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 許すな!戦争国家の「歴史偽装」─2.11反「紀元節」行動─

日時・2008年2月11日(月・休)午後1時15分開場 

お話・北村小夜さん(元教員)、中原道子さん(東南アジア史研究)

場所・全水道会館(JR水道橋駅徒歩3分)


資料代・500円 

・デモ出発は午後4時ごろ予定

実行委員会・呼びかけ団体 アジア連帯講座/国連・憲法問題研究会/立川自衛隊監視テント村/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/反天皇制運動連絡会/連帯社/労働運動活動者評議会

連絡先・東京都千代田区三崎町3-1-18市民のひろば気付 落合BOX事務局 電話090-3438-0263

 参院で否決された「新テロ特措法案」の、衆院での再可決による成立という状況の中で、われわれはまた、2.11「紀元節=建国記念の日」を迎えようとしている。

 安倍政権のような強権的な政治手法から距離をとって野党との「協調」という姿勢で売り出した福田政権だが、アメリカの要請する戦争国家化の道を進むことを最優先する方向になんら違いがないことが、改め明らかになった。

 安倍政権のもとで進んだ日本の国家主義的、排外主義的な歴史認識にもとづく政治は、アジアの人びとの大きな怒りを引き出し、アメリカやヨーロッパにおける「慰安婦決議」の採択をも促した。そして沖縄戦をめぐる文科省の教科書改ざんは、沖縄の人びとの「島ぐるみ」の抗議の声を前に、手直しを余儀なくさせられた。

 ここには、「現在」の戦争国家化が「過去」の戦争の記憶を不断に甦らせ「過去」にたいする歴史認識が、現在の政治のありかたへの批判的問いに直結せざるを得ないという関係が、はっきりと現れている。

 一方で、「靖国派」とはいえない福田政権の登場は、右派の危機意識をかきたて、巻き返しもはじまっている。こうして、支配者層内部の「対立」をもはらみながら、グローバリズムの下での天皇制のあり方が、制度的な面でも再編成されていくことに、われわれは注目していかなければならない。

 天皇制と戦争・戦後責任、歴史認識とナショナリズム、靖国と「慰霊」をめる反天皇制運動の日常化・大衆化をめざす2.11反「紀元節」行動への参加と協力を訴える。

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