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 1月25日、解雇撤回を求めて京品ホテルを占拠・自主営業を続けていた東京ユニオン・京品ホテル支部に対して、東京地裁は立ち入り禁止・排除の不当な強制執行を行った。

 すでに前日から支援を含む組合員200名が自主営業を守るためホテルに結集していた。深夜の集会で、全国ユニオンの鴨会長から「みんな最後まで労働者らしく闘い、歴史に残るような闘いにしよう!」と檄を発し、全員がその決意を固めた。そして凍えるような寒さのなかで、全員が夜を徹してホテルを防衛した。

ヒ

 警察の動向をキャッチしたのが、払暁の6時頃。当該組合を含めて支援の組合員400人が、6層の分厚いピケを張った。7時過ぎにガードマン50人を伴い東京地裁の執行官がやってきて、立ち退きを要求。組合は警官やガードマンが近寄るたびにスクラムを固め、「帰れ!」コールの大合唱でこれをはね返した。さらに全員が「絶対に明け渡さないぞ。生存権を守るぞ。不当な執行をやめろ。警察官は帰れ」と力みなぎるシュプレヒコールを、品川駅前に何度もこだまさせた。社民党の福島みずほ党首も激励に駆けつける。連合の大型宣伝カーが登場し、地域にこの非道を許すなと駅周辺で訴え続けた。

一方、組合と執行官の間では、話し合いが8時10分まで行われ、一端30分間の休憩。話し合いを再開したが、物別れとなる。8時50分頃、ホテル向って右側からガードマンがピケ隊に突入。同時に中央・左側から警官隊200人もピケ隊に襲いかかるが、労働者たちも負けじと警官隊を押し返した。前夜の決意は本物だ!

団結のスクラム固くシュプレヒコール
 

まさに息がとまり、圧死しかけないぶつかり合いである。しかしピケ隊には女性や年配者も多くいる。にもかかわらず警官は、文字通り全体重をかけた弾圧を加えてきた。ついに暴力的なひっこ抜きを始め、労働者を路上にたたき伏せて部隊から一人ずつ排除した。ホテル建物の中で、一番奥にいた京品支部の組合員に対してすら、警官はケリをいれる暴力を平然と行った。怒りのシュプレヒコールが投げつけられた。ガラスが割れ、一人の組合員が手首を切るケガをした。さらに倒されて救急車で運ばれる仲間たちも。

ニュース映像(TBS)
 
↑「怪我人はいない」などと報道しているがデマである!  

 これ以上の抵抗は、けが人が続出しかねないと判断した東京ユニオン渡辺委員長は、撤退を部隊にうながし、警官隊とガードマンにもいったん引くように訴えたにもかかわらず、警官隊・ガードマンは暴力的排除を強行した。

 10時頃、渡辺委員長の指示により、全員がホテル脇の敷地に移動して、けが人や逮捕者の状況を把握した。拘束者がいたが、逮捕されずに奪還した。

 渡辺委員長は総括的に次のように、今後の決意を語った。
「京品ホテルはいったん封じ込められた。しかし、これで終わったわけではない。警察権力を使った許し難い排除だったが、旗は降ろさない。このままでは解雇は絶対に解決しない。社会的にこんなことは許されない。解雇撤回を求めてやってきた自主営業は96日になった。これは京品支部のひとりひとりががんばった結果だ。恥じることは何ひとつない。明日から困難な闘いが始まる。新しい労働運動の境地を開く。勝利に向かってがんばりたい」。

 京品支部・金本委員長は「心から感謝する。自分たちだけではできなかった。これで終わりではない。こんなくやしい思いはない。これが日本の法律ですか。警察がこんなことをして許されるのか。世の中の正義、人の正義、人の道をはずしているのは小林社長とリーマンブラザーズではないか。必ず戻ってきます。京品の仲間を、みなさんこれからも支えてください」と悔しさをこらえ、涙ながらに訴えた。

 最後に全体で、強制排除を許さない! 解雇撤回! とシュプレヒコールを行い、解散した。

 強制排除はされたが、自主営業への支援署名は7万を超えている。この日の闘いが必ず勝利的に語られる日がくる。ある当該組合員は「まだ終わっていない。これからだ」と呟いた。これからも京品ホテルの闘いを注目し、全国的支援をかたち作っていこう!

(かめ)

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» 『そして犬どもは黙っていた』――京浜ホテルの闘士たちへ――
三十数年前の、あの鉄工所、あれは、幻だったのか。 鉄さびの構内のそこここを、三本線も二本線も、ヘルメットの色ちがいも、それぞれが、それぞれを、誰よりも貴重なひとりひとりと認め、技量と肉体のありったけを持ち寄り、うなずきあって過ごした、奇跡のような日々は? ど
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