アジア連帯講座のBLOGです
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五月十四日午後六時半から、「沖縄に基地はいらない国会を囲むヒューマンチェーン」が「沖縄に基地はいらない」全国同時アクションTokyoの主催、協賛:WORLD PEACE NOWで行われ、四百六十人が参加した。四月二十五日、九万五千人の沖縄県民大会と連帯し、明治公園で「NO BASE 沖縄」のキャンドルを成功させた「全国同時アクション」実行委が呼びかけたものだ。
キャンドルを掲げながら、参加者のアピールと国会に向けたシュプレヒコールを繰り広げた。最初に、五月十六日普天間基地包囲に参加するという赤嶺政賢さん(共産党、衆院議員)は沖縄県民大会と鳩山首相来沖に対する沖縄民衆の抗議の様子を報告した後、岡田外相が「広い場所を必要とする米軍基地は沖縄に置くしかないと国会で答弁した」ことを批判し、アメリカへの属国を拒否し、基地の無条件撤去を訴えた。
WWFジャパンの花輪伸一さんが「辺野古沖に杭を打ち、滑走路を作る政府案が出されている。これをやれば海草や珊瑚も死んでしまい、生き物がいなくなる。そうすればジュゴンも棲めなくなる。ジュゴンは数頭から十数頭しかいない絶滅危惧種だ。今年十月名古屋でCOP10が開かれる。政府は海草の藻場を守ろうと提案している。これはダブルスタンダードだ。沖縄に基地を押しつける沖縄差別をやめろ。今日、私たちは六十七団体の共同声明を官邸に届けた」と報告した。
キャンドルを掲げながら、参加者のアピールと国会に向けたシュプレヒコールを繰り広げた。最初に、五月十六日普天間基地包囲に参加するという赤嶺政賢さん(共産党、衆院議員)は沖縄県民大会と鳩山首相来沖に対する沖縄民衆の抗議の様子を報告した後、岡田外相が「広い場所を必要とする米軍基地は沖縄に置くしかないと国会で答弁した」ことを批判し、アメリカへの属国を拒否し、基地の無条件撤去を訴えた。
WWFジャパンの花輪伸一さんが「辺野古沖に杭を打ち、滑走路を作る政府案が出されている。これをやれば海草や珊瑚も死んでしまい、生き物がいなくなる。そうすればジュゴンも棲めなくなる。ジュゴンは数頭から十数頭しかいない絶滅危惧種だ。今年十月名古屋でCOP10が開かれる。政府は海草の藻場を守ろうと提案している。これはダブルスタンダードだ。沖縄に基地を押しつける沖縄差別をやめろ。今日、私たちは六十七団体の共同声明を官邸に届けた」と報告した。
翻訳家の池田香代子さんの話に続き、外国語大学の西谷修教授が「日米安保をどうするか浮上してきた。政局で流すのではなく、政治課題にしろ」と訴えた。岡本厚さん(『世界』編集長)は薩摩の琉球支配から米軍支配の歴史を振り返り、民主主義・差別の問題としてこれをどう解決していくのかわれわれが問われていると提起した。そして、メディアの一員として、本土のメディアが沖縄に基地を押しつけようとしていると批判した。
グリンピースジャパンの発言の後、教科書ネット21の俵義文さんが次のように語った。「道徳が大事だということで、すべての教科で道徳を教えることになった。『ウソをつくな』と教えろということなら、ウソをつきまくっている政治家にこそ教えるべきだ。自公政権の時、十一万人県民大会を開き、沖縄戦の記述を修正させた。平和憲法を守り、基地はいらないという意志こそが『抑止力』だ。沖縄では『抑止はユクシ(ウソ)』だと言われている」。
アジア女性センターの丹羽雅代さんが「一九九三年、女性への暴力をなくせと国連が決議した。これを受けて一九九五年に北京で、女性国際会議を開き帰って来たら、沖縄少女レイプ事件が起こり衝撃を受けた。沖縄の女性たちと交流しながら、基地があれば女性への暴力はやまない。基地は世界どこでもいらない」と訴えた。最後に、なまけものクラブが「基地はウォール街に持っていけ」とユーモアを込めて語った。全体でシュプレヒコールを行って、首相官邸前に移動し要請行動を行った。
以下は首相に申し入れた要請の中身。
一、政府案として示された「辺野古沿岸桟橋案、徳之島移設案」を撤回すること。
二、世界一危険な普天間基地を即時閉鎖すること。
三、五月末の期限に拘わることなく、沖縄基地問題を国民的に議論する場を設定し、日米安保条約の問題点を含め、徹底的な議論を始めること。
四、米国に対しては、「対等な日米関係」に基づいて、正々堂々と協議交渉し、出来ないことは出来ないと主張すること。
(M)
グリンピースジャパンの発言の後、教科書ネット21の俵義文さんが次のように語った。「道徳が大事だということで、すべての教科で道徳を教えることになった。『ウソをつくな』と教えろということなら、ウソをつきまくっている政治家にこそ教えるべきだ。自公政権の時、十一万人県民大会を開き、沖縄戦の記述を修正させた。平和憲法を守り、基地はいらないという意志こそが『抑止力』だ。沖縄では『抑止はユクシ(ウソ)』だと言われている」。
アジア女性センターの丹羽雅代さんが「一九九三年、女性への暴力をなくせと国連が決議した。これを受けて一九九五年に北京で、女性国際会議を開き帰って来たら、沖縄少女レイプ事件が起こり衝撃を受けた。沖縄の女性たちと交流しながら、基地があれば女性への暴力はやまない。基地は世界どこでもいらない」と訴えた。最後に、なまけものクラブが「基地はウォール街に持っていけ」とユーモアを込めて語った。全体でシュプレヒコールを行って、首相官邸前に移動し要請行動を行った。
以下は首相に申し入れた要請の中身。
一、政府案として示された「辺野古沿岸桟橋案、徳之島移設案」を撤回すること。
二、世界一危険な普天間基地を即時閉鎖すること。
三、五月末の期限に拘わることなく、沖縄基地問題を国民的に議論する場を設定し、日米安保条約の問題点を含め、徹底的な議論を始めること。
四、米国に対しては、「対等な日米関係」に基づいて、正々堂々と協議交渉し、出来ないことは出来ないと主張すること。
(M)
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