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 8月3日、アジア連帯講座は、コア・いけぶくろで「G8サミットとはなんだったのか 課題と今後」をテーマにしてG8サミット対抗アクション札幌行動報告会を行った。

 アジ連の仲間から開催あいつが行われ、「サミット最大の議題とされた地球温暖化への対策も具体的な中期的CO2削減目標も打ち出せず、『原子力の積極活用』などと欺まん的な声明を出した。イラク戦争の継続などサミット=戦争会議の側面をあらわにした」ことを批判した。

 さらに「札幌対抗アクションは、欧米諸国のものと比較すれば規模は小さかったか
もしれない。しかし、日本各地で行なわれた、開発、アフリカ『支援』、環境、労働エネルギー(原子力)などをテーマにしたG8閣僚級会議への対抗アクションが取り組まれた。札幌行動では労組や農民団体、エコロジー、反貧困│反資本主義などの多様なグループが、それぞれの主張を掲げて行動するなど、豊かな多様性を持ってかちとられた。この到達点から、さらに運動を広げ『世界を民衆の手に取り戻す』ための課題とは何か。G8対抗行動の総括から今後の課題について討論していこう」と提起した。


反G8札幌行動フォト報告

 反G8札幌行動フォト報告が行われ、「チャレンジ・ザG8市民ピースウォーク7.5」の集会模様、各国、全国各地から参加した仲間たちのデモが映し出された。G8首脳の張りぼて、「ビッグヘッド」、創意工夫に富んだ横断幕、パフォーマンス、サウンド・デモなどによってG8批判をアピールするシーンが次々と飛び込んできた。豊かな表現力が結集し、そのパワーに引きつけられていった。

 国家権力は、スタートから過剰なデモ規制を繰り返し、サウンド・デモの仲間たちをねらい撃ち的に三人、外国メディア・カメラマン一人を不当逮捕した。フォト報告は、警察・機動隊による不当な規制、弾圧シーンなどが登場。参加者はあらためて国家権力の暴挙に対して怒り、不当弾圧を強行した責任を追及していかければならないことを確認し合った。

『平和・人権・公正・民主主義』と国際主義を運動的にも鍛え上げていくことが必要だ

 国富建治さん(新時代社)は、「G8洞爺湖サミットとは何だったのか」というテーマから問題提起した。
 第一は、「サミットの歩みと日本の反サミットの取り組み」について。1975年のランブイエ・サミット、一九七九年の東京サミット、二〇〇〇年の沖縄サミットについて当時の国際情勢の関係からその政治性格を明らかにした。そのうえで「沖縄サミットの取り組みは、すでに国際的には『反グローバリズム』運動が本格的に登場していたが、日本の場合は新自由主義的グローバル化との対決をメインテーマにするものでは必ずしもなかった。だが今回の反G8サミットの闘いは、明確に新自由主義的グローバリゼーションとの対決を前面に掲げ、反貧困、食糧、環境、人権などの取り組みと結合しながら作り出してきたことは大きな前進だった」ことを強調した。

 第二は、洞爺湖サミットが新自由主義グローバリゼーションの危機の露呈とG8システムの崩壊の開始であったことを浮き彫りにした。具体的には、1.サブプライムローン危機に代表される世界的金融危機 2.食糧価格、原油価格の高騰 3.新自由主義への社会的抵抗とその国際的結合 4.イラク戦争の米国にとってのダメージと単独覇権システムの解体 5.BRICS=新興経済発展国の台頭を取り上げて明らかにした。

 同時に、オルター・グローバリゼーション運動についても対象化し、社会的資本主義・社会自由主義か、オルタナティブな反資本主義的方向性かなどの分岐も始まっていることを指摘した。国際的交流、諸テーマの運動の交流を積み上げ、豊富化していく姿勢が求められていることを確認した。

 第三に「G8サミットに対抗する市民・社会運動」について取り上げながら、「新自由主義の否定的諸結果に対する批判の高まりと『反資本主義』的ムードが拡大している。ラディカルさを求める気運にどう働きかけるのか。政治的内容がいっそう問われる。テロリズムや宗教原理主義、人権の抑圧に対抗して『平和・人権・公正・民主
主義』と国際主義を運動的にも鍛え上げていくことが必要だ。中国(香港、台湾)と韓国との運動的・政治的共同の討論、実戦を強化しいくべきだ」と結論づけた。
 

当別キャンプ報告 全員参加の徹底討論

 「G8サミットを問う連絡会インフォセンター/キャンプワーキンググループ」に参加した栗原康さん(ATTAC Japan〈首都圏〉)から、当別キャンプの取り組み報告が行われた。

 当別キャンプフォト報告後、栗原さんは、「昨年のドイツ・ハイリゲンダム・サミットに参加し、そこでサミット反対キャンプ場に参加した。すでにサミット反対キャンプ場の設置は慣例化している。北海道を訪れる国内外のNGO、市民グループの人びとに、宿泊と交流の機会を作るためにキャンプをとりくんだ。当別キャンプ場は、中学校廃校後、防災拠点として地域で使われている場所です。外国の仲間も含めて約150人ほどの仲間たちが参加した。期間中、様々なテーマのワークショップ、交流会、五日のピースウォークにむけた反G8あやつり人形作りなどが行われた。運営方法は、全員参加の徹底討論のうえキャンプのルール、食事作り、宿泊体制などについてまで合意作りを積み上げていった」と述べた。

 さらにサミットに対置して「世界中の人々が集まりキャンプ場で共に生活し、新たなコミュニティー、下からの民主主義など生まれ成長していった」ことを述べ、キャンプ場自体が反サミットを表現する運動としてねばり強く取り組まれてきたことの意義を提起した。

 最後に質疑応答を行い集約し、「課題と今後」について継続して討論していくことを参加者全体で確認した。(Y)

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