【韓国】"労働者が世界に希望を打ち鳴らそう！" - 11.11三十万人の労働者大会へ

民主労総製作11.11宣伝ビデオ①


1970年11月13日に、ソウル平和市場で被服工場の裁断師として働き、当時軍事独裁政権下で「団結権」すら奪われていた状況で労働者の権利を訴え、権力の機動隊と事業主の雇った暴力警備員の弾圧によって「人間らしく働かせろ」と訴える労働者のデモが押し潰される最中に自らに火をつけ「労働基準法を遵守しろ！」「我々は機械ではない！日曜日は休ませろ！」「労働者を酷使するな！」と叫んで斃れたチョン・テイルの死から37年が経とうとしている。

韓国の労働者たちは、毎年このチョン・テイルの最後の言葉「僕の死を無駄にするな」を胸に刻み、労働者の権利を勝ちとり、守り、発展させる日として、11月13日の前後に、大規模な労働者大会を開催している。今年は"労働者が世界に希望を打ち鳴らそう！"を合言葉に「韓米FTA（自由貿易協定）批准阻止」、「非正規法全面改正」、「国家保安法撤廃」などを掲げ、次期韓国大統領選における「労働者・農民・市民の大統領候補の勝利」を見据えて開催される。

当日は、労働者だけでなく、農民・女性・学生・日雇い労働者・露天商たちも大規模に結集する。日本からは、全労協の仲間たちが派遣団を組織して、この大会に参加する予定だ。（Ｆ）

韓国民主労総ホームページ

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民主労総製作11.11宣伝ビデオ②

行こう！11.11へ 労動者民衆の総決起で
nambu.nodong.netの呼びかけ文から


= 韓米FTA 批准阻止、非正規法全面改正、国家保安法撤廃 … 十大民衆要求を掲げて =

●“87年民衆大抗争以降、一番の大結集としよう.”

“韓米FTA 批准拒否、非正規法全面改正、国家保安法廃止を大統領選挙の争点に”

来る11月11日ソウルに87年6月の抗争以後20年ぶりに一番多い労動者、農民、貧民、青年学生、女性など各界各層の民衆が集まる。全国から上って来た30万名の人々は各部門別で大会をして、午後3時30頃ソウル市役所と光化門一帯に密集して汎国民大会に参加する。
“韓米FTAの批准を阻止しよう” “非正規職法全面再改定せよ” “国家保安法撤廃して平和協定締結しよう” “12月大統領選挙を闘い勝利しよう”という30万民衆の喊声が首都ソウルにこだまするだろう。

●歴代最大規模の07全国労動者大会を

民主労総は、87年の労働者大闘争から20周年となる今年、『チョン・テイル烈士精神継勝 2007 全国労動者大会』を歴代最大の組合員が結集する20万人規模で作ることを決意して10月を総力組織化の月に設定して準備に拍車をかけている。

10月1日から各連盟・地域別代表者決意大会を開催して10月25～26日には忠北鬼山修練院で民主労総所属の全事業場代表者1千名が集まって修練大会を開催する。修練大会は次席委員長の‘2007労動者大会で何を残すのか’の提案と‘全国労動者大会組織化模範事例発表’などの手順で進行される。

キム・ミョンホ民主労総企画局長は「今度は形式的な修練大会ではないのです。1千人の参加者が07労動者大会の大切さを心臓で感じて決心する修練大会で準備しています」と明らかにした。また全国労動者大会が、毎年11月になれば年例行事のように行う儀礼的な行事ではなく、今後の5年の政府を見積る大統領選挙を控えて労動者の力強いパワーと意志を全国民に知らせる大会にならなければならないことを強調した。

●全国の農村が沸き立っている

農民も11.11民衆総決起を準備している。
農民は5年前大統領選挙を控えて汝矣島高水敷地に15万名が集まって農民大会を行った事がある。農民たちはあの時のように、ふたたび総決起を準備している。聞慶式全国農民会総連盟(チョンノン) 議長は全会員に送る訴えを通じて「再び闘いを準備する時期です。韓米FTA国会批准を控えて、11月11日民衆抗争を起こして大統領選挙を勝利に導きましょう」と明らかにして、全国のすべての農村で「村放送」を組織し上京バスを準備しようと訴えた。

金属労組も民主労総の計画によって具体的な準備計画を立てて組織化事業を進行している。ツェ・ヨングギュ事務処長は「第5期支部執行部が新たに元気良く民衆総決起に力を合わせる時」と強調して金属労組が30万民衆総決起の中心に立とうと訴えた。

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≪おまけ動画≫

当局による「デモ禁止令」を打ち破った03労働者大会

2006年韓米FTA反対闘争①

2006年韓米FTA反対闘争②

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