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11月26日嘉手納基地前「安保の見える丘」で抗議行動(QAB)


米軍の空軍と海兵隊による有事即応訓練が12月3日から7日まで沖縄・嘉手納基地でおこなわれた。岩国のFA18が30機も飛来し、その一部が500キロ爆弾を近海に投下しにいく「訓練」もあった。即応訓練は実戦に限りなく近い。何がおこなわれているかという情報は遠い。爆弾を落とす場所を我々は知ることが出来ないのだ。

 小説「エトロフ発緊急電」では、エトロフ島ヒトカップ湾に真珠湾奇襲を期して極秘裏に集結する日本海軍の大艦隊が描かれている。攻防が白日の下にさらされるまでの間、水面下で作戦を進行させる軍隊の不気味さを即応訓練の様子から連想した。

 嘉手納基地は、防衛利権で有名になった守屋も一役かった「米軍再編」と「沖縄の負担軽減」が打ち出された後、逆に航空展開に関して周辺住民がもっとも負担を押し付けられてきた基地である。F22抜き打ち配備、PAC3強行搬入、パラシュート降下訓練、F15の未明離着陸などやりたい放題の2年間だった。

 そのF15は、アメリカでの墜落事故(11月2日)以来の飛行停止措置を3週間後無理やり解除したばかりだった。しかし11月28日に2度目の飛行停止措置をとり、計4機目の機体の亀裂が発見されたところで3回目の飛行停止となった。この混乱は新自由主義的に整備などの基地要員を「コンパクト」に削減、労働強化した結果でもあるだろうし、F15の老朽化を印象付けてF22導入を加速したいという飛行機メーカーの宣伝によるものかもしれない。

12月8日嘉手納基地第一ゲート前でF15配備抗議集会(QAB)


 軍事予算の圧縮派と、利権にまみれた予算膨張派との葛藤が引き起こす矛盾は、軍事基地を舞台に再びあからさまになってきた。日本政府は、削減を検討した「思いやり予算」について、アメリカの要求を断らない事にした。だが日本人基地従業員の加算給の削減についてはあくまで押し通そうとしている。削減に反対する全駐労は第3波のストを12月12日(沖縄)から12月14日(神奈川)のリレー方式でおこなうという。それは始まったばかりだが、基地賛成の住民と反対の住民とで分断されてきた構図を乗り越えて、労働者の団結が次の時代を切り開く。辺野古の新基地阻止など米軍の思うようにさせてはいない現状だが、嘉手納における、報復的な住民無視の米軍デモンストレーションも許してはならない。(海)

11月30日全駐労の第二波スト。キャンプキンザーで
(QAB)

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