もいらない!やめろ!自衛隊観閲式10・28集会」(10月28日〔日〕/午前9時/東武線朝霞駅北口
ロータリー)への参加を呼びかけられた。

 集会終了後、デモに出発し昭島会場に向けて「米軍・自衛隊・横田基地のための防災訓練反対!」と抗議のシュプレヒコールを上げた!(Y)

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