アジア連帯講座のBLOGです
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5月23日、天皇・皇后は全国植樹祭に出席するため神奈川県南足柄市と秦野市を訪れた。前日には中井町で福祉施設を訪ね、箱根の旅館でレセプションを終えた。「日の丸・君が代」の強制と法制化に反対する神奈川の会、全国植樹祭さよなら!森林浴の会は、植樹祭に対して抗議デモをおこなった。約三十名が結集して、秦野駅前情宣の後、11時20分に出発した。
水無川沿いの市道と並行した旧道を、主に歩きながら「天皇が動くとCOツーが増える」など文句を沿道に伝え、12時10分解散場所に到着した。雨が降っているので、予定していた運動公園での昼食をあきらめて河川敷に移動しようとしたところ、150は越すと思われる私服警官群にゆくてを妨害される。この人数は天皇に関する行動のときは毎度のことだが、植樹祭でも無駄使いした警察の動員、天皇のためだけの交通規制、警察に誘導された住民の動員が際立っている。不本意ながら一旦集会申請を断られたその公園内で昼食もかねて参加者からアピールを受けていった。警察は秦野会場で「お手撒き」を終えた天皇が通過するのと遭遇させたくなかったらしい。
1時の通過の時間にはこちらにすんなり抗議させないようにと「メガホンを使うな」などの口実で暴力的介入をしてきた。だが参加者は通り抜ける車列に「植樹祭反対」のコールを浴びせた。天皇はその後市役所を訪問し、警察は天皇らの目に我々を接触させない方針で無駄な監視を続けた。
沿道では日の丸の旗を持たされた人たちが等間隔に雨の中を待たされていた。天皇が通る道には花が植えられたプランターが延々と並べてある。植樹祭会場でも雨の中、子供たちなどが天皇に披露するアトラクションに従事した。こういった人の労力、金をはじめとして、天皇、皇族に関するものはずべて無駄である。植樹祭をはじめとした地方巡幸行事を廃止にするため訴える機会をを重ねていきたい。
(海)
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