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 1月29日、成田空港会社は、08年12月に空港用地内一坪共有地強奪攻撃の一環として売却強要に向けた手紙を一坪共有者1106人にばら撒いたが、その結果として返信が162人で、売却に「協力する」が98人、「売却拒否」が56人、「話を聞きたい」が8人だったことを報道に発表した。森中社長は、「一部で交渉に入っている。賛同が得られるよう粘り強く取り組む。回答の無かった925人に対して再度、売却のための手紙を二月中に送る」などと述べ、売却強要運動を強化していくことを宣言した。

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 このような空港会社の暴挙を絶対に許さない。三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人 柳川秀夫)は、〇九年旗開き(1・11)で「一坪共有地堅持」を掲げ、空港会社の平行滑走路供用強行にむけた東峰住民追い出し攻撃と連動した一坪共有地強奪を許さないことを意志一致した。すでに反対同盟大地共有委員会によって「一坪共有地断固堅持」を訴えるニュースレターを配布し(08・9)、「声明 空港会社による一坪共有地の売却要請手紙に抗議し、共有地を断固堅持する」(08・12・26)を全国に訴えた。さらに一坪共有地提供者である加瀬勉さんは、アピール「我々は三里塚一坪共有地の売り渡しを断固拒否する」(08・12)を空港会社に突きつけた。

 反対同盟のこのような立て続けの一坪共有地強奪糾弾に直面した空港会社は、売却強要手紙のばらまきの結果を明らかにし、二月中に手紙を再送するなどと新たなキャンペーンを強行しなければならないほど危機感を表面化させている。一坪共有地運動への敵対の深まりを見据えつつ、逆包囲していく取り組みを強化していこう。加瀬勉さんによる(一坪共有地は)「政治的に、この土地を所有し決意を固めてもらいたい。反対同盟の遺産であるし、日本の階級闘争の拠点として人民の土地であるからいかなる場合でも、この土地を売らないという思想を貫いてほしい」の呼びかけに応えよう(1・11木の根ペンション)。

 大地共有委員会は、新たなニュースレター(09年2月1日)を発行した。レターは、
「●1・11三里塚反対同盟09年旗開き/発言 柳川秀夫さん(反対同盟世話人)、加瀬勉さん(多古町、一坪共有地提供者)、平野靖識さん(東峰地区・らっきょう工場、地球的課題の実験村)、支援●一坪共有地調査活動&加瀬勉さんのお話(三里塚・暫定滑走路に反対する連絡会呼びかけ)●加瀬勉さんの報告から「反対同盟の遺産であり日本の階級闘争の拠点」

●加瀬 勉さんのアピール文「我々は三里塚一坪共有地の売り渡しを断固拒否する」

●声 明 三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人 柳川秀夫)大地共有委員会 「空港会社による一坪共有地の売却要請手紙に抗議し、共有地を断固堅持する」

●資料「成田空港 未買収地問題」(朝日08・12・25)、「一坪共有主の1000人に売却要請」(朝日08・12・18)」

という内容だ。レターを全国の一坪共有者、支援の仲間たちに配布し、空港会社の一坪共有地強奪キャンペーンをはね返していこう。(Y)

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