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カムバクシュさんの救出を訴えるカブールでのデモ(2月1日)
現在のアフガニスタンで、宗教的原理主義による女性抑圧を批判する文書を大学で配布したというだけで、23歳の学生が死刑判決を受けたという事件が起きている。これはタリバン政権の時代の話ではなく、現在のカルザイ政権下で起きている事件であり問題である。これが、「自由と民主主義を拡大する」を大義名分に行われたブッシュの戦争が作り出し、日本政府が支援する政権の所業なのである。
現在、この学生で日刊紙『Jahan-e Naw』(新世界)に記事を書いていたサイード・ペルベス・カムバクシュ-Sayed Pervez Kambakshさんの死刑執行を阻止して、釈放させようという動きが世界のインターネット上・ブロガーの間で広まりつつある。
さしあたって日本でもアフガニスタン大使館へ、カムバクシュさんへの死刑判決の撤回と執行の中止を要請する電話・FAX・メールを集中させよう(大使館連絡先下記表記)。あるいは、大使館行動や米日政府への働きかけなど、それ以上の具体的な取り組みが問われているだろう。
この勇気ある青年を救おう!
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Kim Zetter
アフガニスタンの23歳になる学生ジャーナリストが、イスラム社会の一部における弾圧的な女性の扱いを批判した記事をダウンロードして配布したとして、死刑判決を受けている。
この学生は、アフガニスタンのバルフ大学でジャーナリズムを学び、日刊紙『Jahan-e Naw』(新世界)に記事を書いているSayed Pervez Kambaksh氏(写真)だ。
この判決は、Kambaksh氏が、ペルシア語サイトに掲載されていた「イスラム教原理主義が女性の弾圧を正当化しているのは、モハメッドの教えを歪曲するものだ」と批判する内容の記事をダウンロードし、大学のほかの学生や教師に配布したことに対して下された。
Kambaksh氏は、2007年10月に告発され身柄を拘束されていた。告発では、同氏の行動は神への冒涜だとされている。
報道によると、Kambaksh氏はシャリーア(イスラム法)による裁判所で裁かれ、弁護士も認められなかったという。イギリスの『The Independent』紙によると、アフガニスタン議会上院は1月末、この判決を支持する動議を通過させた。
ほかのジャーナリストに対しても、Kambaksh氏を支持する抗議行動を起こした場合、逮捕するという警告が出されている。
The Independent紙はKambaksh氏を支持するキャンペーンを立ち上げ、アフガニスタン政府へ介入するようイギリス外務省に圧力をかけることを、読者に呼びかけている。
同紙は、読者が記入して送信すればいいようになっている請願書をサイトに掲載している。
WIRED NEWS 原文(English)
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≪抗議先≫
アフガニスタン大使館
http://www.afghanembassyjp.com/japanese/index.php
東京都渋谷区西原3-37-8-B
Tel: 03.5465.1219
Fax: 03.5465.1229
メッセージフォーム
http://www.afghanembassyjp.com/japanese/contact.html
≪抗議文例≫
大使館は、私たちの声をアフガニスタン本国の政府に届けてください。
私たちは、宗教的原理主義による女性への抑圧に反対して死刑判決を受けたSayed Pervez Kambakshさんの死刑判決の破棄と死刑執行の中止をアフガニスタン政府に求めます。アフガニスタン政府は、いますぐKambakshさんを釈放してください。
An embassy should send our opinion to the Afghanistan home government.
We ask the Afghanistan government for reversal of the death sentence of Mr. Sayed Pervez Kambaksh who received death sentence in opposition to the oppression to the woman by religious fundamentalists, and the stop of execution. The Afghanistan government needs to release Mr. Kambaksh immediately now.
【この問題を取り上げているBLOG】
・トメトのきもち
(無題)
・D.D.のたわごと
ここがヘンだよアフガン・クウェートの笛
・法律ニュース
ダウンロードで死刑判決:アフガニスタンの学生
・わたしのブログ
ダウンロードで死刑判決?
・ある法学部生の備忘録
a desecration of personal liberty
・ワタクシの庭
私に落ち着く気はない
・ゴーヤンのぼやき日記
女性弾圧を批判した記事をDLし配布しただけで、学生に死刑判決
〔アフガンから〕 「女性の権利」を考えようとしたアフガンの男子学生に死刑判決 福田政権は「給油」支援を凍結して抗議せよ!
・ネット渉猟記
ウェブページをダウンロードして死刑
・世の中驚くことばかり!
助けてあげたいのはヤマヤマ・・・
・エクストラレポート・ルーム
アフガン「宗教裁判、日本からの抗議は「非政府見解」にて