[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
8月27日、キリスト教徒であり「理想の最高経営責任者(CEO)タイプの指導者はイエス・キリスト」と公言してはばからない李明博の政府が、キリスト教のとりわけ右派プロテスタント系を優遇して、仏教や他宗教を差別・排撃しているとして、仏教徒を中心にソウル市庁前広場に主催者発表で20万人超(警察発表でも6万人)が「憲法破壊・宗教差別の李明博政府糾弾集会」に結集した。
ソウル市長時代に「ソウル市を神に捧げる」と発言した李明博は大統領就任以降、さらにプロテスタント系偏重の姿勢を強めていた。親米保守の"ニューライト"の傾向の強い聖職者との関係を強めて政府の主要人事に 'ソマン教会'(Somang Church)の人脈を重用し、5月には純福音教会の朝食会祈祷会に出席しながら、釈迦誕生日には背を向けて仏教界の反発を買った。
火災事故のために横須賀への配備が遅れていた米原子力空母ジョージ・ワシントンは、先日サン・ディエゴを出港し、横須賀に向かっているとのこと。
今のところの予定では9月25日入港ということのようです。ぜひともNO!の声を上げましょう。
以下は「すべての基地にNO!ファイト神奈川」の木元茂夫さんのメールから、当面の行動スケジュールです。
………………………………………………………
●8月27日 浚渫差止め訴訟控訴審 東京高裁424号法廷 午後2時
●8月30日 今こそ、爆音を止めろ!母港化返上! 8.30大和集会
大和市 勤労福祉会館 午後4時半 小田急線鶴間駅下車 5分
●9月6日 全国基地爆音訴訟原告交流集会
午後6時15分 大和市健康福祉センターホール 小田急線鶴間駅下車 5分
●9月19日 原子力空母母港化反対 横浜集会 平和運動センター、厚木基地爆音防止期成同盟主催
午後6時半 大通り公園 京浜東北線 関内駅下車 5分
●9月21日 「被害は横須賀だけでない、横浜にも・・・原子力空母の母港化を考える市民集会」
午後6時半 県民センター
●9月25日 入港当日の行動は、計画・準備中です。入港日はこの日の可能性が高いですが、確定的な情報はありません
「原子力空母ジョージ・ワシントン入港阻止全国集会-なんとしても配備を止めよう!」
主催 フォーラム平和・人権・環境 集会 18:00 デモ 19:00
場所 横須賀 ヴェルニー公園
韓国シチズン精密労組遠征49日目
8月22日午前11時45分から、韓国シチズン精密労組と応援する会は東京田無にあるシチズン本社工場前で、偽装売却を許さず、雇用の保障を勝ちとるためシチズン本社との話し合いを求める行動を行った。韓国シチズン精密労組遠征団はさらに増えて19人で闘っている。
昼休みに多くのシチズン従業員が道路を隔てた食堂に昼食のために通る。韓国シチズン精密労組分会長は次のように訴えた。
「シチズン本社の一方的な売却のためにここに来ている。金属労組との協約を破った。ずっと一生懸命に働いてきた。一夜にして路上に放り出した。このようなやり方に対して闘っている。警察に通報したり、ジャバラをつけたりしている。何としてもシチズンとの話し合いを実現したい。話し合いを拒否しているシチズンは『市民に愛されるシチズン』と言っている。実体は韓国精密のやり方を見れば明らかだ。みなさんは雇用が安定して働いているのかもしれない。ちょっと会社がおかしくなれば、皆さんも同じだ。そのようなことを防ぐためにも海を
渡ってやってきた。このようなことを解決するには買った会社と私たち、シチズン本社が話し合いをする以外にない」。
韓国の闘う労組の歌やシュプレヒコールを行う。この日、横断歩道橋の上で、チラシまきを行う組合員に対して、ガードマンが執ように妨害し、シチズン従業員も困惑しながら通っていった。
ソウル地方警察庁は8月20日、この7月2日の民主労総金属労組による米産牛肉輸入反対、公共部門の民営化阻止、物価高騰への対策、大運河事業中止を求めたゼネストを「違法スト」として、金属労組のチョン・ガプドゥク委員長を逮捕するという暴挙に出た。
金属労組がソウル永登浦警察署前で記者会見(8月21日)
金属労組は、翌21日に記者会見で引き続き全国ストライキによってチョン委員長の奪還する意思を表明した。
このかんの李明博政府と警察権力は、戦闘警察による暴力的鎮圧をさらに激化させることで、キャンドル闘争を最終的に粉砕することを目論んでいる。放水に色素を混ぜて服に色素がついていればそれだけで逮捕し、あるいは私服戦闘部隊の新たな創設、そして民主労総を集中的な弾圧の対象に見立てて、民主労総本部に出入りする人物や車両を徹底的に違法検問による嫌がらせを続けている。
8月15日、李明博審判!デモクラシー守れ!第100次キャ ンドル文化祭
が警察のソウル市庁前広場前の源泉封鎖によって、小公洞ロータリーで
奇襲的に開かれた。しかし警察は午後8時10分頃から青色色素がまじった
水の大砲を噴射してデモ隊を解散 させて大量連行作戦を繰り広げた。
以下、民主労総ホームページから翻訳。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
金属労組,対政府ゼネスト総力闘争宣言(2008-08-21 16:12:34)
http://www.nodong.org/nodong/?pcode=C00&serial=4080
“金属労組の7.2ストライキは正当な労動者団体の行動権の行使で適法手続きに進行された合法的行為”...‘金属労組チョン・ガプドゥク委員長の強制連行糾弾·公安弾圧粉砕,金属労組ゼネスト宣言記者会見’
金属労組がチョン・ガプドゥク委員長を不法に強制暴力連行した警察の暴挙を強力に糾弾して、李明博政権を相手にゼネストなどによる総力闘争を宣言した。
金属労組は去る7月4日の第4次中央執行部会議で、指導部が逮捕された際には直ちにゼネストに突入することを決めた経緯がある。労組は今日(21日) 第10次中央執行部会議を開いてチョン・ガプドゥク委員長を強制連行したことは、金属労組に対する不当な弾圧だと規定、決定事項どおりゼネストを展開することを決意して、明日(22日)4時間の拡大幹部ストライキと来週(8月27日)に2時間の全事業所での 2時間ストライキを決めた。
8月21日、アジア連帯講座は、「9.6公開講座 中国はどこへ」にむけた事前学習会を行いました。簡単ですが、報告します。
講師は、湯川順夫さん(トロツキー研究所)、稲垣豊さん(アジア連帯講座)。
「民族自決権についてのメモ」
湯川さんは、「民族自決権についてのメモ」というテーマから、1.民族自決権をめぐる社会民主主義との分岐 2.第二インター左派の考え(ローザ、トロツキー、レーニン) 3.民族自決権 4.スターリニズムと民族主義 5.1959年のチベット問題に関する評価について提起しました。
さらに今日の課題として「抽象的なプロレタリアートの統一、国際主義の主張や民族主義イデオロギーへの無批判的な同調から避けることが必要だ」と結びました。
チベット問題に関しては、「新自由主義的グローバリゼーションの大きな流れの中で中国、チベット民衆の共同行動を通した新たな主体の登場が求められている。同時に、そのことを意識した各国の支援連帯運動の拡大が必要だ」と訴えました。
8月18日、パキスタンの軍事独裁者ムシャラフが、大統領の座からの退陣を表明した。
しかし、パキスタン政府・連立政権は、大衆の「犯罪者ムシャラフの逮捕」を求める大きな世論に反して、ムシャラフの訴追回避と国内滞在の自由などを認めるという許しがたい決定を20日に下した。
この一連の経過と現情勢、そしてパキスタン左翼の任務と展望について、パキスタン労働党(LPP)のファルーク・タリクが同党のホームページに論評を寄せている。翻訳して掲載する。
ムシャラフは去った。次は?
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
独裁者は去れども、その政治は終わっていない
8月19日 ファルーク・タリク
http://laborpakistan.org/latest%20news%2019.08.08.htm
2008年8月18日、独裁者ムシャラフの恥多き退場を数千の人々が街頭で祝福した。彼が、一時間にもわたって全国放送のテレビで予定外の演説で辞職を発表すると、民間のテレビ局は四つの州すべてで即時に辞任を歓迎する意思表示をしたと報じた。ムシャラフは、パキスタン人民党(PPP)が率いる四つの政党の与党同盟による弾劾の動きに直面して、パキスタンの大統領を辞任した。
初めてすべての政党が、連立与党による弾劾の動きの発表について、ムシャラフ将軍を擁護しなかった。彼は議会・政党政治の分野において、孤立に直面した。ムシャラフが長い間協力してきたムティヒダ・カウミ党(MQM)さえ、ムシャラフを公然と防衛しようとはしなかった。四つの地方議会はすべて、ムシャラフを問責する決議を可決した。シンド州議会とバルチスタン州議会は満場一致、パンジャブ州議会で90パーセント以上、北西辺境州(NWFP)で98パーセント以上がムシャラフに反対する投票を行った。
2006年8月15日に小泉首相が靖国神社を参拝するのに抗議して、強制的に合祀された台湾・韓国・沖縄・日本の遺族たちを中心に抗議行動が組まれた。2007年にはニューヨークでの反ヤスクニ行動が取り組まれた。そして、格差・貧困が広がる中で、イラクやアフガニスタン戦争が繰り広げられる。日本が憲法を改悪し、戦争のできる国家へと変わることは再び戦死者を「英霊」とたたえる靖国神社の役割が重要性を帯びることになる。そうさせないために、今年もヤスクニノー、戦争ノーの行動が取り組まれた。
北京オリンピック開催をまえに中国当局は、メイン会場から遠く離れた三つの公園に示威活動のための特別スペースを設置し、そこでの示威活動を認めるという記者会見を行った。
住宅の強制移転、官僚の腐敗、リストラ、エイズ問題などさまざまなテーマに関する示威活動を海外に向けてアピールしようと全国各地から中国人民が示威申請に動き出した。しかし各地の地方政府当局は、予防拘禁をふくむさまざまな方法で示威行動を予定している民衆を弾圧、中央政府も厳戒態勢を敷いて民衆の抗議行動を弾圧している。
以下は、8月18日にBBC中国語ニュースに掲載された報道の翻訳である。(H)
===========
北京オリンピック:示威活動申請は77件
原文
北京当局はオリンピック開催期間中に初めて示威行動に関する情報を公表した。政府系メディアによると、中国政府当局は、オリンピック開催期間中に北京に設置された三つの区域で示威活動を行うための申請が77件あったことを明らかにした。
靖国参拝した閣僚、国会議員、石原都知事糾弾!
八月十五日、「<戦争の記憶>を問い続けよう!8・15反『靖国』行動」《主催・実行委員会》が行われた。
北京オリンピックを通してナショナリズムが繰り返し煽動される中、「63年目の終戦記念日」と称して侵略戦争と天皇制を賛美する勢力は、靖国神社参拝や各地で諸行事を強行した。政府主催の全国戦没者追悼式で福田首相は、「不戦の誓い」などと押し出したが、その中身はとんでもない「戦争宣言」だ。「平和協力国家として国際社会の先頭に立ち、世界の恒久平和の確立に向けて積極的に活動していく」と決意表明し、米グローバル戦争戦略に積極的に参戦していくために「恒久派兵法」の制定をねらっている。天皇アキヒトも例年と同じように戦争責任をあいまいにし、天皇制自身の犯罪性を直接掘り下げようとしないのだ。
政府閣僚では野田聖子消費者行政担当相、保岡興治法相、太田誠一農水相、そして超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・島村宜伸元農水相)のメンバー56人(自民党48人 民主党6人、無所属2人)が靖国神社を参拝し、侵略戦争賛美キャンペーンのパフォーマンスを繰り広げた。島村会長は参拝後の記者会見で、福田首相が参拝しないことについて「日本人として日本の政治家として参拝すべきではないか」と牽制した。これと連動して、靖国神社では「日本会議」と「英霊にこたえる会」が戦没者追悼中央集会を開催し「アメリカ下院での慰安婦決議問題、いわゆる『A級戦犯』分祀問題など歴史認識や靖国神社を巡り看過できない問題起こっています」と危機感を現し、福田政権に対する圧力を強化していくことを確認した。
実行委員会は、このような侵略戦争と天皇制を賛美する勢力の動向を見据え、断固として抗議デモと集会を行った。
第8回国賠裁判報告
10.24免状等不実記載弾圧を許さない!勝利する会・事務局より
「不祥事と公安弾圧の楼閣」神奈川県警
8月12日、横浜地方裁判所で10.24免状等不実記載弾圧を許さない!第8回国賠裁判が行われた。今回はAさん不当逮捕を強行した指揮官・佐藤道夫(神奈川県警公安3課課長補佐)が県側証人として出廷した。佐藤は、1976年警察官となり、公安政治警察に着任してから数々の違法捜査、人権弾圧を繰り返してきた人物だ。現在は金沢署に勤務だという。
証人尋問は神奈川県代理人の金子弁護士の質問で始まった。金子は前回原告Aさんたちに質問したと同じように、事件の背景たるJRCL等がどんな組織であるか、免許証の住所記載の違い、定期券にペンネームを使ったことなど非合法行為をする可能性があったという雰囲気をかもし出そうと意図した。
金子の「早口」の質問に、佐藤は事前の想定問答をもとにした打ち合わせどおりに「よどみなく」答えていった。特に「マルクス・レーニン主義を奉じる極左暴力集団」「組織的計画的犯行」とすらすら唱えるくだりでは、「過激派」を指し示す文言が警察官の教義になってしまったかのような錯覚を感じさせるのは皮肉なことだ。逮捕拘束、家宅捜索のときの生々しさをよみがえらす証言も随所にあり、佐藤の淡々とした話しぶりゆえに「火のないところに煙を立たせる」警察の実態の一端を見たようで、あらためて怒りが沸いてきた。