アジア連帯講座のBLOGです
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6月17日、7月に米軍ヘリパッド(ヘリ着陸帯)の新たな建設工事の着工が予定されている沖縄北部の東村高江区で、建設に反対する住民総決起集会が開かれた。雨の中結集した350人の参加者は、久間防衛大臣や防衛施設局の佐藤局長宛てにヘリパッド建設の中止を求める決議を採択した。
ニュース映像 (QAB)
ニュース映像 (QAB)
この「米軍再編」の一環としてのヘリパッド移設は、東村を六箇所から包囲するように建設されようとしている。それはまさに、殺人的な騒音地獄に住民を叩き込むことになると懸念されている。また、やんばるの豊かな自然を破壊し、やんばるにしか生息していないノグチゲラやヤンバルクイナ、ホオヒゲコオモリなど126種の絶滅危惧種・貴重種を含む1313種、およびいくつかの新種と考えられる動植物の生存が危ぶまれることが指摘されている。
これが口先にでも「沖縄の負担軽減」を言う日米政府による米軍再編計画の姿である。その正体は、沖縄の負担をさらに強めながら日本全国においても基地機能を強化させようとするものであり、人間の生活も自然環境も破壊しようとするものだ。米軍基地は「再編」でなく撤去しかない。名護新基地建設計画とともにこの東村ヘリパット建設計画に反対する運動を「本土」でも強めよう。
沖縄-全国での米軍基地拡張・機能強化反対!東村ヘリパッド着工するな!名護新基地も東村ヘリパッドもいらない!「本土」でこそ米軍基地撤去運動を強めよう!(F)
≪参考≫
●日本生態学会
沖縄島在沖米海兵隊北部訓練場内ヘリパッド建設予定地の見直しに関する要望書
●WWFジャパン
米軍北部訓練場のヘリパッド建設の中止を求める声明
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