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<場所>日比谷野外音楽堂(東京メトロ・霞ヶ関駅)
足立昌勝(関東学院大学教授)
嵐山光三郎(作家)
池内ひろ美(家族問題評論家)
今井亮一(ジャーナリスト)
内田博文(九州大学法学研究院教授)
蛭子能収(漫画家)
大分哲照(真宗本願寺派福岡時対協会長)
織田信夫(弁護士)
玄侑宗久(作家・臨済宗僧侶)
崔 洋一(映画監督)
斎藤貴男(ジャーナリスト)
新藤宗幸(千葉大学教授)
高山俊吉(弁護士)
若田 泰(京都民医連中央病院医師)
事務局:〒160-8336 新宿区西新宿3-2-9
新宿ワシントンホテルビル本館2406
新都心法律事務所
TEL 03-3348-5162 FAX 03-3348-5153
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4月21日、全国から日比谷野外音楽堂に集まろう!
5,000人結集で裁判員制度を廃止へ
▲2005年韓国プサンでの反APECアクション
APECは、アジアだけでなくアメリカも含む「環太平洋」の21カ国が参加している。だが、実質はアメリカにとって都合のいい「自由貿易」ルールを他国に押し付ける場にすぎなかったことから、これまでの開催地では、地元民衆の大規模な抗議にさらされてきた。オーストラリア・シドニーでのAPEC首脳会議〈2007年9月〉に際しては、イラク侵略のブッシュ米大統領訪問に反対するデモが高揚し、高校生数百人によるデモもあった。その後ブッシュの盟友ハワード首相が11月の総選挙で議員として落選してしまい、政権を転落したのは有名である。
▲2007年オーストラリア・シドニーでの反APEC高校生アクション
横浜市は今年「開港150年祭」を準備しているが、2002年ワールドカップサッカー・決勝戦開催以降、2008年には、G8の一環としてのアフリカ開発会議(TICAD)にいたるまで、一貫して国際イベントの招致・受け入れに熱心であった。ここで生じたことは、テロ警戒と称した野宿者排除、過剰警備、イベントへの小中学校生徒の動員、税金無駄づかいなどといった問題である。この問題は、同じ2010年に神奈川県西部でおこなわれる天皇植樹祭にも当てはまるし、APEC開催でも問われる課題だ。
焦点を当てられるべきは、APEC招致を主導した中田宏・横浜市長の責任である。中田市長は小泉首相の在任時期と重なる2002年に就任し、もっとも新自由主義改革を推し進めた自治体首長として名をはせた。具体的には保育園の民営化に代表される福祉・医療分野の大幅なサービス切り下げ、日産に代表される大企業優遇措置実施などを率先して遂行してきたのである。
確信犯としての新自由主義論者・中田市長は、2008年公然化した金融危機とそれに続く大「雇用破壊」の状況をなんと考えているのだろうか。おそらくは表明しようとしても、できないのが正直なところではないか。 2010年APECが、危機に瀕した資本主義を延命させるために、見せかけの改良と戦争推進をかかげるセレモニーとして成功をおさめるのか。それを許さない労働者大衆がAPECというまやかしを徹底的に追及するのか。
まずは地道に、APECとは何か、全世界の人にとってAPECではない経済発展があるのかという点をはっきりさせることから始めていこう。
(海)
“〈天皇即位20年奉祝〉に異議あり!え~かげんにせーよ共同行動”
参加・賛同の呼びかけ
今年は現天皇の明仁(あきひと)が即位してから20年という年にあたります(おまけに結婚50周年とか)。今年いっぱいはまたマスメディアなどを通して、この「20年」と「50年」にかこつけた「奉祝」キャンペーンや皇室中心の回顧ムードが麗々しく脚色され、これでもかというほど流されるに違いありません。
実際にこうした動きはすでに始っています。昨年6月には、経団連会長である御手洗冨士夫を名誉会長に据えた「天皇陛下御即位二十年奉祝委員会」が発足し、また超党派の国会議員による「天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟」(会長はあの森喜朗)も10月につくられました。このふたつは手をたずさえて、1989年の「即位礼正殿の儀」から20年目となる今年11月12日に、政府主催の「奉祝国家式典」・皇居前広場での「国民祭典」の開催を目指し、またその日を「臨時の休日」とする法案上程の準備も同時に進められています。昨年の9月27日には大分と大阪で、また12月19日には東京で、そして長野など各地でもそれぞれ「奉祝」のイ
ベントが開かれています。
「奉祝委員会」の会長には日商会頭の岡野正、代表世話人は神社本庁総長である矢田部正巳、「議連」のほうは「日本は天皇を中心とした神の国」と思い込んでいる元首相をはじめ、海部俊樹などの首相経験者や、細田博之、鳩山由紀夫、北側一雄、さらに綿貫民輔、小沢一郎、太田昭宏など、保守系与野党の幹部がずらりと名を連ねています。文字通り、政・財界、そして神道系宗派が一体となって、11月12日の「皇居前祭典」をゴールとした「国民がひとしく祝う奉祝運動」を繰り広げようという算段です。
けれども、こうした官・民の上層部が熱をあげて音頭をとったからといって、私たちにはこの「20年」や「50年」を「こぞって祝う(祝わなくてはならない)」理由がどこにあるでしょうか。
この20年は、まさに右に名を挙げたような人たちが企業利益のみを追求し、それを政策的に支えて、人を切り棄て、自然環境を破壊し、自衛隊の海外派兵を進めてきた20年にほかなりません。そればかりか、20年前は昭和天皇が死去し次代が世継ぎをするという「喪」と「祝賀」が交錯するなかで、そのムードをマスコミが煽り立てていました。そしてそうした息苦しい雰囲気に疑問を感じ異議を唱える者たちの声を、天皇主義右翼が前面に立って封殺しようとし始めた時期でもありました。
いま私たちが冷静にその「50年」なり「20年」を振り返ることは、直接の戦争責任者である昭和天皇が、戦前─戦中─戦後の責任を何らとらないままに死亡し、その死をいいことに、それに頬被りをしたまま代替わりをしてゆく天皇制とは何なのかを、あらためて問い直すことではないかと思います。
もうひとつ重要なことがあります。それは、明仁天皇がすでに高齢であり(75歳)、どうやら体調を崩しているらしいということです。「平成は長くない」というのが、この「奉祝20年」を準備している者たちの本音でしょう。そうすると今度の「奉祝運動」は、明仁の次世代以降の天皇制をどう展望していくのかという意味も含
まざるを得ないということになります。つまり「平成Xデー」とそれ以降を見据えたものになるということで、今回の「奉祝20年」もそれなりの危機感をもって準備が進められていることは容易に察しがつきます。それが却って熱を帯びた天皇制賛美の一大キャンペーンになるだろうということも。
現在、大手資本は「百年に一度の経済危機」を口実に労働者のクビを切りまくり、大量の失業者を作り出しています。「格差社会」はますます広がるばかりです。天皇は折に触れそうしたことを「気遣う」発言をしていますが、それはこの社会の矛盾を糊塗する役割りを果たすばかりか、「格差」の頂点にいる自身の存在をごまかすものでしかありません。ましてや、この11月12日の「国民祭典」をピークとした祝賀ムードの演出とその強制は、この社会のありかたに疑義をもつ者の口を封じることになりかねません。
私たちは11月12日の政府主催「国家式典」・皇居前「国民祭典」とそれに連なる「奉祝20年」の動きに異議を唱え、「こぞって祝う」ことを強いる「休日化法案」に、はっきりと反対します。全国各地で「反奉祝」の運動をつくりあげましょう。そのための「共同行動」を提案します。ぜひ、ご賛同ください。
それぞれの立場から創意工夫に満ちた、存在感ある運動を繰り広げていきましょう。
2009年2月28日
【呼びかけ団体】(五十音順)
アジア連帯講座/アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会/環境人権ネットワーク/関西共同行動/神戸はんてんの会/国連・憲法問題研究会/「山谷」 制作上映委員会/山谷労働者福祉会館活動委員会/市民の意見30の会・東京/女性と天皇制研究会/スペース21/立川自衛隊監視テント村/たんぽぽ舎/「天皇在位20年奉祝」やめろ!行動/「天皇制を問う」講座実行委員会/「天皇即位20年祝賀」反対!大阪行動/日韓民衆連帯全国ネットワーク/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/反天皇制運動連絡会/ピープルズ・プラン研究所/東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議/許すな!憲法改悪・市民連絡会/連帯社/労働運動活動者評議会/労働情報
【呼びかけ人】(五十音順)
青山薫/浅野健一/天笠啓祐/池内文平/天野恵一/池田恵理子/板垣竜太/伊藤晃/鵜飼哲/内田雅敏/江沢正雄/太田武二/太田昌国/大野和興/岡田剛士/小倉利丸/小野俊彦/海妻径子/加々美光行/金井淑子/金子文夫/菅孝行/北村小夜/木元茂夫/京極紀子/栗原幸夫/小林賢一郎/小山和久/近藤和子/崎山政毅/桜井大造/佐藤文明/塩川喜信/徐翠珍/白川真澄/新城郁夫/辻子実/高里鈴代/高田健/高橋武智/高見圭司/竹森まき/千本秀樹/津田道夫/富山妙子/中原道子/中山幸雄/なすび/西尾漠/野崎六助/花崎皋平/原田隆二/針生一郎/東琢磨/彦坂諦/土方克彦/日野直近/平井玄/弘田しずえ/深田卓/福富節男/古荘暉/古荘斗糸子/宮本なおみ/武藤一羊/村田久/柳田真/山口正紀/山本浄邦/吉川勇一/吉田宗弘/渡辺健樹/渡辺 勉
天皇即位20年奉祝に異議あり! え~かげんにせーよ共同行動
東京都千代田区三崎町3-1-18 近江ビル 市民
のひろば気付
FAX 03-5275-5989
Eメール:igiari20@ten-no.net
◆賛同金
個人:1000円 団体:3000円
◆郵便振替口座
加入者名:天皇即位20年奉祝に異議あり!え~かげんにせーよ
共同行動
口座番号:00180-7-564826
------------ 以下を送信してください ---------------
「〈天皇即位20年奉祝〉に異議あり! え~かげんにせーよ共同
行動」に賛同します。
お名前(団体名):
フリガナ :
肩書き(あれば):
住所 :
連絡先(Eメールアドレス):
お名前の公表の可否(どちらか消してください)
紙媒体への公表 : 可 否
電子媒体への公表: 可 否
ご意見:
3月20日、東京・坂本町公園で「イラク・アフガン・パレスチナに平和を WORLD PEACE NOW 3・20」がWPN主催で開催された。午前中雨が降ったが午後には夏を思わせる強い日差しの天候であったが600人が参加した。平和フォーラム系の自治労、国労、教組などが東京以外の各県からも参加し、労組参加者が半数以上を超した。パレスチナ、イラク、アフガンで活動するNGOも参加した。
六年前にアメリカブッシュ政権を中心して始められたイラク戦争はいまだ解決せず米軍の占領は続いている。パレスチナやアフガンでの占領や内戦は続いている。こうした戦争をやめさせ、平和を求めるために集会は開かれた。
最初に、JIM―NET(日本イラク医療支援ネットワーク)スタッフで音楽療法を行っている大嶋愛さんが、アメージンググレイスに峠三吉さんの「人間をかえせ」の詩をつけたものと、白血病で亡くなったイラクの女の子(11歳)が書いた詩に、日本語訳をつけた「青い空と白い鳩」の二曲を歌った。
次に、ガザに光を!実行委員会(ガザをはじめパレスチナへの支援活動や人権活動を行っているNGOや宗教団体)の大河内さんが昨年12月27日からイスラエルによって行われたガザ空爆後のイスラエル大使館抗議行動やピースパレードについて報告した。続いて、前述実行委に参加しているJVC(日本国際ボランティアセンター)の藤屋リカさんがパレスチナの現地報告を行った。
成田空港貨物ジェット機大事故は、営利至上主義による悪天候無視した人災だ!
ただちに過密運航政策をやめろ!4・12東峰集会で抗議していこう!
3月23日に起きた貨物機大事故は、成田空港の独特の「ウインドシア」巻き込まれ、「ポーパシング」状態に突入、着陸失敗、大惨事へ。このような報道がされていますが、危険な突風が発生する気象状況だったにもかかわらず、過密運航をこなさなければならないため、着陸ゴーサインを管制官が出したわけです。
本質的には、危険な気象状態であったとしても、運航の乱れを発生させてしまってはならないという営利至上主義を根拠とする人災だったわけです。もし燃料タンクに突入していたら、さらなる大惨事になっていた。
2010年3月以降、成田空港B滑走路、羽田新滑走路供用強行による航空ビッグバンと称して、これまで以上に過密運航、環境・人権破壊、空港公害を拡大させていきます。ただちに過密運航を前提とした航空政策を中止せよ!東峰住民追い出しをやめよ!
三里塚・暫定滑走路に反対する連絡会は、4・12東峰集会があります。ぜひご参加を 東峰・横堀・木の根一坪共有地調査活動が行われます。 成田国際空港の営利主義を糾弾していこう。
アジア連帯講座ブログ 4・12東峰集会の紹介を参照してください http://solidarity.blog.shinobi.jp/Entry/452/
■東京都「安全・安心まちづくり条例」改定=改悪の委員会採決を弾劾する山谷の運動からの声明が届きましたので配信します。
■自警団・隣組の復活? 街頭行動・表現が規制され、街の自由が奪われてゆく!
■東京都「安全・安心まちづくり条例」改定=改悪の委員会採決を弾劾する!
■3・27都議会本会議採決に「否!」の声を上げよう!都庁へ!
3月18日、東京都議会総務委員会で、「安全・安心まちづくり条例」の改定=改悪が自民・公明・民主の賛成多数で採決されました。審議といえば、17日のみ、形だけのわずかな質疑で、都議会最終日の27日の本会議で成立する運びです。
私たちは、この間、この条例改悪の危険性を、繰り返し訴えてきました。
17日には、都庁前で抗議の情宣や、リレートークが呼びかけられ、私たちも参加しました。13日には、東京都青少年・治安対策部安全・安心まちづくり課の担当課長らに問い質しました。今回の「改定」とは何なのでしょうか? そして今なぜ、ろくに論議もせず(有識者会議が突如提出した報告書が2月、翌日には都議会提出、パブリックコメント期間は、たったの1週間!)成立しさせなければならないのでしょうか?
全国ユニオンの鴨会長は、「1・25強制執行では本当に悔しい思いをしたが、理不尽なものは理不尽であると言い続けなければならない。六本木ヒルズはサンライズ(サンライズファイナンス。リーマン・ブラザーズの子会社)のみならず、悪質な企業がたくさんはいった悪の巣窟です。六本木ヒルズをみんなで包囲していこう!」と呼びかけた。
連合・非正規労働センターの龍井総合局長は「150日間を一歩も退かずに闘っている京品支部の皆さんに心から敬意を表すとともに、エールを送ります」と激励。今日の失業問題を「グローバル恐慌であり、投棄や金融資本主義が、まじめに働く者を翻弄させた。経済・社会の在り方を根本から変えていくため、怒りの声を上げていこう!京品ホテル闘争の意義はそこにある。歯をくいしばって、経営責任を問うていこう!」とアピール。
3月19日、郵政労働者ユニオンは昨年に引き続き、郵便事業会社の全国10拠点で始業から1時間の時限ストライキを貫徹した。
▲郵政労働者ユニオンと電通労組がストで決起(3.19)
郵政ユニオンは1月31日~2月1日に開催された第6回中央委員会で「反貧困、生活危機突破の09春闘を社会的連帯の強化でたたかおう!」をメインスローガンとして09春闘方針を決定。2月4日、日本郵政グループ各社へ「正社員25,000円、非正社員時給250円引き上げ」など「2009年度賃金引上げ等に関する要求書」を提出した。また、全組合員を対象に一票投票を実施し、89.9%の高率でスト権を確立。中央交渉を展開してきた。
一方、単一組織では日本最大の組合員数を誇る日本郵政グループ労働組合(JP労組)は、「かんぽの宿問題」を理由にベースアップ要求を自粛。郵政ユニオンのストに対しては山口委員長名で「他労組の争議予告に対する対応について」という文書を出し、会社への協力を表明した。
東京地本では深川支店で3名の組合員が8時からストに突入した。それに先立ち7時半から支店前で組合員や支援者60名以上が結集し、ストライキ突入集会を開催した。
3月19日、フランスでは1月29日のゼネストに続いて、サルコジ政府の金持ち・大企業優遇の「経済危機対策」に反対して最低賃金の引き上げ、富裕層への課税強化、教育など公共部門の民営化・雇用縮小計画反対を要求する、第二波のゼネストを決行した。
スト参加者は前回の250万人を上回る300万人(警察発表で100万人)に達し、フランス全土200ヶ所でデモ行進が行われた。このデモ行進には、学生・高校生も大挙して参加した。どの産業部門においても、スト参加率は上昇し、世論調査では市民のスト支持率は80%という記録的な数字をマークした。
フィヨン首相は、ゼネストの夜に「新たな景気浮揚策の用意はない。世界的な危機に対して、ストもデモも何も解決しない」などと語った。しかし、スト参加者数やデモ参加者数を極端に低く見積もることで有名なフランス政府・警察当局が「参加者数100万人」と認めたときは、ストあるいは巨大デモが成功したことを認めた「証」であり、政府が後退を開始したというメルクマールであるという。なにより「ストを無力化し撲滅する」を豪語し公約に掲げてきたサルコジ政権の「スト参加事前届けの義務化」などの「スト無力化策」こそが無力化したのだ。
▲ニュース映像(M6)
3月20日に発表された反資本主義新党(NPA)のオリビエ・ブザンスノーは声明で「ゼネストを一日にとどめるわけにはいかない」と政府の挑発は労働者のさらなる闘いを引き起こすとして、「長期ゼネストの実現による要求貫徹」を呼びかけている。
4月、5月のフランス労働者のさらなる闘いの広がりに注目しよう。そして、それらの大衆闘争の爆発と蓄積は、確実に2012年の大統領選における「反資本主義大統領」の誕生を準備することになるだろう。
(F)
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オリビエ・ブザンスノーの声明-「3.19」を一日にとどめるわけにはいかない
http://www.npa2009.org/content/d%C3%A9claration-dolivier-besancenot-le-19-mars-ne-peut-rester-sans-lendemain
3月19日の木曜ゼネストは、「1.29ゼネスト」より、さらに重要な成功を収めた。
その夜、フランソワ・フィヨン首相は、300万人のデモ参加者に名誉を与えるために派遣されたようなものだ。彼は「危機の責任をとるために」と称した数十億フランの正しい使い道を知っているストライキ参加者とデモ参加者の要求を満たせば、雇用や賃金のために金庫は空になるなどとしている。
このゼネストの成功とそのような政府の挑発は、3月30日に予定されている労組の新たな会合を前に、何らのメリットももたらさないだろう。
コンチネンタル社(訳注-世界大手のタイヤ工場の閉鎖・人員削減)、グッドイヤー社(訳注-世界大手のタイヤ工場の閉鎖・人員削減)、FULMEN社(訳注-主に車用のバッテリーを生産する大手企業の人員削減)においても、あるいは、教育、健康、郵便局、公共サービスの各部門・諸課題においても、闘争を維持することこそが勝利につながる。その勝利は、社会の隅々において、組合において、政治的左翼が給与所得者の全般的な動員を示すことでもたらされるだろう。
24時間のストライキとデモでは、政府と雇用者を挫折させるのには、まだ十分ではない。賃金を上げ、レイオフを禁止し、物価を下げるには、長期ゼネストとその成功が我々の要求を貫徹させるだろう。
2009年3月20日
反貧困フェスタ2009へ
http://www.k5.dion.ne.jp/~hinky/festa2009/festa2009.html
●3月28日(土)午前10時~午後4時半
/神田一橋中学校(地下鉄神保町駅下車、日
本教育会館東隣り)
●入場無料、雨天決行(ただし校庭企画は中止となります)
●上ばき(スリッパ等)をご持参ください。
●反貧困ネットワーク事務局
162-0814 東京都新宿区新小川町7-7 NKBアゼリアビル202
Tel&Fax 03-6431-0390
Mail hanhinkon.net@gmail.com
今年の「反貧困フェスタ」のテーマは“労働”です。増大する非正規労働者、横行する「派遣切り」、長時間労働を課される正社員たち。「働くこと」が壊されていく…労働の崩壊は目を覆うものがあります。加えて今回の大不況では、40万とも100万とも言われる非正規労働者が職を失うと言われており、その波は正社員や新卒者にも及んでいます。
忙しくて仕事が終わらない正規と、働いても生活できない非正規―「過労死か貧困か」という惨状の中で、「あいつは楽しんでいる」「あいつは守られすぎている」という“労労対立”が作られてもいます。「自分だけは生き残りたい」…しかし、このままで本当にそんなことが可能になるでしょうか。
働く者が生き生きと働き、生活できる社会とはどのようなものなのか。私たちが直面している現実と課題はどんなもので、それをどのように乗り越えることができるのか。さまざまな働き方をするみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
プログラム
10:00 開会式
10:15 分科会(2階教室)
1 女性のハケンを考える―女性はハケンを望んでいるのか? 現状は?
2 住まいのセーフティネットをつくろう―安心して生活できる住まいとは?
3 日本社会の「壁」を崩す 湯浅誠×中島岳志対談
4 働くこと《労働》を学ぶ
12:15 メインシンポジウム「いま“はたらく”が危ない」(2階体育館)
第1部
シンポジウム いま“はたらく”が危ない―労働市場の多様性=格差・分断構造と「貧困」
コーディネーター:雨宮処凛(反貧困ネットワーク副代表)、湯浅誠(反貧困ネットワーク事務局長)
前半は年末年始の「派遣村」に身を寄せた村民の話を皮切りに、あらためて様々な雇用形態ではたらく人、さらには労働市場から排除された失業状態の人たちの声に耳を傾けて、それぞれの「生きづらさ」を探ります。
第2部
パネルディスカッション
コーディネーター:東海林智(毎日新聞記者)パネリスト:龍井葉二(連合)、井筒百子(全労連)、遠藤一郎(全労協)、伊藤みどり(働く女性の全国センター)、赤石千衣子(しんぐるまざあず・ふぉーらむ)、山本創(DPI日本会議)、中村光男(企業組合あうん)
後半のパネルディスカッションでは、労働組合の全国組織(ナショナルセンター)と「反貧困」の運動を担っている人たちが「この社会はどうあるべきか」「いま、私たちは何をなすべきか」を討論します。
「労働×貧困」をみんなで聞き、語り、考えましょう!
16:00 貧困ジャーナリズム賞表彰式、閉会式
その他、何でも相談会、炊き出し、ライブ(校庭)、貧困ジャーナリズム賞候補作品展示・上映(2階マルチメディアルーム)など。
校庭ライブゲスト:「月桃の花」歌舞団のエイサー、移住女性による寸劇カラカサン、「生きるための歌」を作り続ける五十嵐正史&ソウルブラザーズ、新宿駅地下BERGの愛染恭介さん、夢と希望を持ち続ける「マウム」(こころ)を伝える盧佳世(ノカヨ)さん、ブルース講師・非常勤の叫び佐藤壮広さん、「ひとりぼっちをなくそう」精神障害当事者運動に取り組む塚本正治さん、「前を向いて歩こう」の寿[kotobuki]さん(予定)