アジア連帯講座のBLOGです
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11月3日、千駄ヶ谷区民会館で[持たざる者]の国際連帯行動が行われ、約百人が参加した。
まず、主催者を代表して司会の山谷労働者福祉会館のなすびさんが発言。「民主党政権が誕生したが、民主党のマニフェストは高齢者医療制度の撤廃も先延ばしにされ、労働政策なども、ほとんど実現していない。」「我々の仲間も政権の中に入っているような時代だが、彼らが本当に力を発揮するためにも我々のような「持たざる者」が声を上げることが必要だ。」
今年の集会はリレートーク形式で行われ、様々な課題に取り組む「持たざる者」が次々に登壇し発言した。各地の争議団などを中心に活動している地域共闘交流会の仲間は刑事弾圧が激化している原状などを報告。一坪反戦地主会関東ブロックの仲間は辺野古の闘いなどを報告し、十一月八日に行われるデモとアメリカ大使館前での行動ヘの参加を訴えた。
まず、主催者を代表して司会の山谷労働者福祉会館のなすびさんが発言。「民主党政権が誕生したが、民主党のマニフェストは高齢者医療制度の撤廃も先延ばしにされ、労働政策なども、ほとんど実現していない。」「我々の仲間も政権の中に入っているような時代だが、彼らが本当に力を発揮するためにも我々のような「持たざる者」が声を上げることが必要だ。」
今年の集会はリレートーク形式で行われ、様々な課題に取り組む「持たざる者」が次々に登壇し発言した。各地の争議団などを中心に活動している地域共闘交流会の仲間は刑事弾圧が激化している原状などを報告。一坪反戦地主会関東ブロックの仲間は辺野古の闘いなどを報告し、十一月八日に行われるデモとアメリカ大使館前での行動ヘの参加を訴えた。
すぺーすアライズからは十一月一日にドメスティックバイオレンスをなくすためのデモを渋谷で行ったことが報告された。「DVでは被害者が出歩けなくなるなどの被害がある中で、加害者の男が大手をふって歩いている、そして多くの人が貧困の中にある。民主党は母子加算を復活させたが、こんなことはやって当たり前であって、全く不十分だ。」
続いてWSF2010首都圏実行委員会の仲間から、WSF(世界社会フォーラム)の歴史的経過と現在準備中の企画について発言があった。
ディストピアTOKYOの仲間は、東京都の安心安全町づくり条例が本年度改訂されたことを契機として始まった自分たちの運動を紹介し、03年に条例が作られて以降、駅前や商店街などでそろいのジャンパーなどを着た民間のパトロール隊や、町中での監視カメラが飛躍的に増殖していったこと、本年の「改正」以降は各地で「炊き出し禁止」が相次いでいること、それも「住民からの苦情」を理由としていることなどを報告、「不穏で不安な東京都安心安全条例に反対しよう」と訴えた。
「アンチファ」(アンチファシスト)というインターネットラジオ放送を行っている仲間は蕨市のフィリピン人一家の問題で強制送還された夫婦の中学生の娘さんにまで「日本から出て行け」というような恫喝を行った在特会や主権回復を目指す会などの動きについて注意を喚起した。
続いてパレスチナを訪問した仲間三人からの報告が行われ、現地でオリーブ摘みを手伝って来たことや、イスラエルによる占領が拡大している原状、多くのパレスチナの人々との出会いを語った。そしてラマッラーで演劇活動をしているニダールさんという人が「ワンステップで第三次インティファーダが怒りそうなぐらいパレスチナ人の中には怒りがたまっている」として「一つは、西岸でユダヤ人入植地が拡大していること、二つは、パレスチナ自治政府が腐敗して威信を失っていること、三つは、オスロ合意以降、パレスチナ人の中に失われていた抵抗心が甦りつつあること」の三つを揚げていたことが紹介された。
次は韓国からのゲストでギターなど楽器の製作をしているコルト・コルテックの労働組合。コルト社は大手メーカーのOEM生産などで世界のギター市場で30%のシェアを誇る大企業だが労働者を低賃金で働かせ、労災事故や「産業安全保健法」違反も多発している。07年以降リストラや、偽装倒産にさらされ、工場や、本
社の占拠闘争など果敢に闘い続けている。今回はパシフィコ横浜で二年に一度開かれる日本国内では最大級の楽器イベントである「楽器フェア」に合わせて来日した。
▲コルト・コルテックの労働者から力強いあいさつ
続いてAPFS労組の仲間は一緒に登壇したバングラディシュ人労働者ことを紹介し、「彼の賃金明細は納品伝票だった。社員と一緒の仕事をしていながら従業員として扱われていなかった。社会保険にも入っていなかったし、残業費なども支払われていなかった。」そして彼だけではなく、多くの企業が外国人労働者を非人間的な状態に置いて金儲けをしていることを糾弾した。
在日アジア労働者と共に闘う会の仲間は入管法が毎年のように改悪され、ビザが無い人は労働相談にすら来れないような状態になっている訴えた。
山谷争議団・反失実の仲間は共同炊事の食数が昨年と比べて激増していることを紹介し、そのような背景の中で、野宿者を施設に囲い込み生活保護費をピンハネする施設がっ跋扈していること、かつての人夫だし飯場が次々に参入していることを報告した。
夜廻り三鷹の仲間は府中派遣村が今年末に向けて準備中であることを報告した。
最後に渋谷のじれんが宮下公園のナイキ公園化との闘いについて共に闘うことを訴えた。
集会決議を採択し、デモに出発。原宿駅を過ぎて代々木体育館付近まで来ると街宣車の右翼が大音量で「山谷の乞食!汚い赤旗をたたんでとっとと帰れ!」と妨害をしてくる。デモ解散まで計三回にわたって車を先回りし嫌がらせを繰り返した。警察は見て見ぬ振りである。
渋谷駅を通って宮下公園で解散。世界中の持たざる者は団結しよう!と、団結ガンバローで行動を終え、多くの仲間が急ぎ足でブッシュ来日抗議行動へと合流した。
(板)
続いてWSF2010首都圏実行委員会の仲間から、WSF(世界社会フォーラム)の歴史的経過と現在準備中の企画について発言があった。
ディストピアTOKYOの仲間は、東京都の安心安全町づくり条例が本年度改訂されたことを契機として始まった自分たちの運動を紹介し、03年に条例が作られて以降、駅前や商店街などでそろいのジャンパーなどを着た民間のパトロール隊や、町中での監視カメラが飛躍的に増殖していったこと、本年の「改正」以降は各地で「炊き出し禁止」が相次いでいること、それも「住民からの苦情」を理由としていることなどを報告、「不穏で不安な東京都安心安全条例に反対しよう」と訴えた。
「アンチファ」(アンチファシスト)というインターネットラジオ放送を行っている仲間は蕨市のフィリピン人一家の問題で強制送還された夫婦の中学生の娘さんにまで「日本から出て行け」というような恫喝を行った在特会や主権回復を目指す会などの動きについて注意を喚起した。
続いてパレスチナを訪問した仲間三人からの報告が行われ、現地でオリーブ摘みを手伝って来たことや、イスラエルによる占領が拡大している原状、多くのパレスチナの人々との出会いを語った。そしてラマッラーで演劇活動をしているニダールさんという人が「ワンステップで第三次インティファーダが怒りそうなぐらいパレスチナ人の中には怒りがたまっている」として「一つは、西岸でユダヤ人入植地が拡大していること、二つは、パレスチナ自治政府が腐敗して威信を失っていること、三つは、オスロ合意以降、パレスチナ人の中に失われていた抵抗心が甦りつつあること」の三つを揚げていたことが紹介された。
次は韓国からのゲストでギターなど楽器の製作をしているコルト・コルテックの労働組合。コルト社は大手メーカーのOEM生産などで世界のギター市場で30%のシェアを誇る大企業だが労働者を低賃金で働かせ、労災事故や「産業安全保健法」違反も多発している。07年以降リストラや、偽装倒産にさらされ、工場や、本
社の占拠闘争など果敢に闘い続けている。今回はパシフィコ横浜で二年に一度開かれる日本国内では最大級の楽器イベントである「楽器フェア」に合わせて来日した。
▲コルト・コルテックの労働者から力強いあいさつ
続いてAPFS労組の仲間は一緒に登壇したバングラディシュ人労働者ことを紹介し、「彼の賃金明細は納品伝票だった。社員と一緒の仕事をしていながら従業員として扱われていなかった。社会保険にも入っていなかったし、残業費なども支払われていなかった。」そして彼だけではなく、多くの企業が外国人労働者を非人間的な状態に置いて金儲けをしていることを糾弾した。
在日アジア労働者と共に闘う会の仲間は入管法が毎年のように改悪され、ビザが無い人は労働相談にすら来れないような状態になっている訴えた。
山谷争議団・反失実の仲間は共同炊事の食数が昨年と比べて激増していることを紹介し、そのような背景の中で、野宿者を施設に囲い込み生活保護費をピンハネする施設がっ跋扈していること、かつての人夫だし飯場が次々に参入していることを報告した。
夜廻り三鷹の仲間は府中派遣村が今年末に向けて準備中であることを報告した。
最後に渋谷のじれんが宮下公園のナイキ公園化との闘いについて共に闘うことを訴えた。
集会決議を採択し、デモに出発。原宿駅を過ぎて代々木体育館付近まで来ると街宣車の右翼が大音量で「山谷の乞食!汚い赤旗をたたんでとっとと帰れ!」と妨害をしてくる。デモ解散まで計三回にわたって車を先回りし嫌がらせを繰り返した。警察は見て見ぬ振りである。
渋谷駅を通って宮下公園で解散。世界中の持たざる者は団結しよう!と、団結ガンバローで行動を終え、多くの仲間が急ぎ足でブッシュ来日抗議行動へと合流した。
(板)
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