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12月27日、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ地区に向けてミサイル攻撃などを行い、現在までに死者は少なくとも225人、負傷者が400人に達していると伝えられている。今年2月27日に百名以上を殺害した空爆を上回る大虐殺である。
イスラエル政府はこの攻撃を「ハマスのロケット弾攻撃に対する報復であり、ハマスの軍事施設への攻撃」などとしているが、実際はまたしても非戦闘員をも殺害することを前提とした軍事作戦であり、絶対に許すことはできない。
今回の大虐殺について、反シオニズムに拠るパレスチナ人-イスラエル人共同のグループであるオルタナティヴ情報センター(AIC)がイスラエルを糾弾する世界的な抗議行動を呼びかける声明を発した。
以下、翻訳して転載する。
東エルサレムでは若者たちが虐殺に抗議行動
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AICの緊急声明
ガザへの攻撃・殺戮に抗議し、市民社会の動員と国際的制裁をよびかける
オルタナティブ情報センター(AIC)
オルタナティブ情報センター(AIC)は、今日、イスラエル空軍がガザ地区に対して行った攻撃・殺戮を非難する。
この攻撃によって(現在の時点で)150人以上のパレスチナ人が殺された。AICは全世界の社会運動団体に対して、このイスラエルの戦争犯罪に反対する運動を起こすよう呼びかけ、国際社会がイスラエルに対する制裁を発動し、ツィピ・リブニ、エフド・バラクをはじめとするイスラエルの政治および軍事的リーダーたちの、イスラエルの選挙プロセスの一環として行われたこのあからさまな戦争犯罪を告発するよう要求する。
ガザ地区に対するイスラエルの軍事攻撃は、イスラエルが主張しているような、イスラエルによる占領と継続的な包囲に対するガザ民衆の抵抗に対する報復などではなく、ガザ地区におけるハマスの政府を排除するという公言されている目的の一環である。イスラエルはブッシュ政権の最後の時間を活用して、軍事力によって政治的変更をもたらすという執拗な、しかし効果のない新保守主義的政策を実現しようとしている。
西岸の主要都市でガザ地区に対するイスラエルの攻撃に抗議するデモが計画されている。今日、テルアビブではパレスチナ人とイスラエル人の共同のデモが行われる。
背景(英語)については:http://www.alternativenews.org/news/english/israel-planning-military-assault-on-gaza-strip-20081225.html