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10.22 平行滑走路供用をやめろ!東峰住民の追い出しをやめろ!
一坪共有地を堅持しよう!
10.18三里塚・東峰現地行動
▲4.12東峰行動
●日時 10月18日(日)
●集会/午後1時30分、東峰共同出荷場 デモは開拓道路のコース
(京成東成田駅地上午後12:40~12:50に迎えの車が待機。時刻表別掲)
●主催 三里塚・暫定滑走路に反対する連絡会
三里塚現地連絡先 〒289-1601 千葉県山武郡芝山町香山新田131-4 山崎方
電話&FAX0479-78-0039
●集会場への行き方 京成線上野発(特急)~成田駅乗り換え東成田駅への時刻表/上野発11:23 成田駅12:30着 12:35発の芝山千代田駅行に乗り換え 東成田駅12:40着/京成東成田駅地上に12:40~12:50に迎えの車が待機しています。
国交省と空港会社は、5月、成田空港暫定滑走路北伸工事を10月までに完成させ、2010年3月供用を半年前倒しして10月22日に供用を強行することを明らかにしました。私たちは、東峰住民の意志を無視した、強引な前倒し供用強行に反対します。三里塚農民の生存権・環境権・人権破壊を許すことはできません。10月18日(日)東峰現地行動を設定し、平行滑走路供用強行に抗議していきます。
成田国際空港会社は、フェデックス機大事故(3月23日)によって、各国の航空機170便が欠航、他空港に行き先変更となってしまい膨大な損失となったから、ジャンボ機も離発着できる暫定滑走路を北伸早期完成・供用すると主張しています。また、現在の暫定滑走路を2500mにし、さらに南側に延長して、3500m級の滑走路にすることも明言しています。これは東峰地区住民の頭上にジャンボ機を飛ばし、今以上の騒音と排気ガスを撒き散らしながら、住民追い出しをねらった暴挙です。
さらに現在年間20万回の発着回数を30万回に増やす計画も打ち出していますが、地球温暖化にブレーキをかけていくことが国際的な流れになっているにもかかわらず、航空機からの二酸化炭素(CO2)の排出量増加へと直結する欠陥政策です。公害を野放しし、環境破壊の拡大につながる空港はいらないのです。
事故多発時代に暴走する「航空ビックバン」
森中空港会社社長は、「暫定滑走路2500メートル化が実現すれば安全性が高まり、アジアの空港間競争が激化する中、質の高い安全な空港としてアピールしていく」などと発言しています。平山常務も「地元住民に対する説明によって、『ほぼ理解が得られた』との感触を持っている」などと身勝手に判断し、反対派住民の存在を無視し続けていく姿勢を前面に押し出してきました。フェデックス機大事故の事故調査委員会の報告も出ておらず、ましてや具体的な安全対策を提示することもせず、ひたすらアジアにおける国際空港競争からの遅れを取り戻すことを優先させています。
この間、世界的金融危機と新型インフルエンザの影響などで航空業界の経営は悪化しています。国際航空運送協会(IATA)は2009年の世界の航空会社の最終赤字が90億ドル(九千億円)に達し、アジアの赤字が33億ドル(三千三百億円)に達することを明らかにしました(6月9日)。日本も例外ではありません。日本航空は夏ダイヤの変更計画を発表し、成田空港と関西空港などから発着する国際線8つの路線で減便を行うと発表しています。全日空も減便を検討中です。国内赤字路線は撤退方針を選択しています。つまり航空業界にとって利益が出る航空路線を維持強化していくということですから、羽田空港新滑走路供用と合わせた2010年「航空ビックバン」と称する過密運航化によって、これまでよりも安全軽視、事故多発が必至な時代に突入して
しまうのです。このような無謀な過密運航計画を、ただちに中止にすべきです。
ムダで人権・環境破壊の空港はいらない! 軍事利用NO!
私たちは、新石垣空港、新福岡空港、神戸空港、関西新空港、中部国際空港、静岡空港、羽田空港に対して粘り強く反対運動を取り組む仲間たちが参加する反空港全国連絡会をはじめ関心を持つ住民とともに空港そのものが税金のムダ遣いであり、人権・環境破壊を作り出す元凶であると厳しく批判してきました。
また、有事法制─国民保護法下による空港の軍事利用に反対し、戦争ができる国づくりのための空港は必要ないと訴えてきました。来年3月に茨城空港が開港予定ですが、航空自衛隊百里基地と民間共用化の空港です。空港の軍事利用の拡大を止めていきましょう。民衆に敵対する航空行政─空港を監視し続け、反空港運動を強化していきます。
利益優先主義の空港会社を許さない
B滑走路前倒し供用強行に先行して空港会社は、08年12月、空港内に存在する一坪共有地を買収しようと、全国の共有者約千人に売却を迫る手紙を送付し、09年2月にも手紙を再送しました。手紙は、空港問題の歴史的経緯に触れず、反省もなく、「売れ」と言うのみです。利益優先主義が空港会社の一貫した姿勢であり、東峰住民への追い出し強化とともに絶対に許すことはできません。
三里塚農民と連帯し、成田空港平行滑走路供用強行に断固反対するとともにその危険な性格を社会的に明らかにし空港廃港を訴え続けていきます。
空港会社の土地強奪を打ち破ろう
8月初旬、一坪共有者に対して千葉地方裁判所から突然「仮処分決定書」が送付されてきました。空港会社が一坪共有地を金銭で譲り渡せという裁判(本訴)を起こす前段の手続です。加瀬勉さんは、抗議のアピールを発しました。空港会社の土地強奪攻撃を打ち破っていこう。(連絡会)
■空港会社の共有地明け渡し攻撃を許さない!全面的に闘う
加瀬 勉〈三里塚芝山連合空港反対同盟大地共有委員会(II)代表〉
2009年8月9日
成田空港株式会社は、金堀台(横堀)、新山(横堀)、東台(木の根)の土地共有者に対して金銭による土地明け渡しの仮処分を千葉地裁に起こした。この空港株式会社の蛮行は、我々一坪土地共有者及び反対同盟に対する新たなる宣戦布告である。
我々はいかなる卑劣な手段にも屈することなく、自らの土地の権利を守る為に全面的に闘うことをここに表明する。