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1989年6月4日の天安門事件の犠牲者を追悼する集会が毎年香港では行われています。今年は6月1日に行われ参加者は900人と例年になく少なかったように思われましたが、4日当日は5万人近くの市民が参加し、中国民主化に向けた香港市民の思いの強さをあらためて見せつけました。

燭光悼念六四19週年


香港の革命的社会主義派グループ・先駆社によるアピールを訳しました。

アピールに書かれてある、地震の犠牲となった子どもたちの親による抗議行動は、警察によって妨害を受けています。

四川省成都の人権活動家、ホアン・チーさんは、被災地に入り、被災者の状況や、子どもを亡くした親たちの状況をウェブサイトで発信してきましたが、6月10日に失踪し、12日に当局に確認をしたところ「違法に国家機密を入手した容疑」で逮捕したと伝えられたそうです。

まったくひどい震災復興政策です。
(H)

6.4.1989


==========

市民の相互扶助を高揚させ、被災者支援と復興を監視し、労働者民主主義をかちとろう
http://www.xinmiao.hk.st/trad/chinafuture3/chifu3134.htm

先駆社

四川省大地震による犠牲者は7万人に達し、負傷者は37万人にのぼった。多くの人びとが帰る家を失った。われわれはすべての犠牲者と被害を受けた同胞に対して心よりお見舞いを申し上げる。

手抜き工事さえなければ、これほどまでに多数の人々が犠牲になることはなかったということを誰もが知っている。1989年6月4日の犠牲者が中国共産党の直接の虐殺によるものだとすれば、今回の地震による死傷者は中国共産党の腐敗した官僚による間接的な殺傷事件である。6月4日のツケとともに、この借りは早晩決着をつけなければならないだろう。そして一部の人びとはすでに立ち上がり始めている。

今回の地震について言えば、救助段階は終了し、被災者の支援と復興に活動の重点は移っている。だが誰もが知っているが、腐敗した官僚はこのチャンスを狙って富を溜め込もうとしている。過去の経験からみても、被災地への義捐金のうち、一体どれだけが被災者の手に渡るのか、楽観視することは全くできない。中国共産党による一党独裁が続く限り、腐敗した官僚が震災復興支援の過程で富をたくわえることを防止することはできない。

1989年の6月4日天安門事件と2008年5月12日四川省大地震には、もうひとつ関係することがある。6月4日の天安門事件が発生した理由は、結局のところ、官僚資本主義を復活させ、自らが政権を独占するだけでなく、経済資源をも着服しようとしたために、一党独裁の強化の必要性から虐殺という手段の行使をためらわなかったことにある。今日、すべての大企業の大株主と上層管理者はほぼすべて高官の子弟である。このような状況は天安門での虐殺と民主化運動への弾圧によってもたらされた面が大いにある。

そしてこれらの新生官僚資本は、今回の復興支援の過程で巨大な富を蓄積することは間違いないだろう。地震発生の翌日の株式市場では、建設、コンクリート、建材などの関連株がすべて暴騰した。また国務院が700億元の復興基金を立ち上げたことで、官僚たちは追い風に乗るかのように「復興活動を過去の政府丸抱えから市場メカニズムに結合させよう」と述べている。地震はビジネスチャンスだ、もっと儲けさせろ!と騒ぎ立てているのである。

腐敗官僚の考えは相変わらず同じである。しかし人民の考えは変わった。多数の民衆が義捐金を出しただけでなく、何万人ものボランティアが全国から被災地を訪れた。人民はたいしたものである!出稼ぎ労働者、農民、教員、普通の人々が、いかに自己犠牲を払い、いかに危険を顧みず倒壊した家屋の下にいる死傷者の救済を行っているかというニュースをメディアは報じている。今回の互助精神の発揚は、すくなくとも一時的、部分的にではあるが、20年続いてきた資本主義復活がつくりだした自分勝手で無情な社会的気風を押しとどめた。労働者人民によるこのような下からの自主救済精神は極めて尊いものである。

(倒壊した学校の)手抜き工事に対しては、犠牲となった子どもたちの保護者たちが、腐敗官僚に対する抗議行動をはじめている。復興支援を利用した汚職官僚の富の蓄積に対しても、多くの人びとが民衆による監視を訴えている。これはまさに民主的精神の復興であり、1989年の民主化運動が弾圧された後に再び示された萌芽でもある。当時の民主化運動も同じように官僚ブローカ打倒のスローガンから始まったことを忘れるべきではないだろう。

われわれは被災者が政府に対して正義をかちとることを支持し、民衆による復興支援の民主的監督を支持すると同時に、さらに根本的な闘争目標をも強調するだろう。労働者民衆は一党独裁を廃止し、徹底した民主化を実現し、腐敗官僚によって着服された経済資源を自らの管理のもとに取り戻さなければならない。このようにしてのみ、腐敗官僚を根本的に一掃し、労働者民衆は解放され立ち上がることができるだろう。

2008年6月4日

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