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▲上っ面の「謝罪」で許されるレベルの暴言ではない!
1万人以上の犠牲者と数百万人以上の生活すべてを奪い去る地震と津波という未曾有の自然災害に、政労使一体となった原発国家体制の維持により遂に引き起こされた福島第一原発での建屋爆発と炉心溶融、福島第二原発での温度調整機能の崩壊と機能停止、女川原発における火災人災などの「人災」が追い討ちをかけている。原発の存在がなければ人命救助や被災者支援に一切の力を注ぐことができたはずだ。そしてこの原発は「大量生産・大量浪費」と「無限の成長」でしか存続できない日本資本主義を支える象徴の一つでもあった。
これまでの「原発は安全」という主張の一切と今回の事故後対応のすべてにおいて、そのでたらめさを明らかにした東京電力の経営陣と経済産業省原子力安全・保安院の無責任な対応が、いま現在も地元住民、施設職員、自衛隊員らの被爆を拡大していることに満腔の怒りをもって糾弾する!
「大量生産・大量浪費」の中心地、東京は、その一切の矛盾を今回の被災地域に押し付けている。東京都は14日に報道発表で、14日現時点での都の協力体制を明らかにした。そこでは、「警察・消防の部隊(人員1094名、ヘリコプター8機、車両194台)、DMAT24隊・医療救護班5班(医師46名、看護師など79名)、給水チーム(給水車5台)及び上下水道の復旧先遣隊を派遣」したことを明らかした。また、医療チームが羽田に常駐し、都立病院等への負傷者受け入れを開始ており、港湾施設の提供や被災児童などの住宅受入などの準備を進めているという。
だが東京都のトップであり、引退表明から一転して「後出しじゃんけん」で都知事選へ出馬表明した石原慎太郎は、被災地の人々を侮辱し、都職員の奮闘に水差すかのように、14日の記者会見でこうってのけた。
「我欲に縛られ政治もポピュリズムでやっている。それが一気に押し流されて、この津波をうまく利用してだね、我欲を一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかをね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」
右翼ポピュリスト政治家による「この津波をうまく利用して」という発言、そしてその思想を絶対に許してはならない!石原はすべての犠牲者、被災者に謝罪せよ!4月10日の都知事選において、被災者と地域の復興を願うすべての人民による「天罰」を石原にくだそう!選挙権をすべての人に!すべての原発を停止・廃炉へ!(H)
以下、資料として一部掲載
東日本大震災:石原知事「津波は天罰」
毎日jp 2011年3月14日 19時54分
石原慎太郎都知事=東京都庁で2011年3月14日午後6時37分、梅田麻衣子撮影 東京都の石原慎太郎知事は14日、東日本大震災に関連し「我欲に縛られ政治もポピュリズムでやっている。それが一気に押し流されて、この津波をうまく利用してだね、我欲を一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかをね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」と発言した。蓮舫節電啓発担当相から節電への協力要請を東京都内で受けた後、記者団に語った。多くの犠牲者が出ている災害を「天罰」と表現したことが、被災者や国民の神経を逆なでするのは確実だ。
(略)
【青木純】
◇石原氏「受け止め方の問題」
「天罰」発言について石原氏は、14日夕に都庁で行った記者会見で「『被災された方には非常に耳障りな言葉に聞こえるかも』と(前置きで)言ったんじゃないですか」などと釈明したが、実際には発言していない。
発言の真意については「日本に対する天罰ですよ。これをどう受け止めるかという受け止め方の問題なんですよ。大きな反省の一つのよすがになるんじゃないですか」と持論を展開。「それをしなかったら犠牲者たちは浮かばれないと思いますよ」と述べ、撤回しない考えを示した。【石川隆宣】
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