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4月10日、鳩山邦夫法相は、法務省内で四名の死刑囚の死刑を執行したことを発表した。今年2月に三名の死刑を執行してから、わずか二ヶ月で四名の死刑を執行したことになり、鳩山の昨年9月の法相就任以降、昨年12月の三名の死刑執行以来、十名の死刑が執行されたのだ。

たった4ヶ月間で十名の殺害を命令し、実際に殺害した「凶悪犯」「大量殺人犯」がこの世にどれだけいるだろうか。しかも、刑の執行と遺体の処理は刑務官労働者に丸投げしながら、鳩山本人は薄ら笑いを浮かべながら「大変つらいご報告をしなければいけません」などと刑の執行を発表するのである。絶対に許すことは出来ない。

 

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2月1日 死刑廃止を推進する議員連盟の会

2月1日、法務省は三名の死刑を執行した。自称「CIAのスパイ」鳩山邦夫法相自らが記者会見で発表した。前回の12月7日の死刑執行から二ヶ月足らずという、ハイペースの死刑の執行であり、「死刑の執行」を日常的なものにして2009年に開始するとされる「裁判員制度」に向けて世論と「国民感情」を死刑にさらに慣れさせ、「当たり前のもの」にしようとする「ためにする」死刑執行である。またこれは、昨年12月18日の国連総会において104ヶ国の賛成で採択された「死刑執行停止決議」への挑戦であり、「死刑存置国の砦としての日本」の姿勢を世界に示そうというものである。

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死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90の声明を転載。 


鳩山邦夫法相による死刑執行に抗議する集会
 


12月16日(日)午後6時から
日本キリスト教会館4階会議室(早稲田)

発言は安田好弘、保坂展人、免田栄(予定)
ほか執行された方と交流のあった方をお招きする予定です。(フォーラム90)

 
     抗 議 声 明

 本日、藤間静波さん(東京拘置所)、池本登さん(大阪拘置所)、府川博樹さん(東京拘置所)に死刑が執行されたことに対し、強く抗議する。

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「アルカイダの友達の友達」鳩山邦夫法相は、12月7日、三名の死刑囚の死刑執行にサインした。
今回の死刑執行は、執行された死刑囚の名前と犯歴、執行場所を法務省が初めてあかすという、法務省がその検討を11月30日にあきらかにしたばかりの「新方針」をアピールしてみせるためのものだ。このような「ためにする」死刑によって、三人の生命が奪われたのだ。絶対に許すことは出来ない。

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8月23日、法務省は三名の死刑を執行したことを発表した。まだ発足してから一年足らずの安倍政権で、三回に渡って十人の死刑を執行したことになる。まるで「美しい国の浄化作戦」とでも言わんばかりのハイペースの死刑執行であり、また、内閣改造直前の「駆け込み執行」という、「実績=数字」を残すための「死刑のための死刑」である。絶対に許すことは出来ない。

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