アジア連帯講座のBLOGです
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8月29日、東京都・文京区は、対テロ戦争型軍事演習である合同総合防災訓練を警視庁、自衛隊、米軍、自治体労働者、地元住民・民間、中高生など150機関、約1万4000人を参加させ、文京区会場、横田基地会場、臨海部会場、東京都庁及び文京区役所会場で強行した。しかも東京大学、東洋大学、京北学園キャンパス、都立小石川高・中学を拠点に自衛隊の展開を軸に住民、小中高生が動員された。地域のボーイスカウト・ガールスカウトは優先的に演習人員に組み込まれ、小中高生は「奉仕時間」「ボランティア」などと称して無理矢理に参加させた。
自衛隊は陸上(142人、車両30台、ヘリコプター2機)、航空(31人、車両4台)、海上(1機)が参加。小石川高校会場では、消防庁、警視庁などともにトリアージ
訓練(被弾・被曝した軍事兵員のリサイクルが可能か否かのために安否確認し検視・
検案・身元確認訓練)をメインに担架搬送訓練、医療処置訓練、病院搬送訓練を行っ
た。
都営地下鉄白山駅会場では、自衛隊員22人(搬送、医師、看護士など)が参加し大規模救出救助訓練(ホーム上の負傷者を担架で地上まで搬送する)を行った。負傷者役として高校生を5人を動員。さらに白山通り会場で道路上障害物除去訓練、救出救助訓練、病院搬送訓練に参加。東洋大会場では、自衛隊の炊きだしとともに、もっぱら自衛隊ポスター配布、迷彩服を着て記念撮影などという宣伝活動だった。
米軍は、陸軍(5人、ヘリ1機)、海軍(400人、ヘリ1機、船舶2)、空軍(5人、ヘリ1機)が参加。7月に完成した「有明の丘基幹的広域防災拠点」にした緊急支援物資の集積拠点の訓練を展開。具体的には、海軍が有明の丘防災拠点を活用した舟艇及びヘリによる支援物資輸送訓練。
輸送揚陸艦(デンバー)による医療救護訓練は、東京・晴海ふ頭に寄港しての訓練を予定していたが艦内故障のため中止し、横須賀基地内医療施設を使った。陸・空軍が横田基地・有明の丘を活用したヘリによる支援物資輸送を行った。
訓練テーマの「連携」のメインが陸・海自へり、警視庁ヘリ、東京消防庁ヘリ、米陸空海軍ヘリの「連携」と称する戦時負傷者搬送を想定した軍事演習だ。座間基地~横田基地~東京臨界広域防災拠点のコース、順天堂大学~横須賀基地コース、東京大学~東洋大学~武蔵野赤十字コースなどの飛行を展開した。全貌ははっきりしないが、航空管制指揮は、自衛隊が握ったもようだ。
「自助・共助」「連携」などと訓練テーマとして掲げたが、その実態は、自衛隊、米軍の参加、横田基地使用にみられるように基地防衛、首都中枢機能機関の維持から訓練作戦を練り上げ、展開したのである。つまり国民保護計画(「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」(04年)、「国民の保護に関する基本指針」(05年)に基づいた「武力攻撃事態対処」「大規模テロ対処」にむけた「軍事演習」であり、警察、行政、防犯・防災組織、自衛隊、米軍が一体となった防災訓練が戦争のための治安訓練の性格をますます濃くしたのである。民衆に役に立たない戦争動員のための防災訓練を糾弾しよう。
都市型テロ対処訓練の強行を糾弾する!
午前に強行された防災訓練に抗議して米軍・自衛隊参加の東京都総合防災訓練に反対する実行委員会2010は、早朝から各訓練会場への監視行動を行った。白山会場を中心に公安政治警察が大量に配備され、実行委の仲間たちに対する不当なピケット、入場阻止、嫌がらせを行ってきた。治安訓練の一環として公安は、演習作戦に基づいて監視行動に対する不当弾圧を行ってきたのである。監視行動は、不当排除を許さず、監視・抗議行動を貫徹した。
文京区勤労福祉会館から文京区一帯にむけて抗議デモ。大量の公安がつきまとい、機動隊による規制を強行してきた。超炎天下、仲間たちは、「防災訓練反対!自衛隊・米軍は参加するな!官民労働者、住民、生徒、児童を強制動員するな!」とシュプレヒコール、アピールが繰り返された。
会館で集会(デモ参加者含めてのべ100人)が行われ、白山通り会場、東洋大会場、東大会場、白山駅会場、駒本小学校、臨海公園会場の監視行動の報告が次々と行われた。
連帯アピールがAPECはいらない!神奈川の会、米軍・自衛隊参加の東京都総合防災訓練に反対する荒川・墨田・山谷&足立実行委、10・24朝霞自衛隊中央観閲式反対闘争実、パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実、靖国弾圧、全都反弾圧実から行われた。
池田五律さん(戦争に協力しない!させない!練馬アクション)は、防災訓練を総括し、自衛隊・米軍の「提携」による都市型テロ対処訓練の性格を強めつつ、「自助・共助」のテーマを掲げたように住民たちは自己責任で生き延びろということを前面に押し出したことを強調した。
郵政労働者ユニオン北西支部からのメッセージが紹介された。最後にシュプレヒコールを力強く行い闘争貫徹を確認した。
(Y)
自衛隊は陸上(142人、車両30台、ヘリコプター2機)、航空(31人、車両4台)、海上(1機)が参加。小石川高校会場では、消防庁、警視庁などともにトリアージ
訓練(被弾・被曝した軍事兵員のリサイクルが可能か否かのために安否確認し検視・
検案・身元確認訓練)をメインに担架搬送訓練、医療処置訓練、病院搬送訓練を行っ
た。
都営地下鉄白山駅会場では、自衛隊員22人(搬送、医師、看護士など)が参加し大規模救出救助訓練(ホーム上の負傷者を担架で地上まで搬送する)を行った。負傷者役として高校生を5人を動員。さらに白山通り会場で道路上障害物除去訓練、救出救助訓練、病院搬送訓練に参加。東洋大会場では、自衛隊の炊きだしとともに、もっぱら自衛隊ポスター配布、迷彩服を着て記念撮影などという宣伝活動だった。
米軍は、陸軍(5人、ヘリ1機)、海軍(400人、ヘリ1機、船舶2)、空軍(5人、ヘリ1機)が参加。7月に完成した「有明の丘基幹的広域防災拠点」にした緊急支援物資の集積拠点の訓練を展開。具体的には、海軍が有明の丘防災拠点を活用した舟艇及びヘリによる支援物資輸送訓練。
輸送揚陸艦(デンバー)による医療救護訓練は、東京・晴海ふ頭に寄港しての訓練を予定していたが艦内故障のため中止し、横須賀基地内医療施設を使った。陸・空軍が横田基地・有明の丘を活用したヘリによる支援物資輸送を行った。
訓練テーマの「連携」のメインが陸・海自へり、警視庁ヘリ、東京消防庁ヘリ、米陸空海軍ヘリの「連携」と称する戦時負傷者搬送を想定した軍事演習だ。座間基地~横田基地~東京臨界広域防災拠点のコース、順天堂大学~横須賀基地コース、東京大学~東洋大学~武蔵野赤十字コースなどの飛行を展開した。全貌ははっきりしないが、航空管制指揮は、自衛隊が握ったもようだ。
「自助・共助」「連携」などと訓練テーマとして掲げたが、その実態は、自衛隊、米軍の参加、横田基地使用にみられるように基地防衛、首都中枢機能機関の維持から訓練作戦を練り上げ、展開したのである。つまり国民保護計画(「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」(04年)、「国民の保護に関する基本指針」(05年)に基づいた「武力攻撃事態対処」「大規模テロ対処」にむけた「軍事演習」であり、警察、行政、防犯・防災組織、自衛隊、米軍が一体となった防災訓練が戦争のための治安訓練の性格をますます濃くしたのである。民衆に役に立たない戦争動員のための防災訓練を糾弾しよう。
都市型テロ対処訓練の強行を糾弾する!
午前に強行された防災訓練に抗議して米軍・自衛隊参加の東京都総合防災訓練に反対する実行委員会2010は、早朝から各訓練会場への監視行動を行った。白山会場を中心に公安政治警察が大量に配備され、実行委の仲間たちに対する不当なピケット、入場阻止、嫌がらせを行ってきた。治安訓練の一環として公安は、演習作戦に基づいて監視行動に対する不当弾圧を行ってきたのである。監視行動は、不当排除を許さず、監視・抗議行動を貫徹した。
文京区勤労福祉会館から文京区一帯にむけて抗議デモ。大量の公安がつきまとい、機動隊による規制を強行してきた。超炎天下、仲間たちは、「防災訓練反対!自衛隊・米軍は参加するな!官民労働者、住民、生徒、児童を強制動員するな!」とシュプレヒコール、アピールが繰り返された。
会館で集会(デモ参加者含めてのべ100人)が行われ、白山通り会場、東洋大会場、東大会場、白山駅会場、駒本小学校、臨海公園会場の監視行動の報告が次々と行われた。
連帯アピールがAPECはいらない!神奈川の会、米軍・自衛隊参加の東京都総合防災訓練に反対する荒川・墨田・山谷&足立実行委、10・24朝霞自衛隊中央観閲式反対闘争実、パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実、靖国弾圧、全都反弾圧実から行われた。
池田五律さん(戦争に協力しない!させない!練馬アクション)は、防災訓練を総括し、自衛隊・米軍の「提携」による都市型テロ対処訓練の性格を強めつつ、「自助・共助」のテーマを掲げたように住民たちは自己責任で生き延びろということを前面に押し出したことを強調した。
郵政労働者ユニオン北西支部からのメッセージが紹介された。最後にシュプレヒコールを力強く行い闘争貫徹を確認した。
(Y)
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