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腐敗しきった金融業界のトップが財務長官という国家権力にまで登りつめるアメリカ。「サブプライムローン」という強奪的金融を世界中にばら撒いて、べらぼうな成功報酬を得る金融業界のトップやそこから利益を得る政治家たち。銀行救済の名目でつぎ込まれた7千億ドルもの国費の行方もだれも分からない。強欲資本主義の実例がつぎからつぎにスクリーンに映し出される。
一方で、急激な利息の高騰でローン返済ができなくなり、マイホームから追い出される庶民たちも登場する。高利貸しによる差し押さえの手先として強制執行に当たるのは地元の保安官たちだ。完全に泥棒どものガードマンに成り下がっている。
こんなデタラメな時代は、レーガンに象徴される新自由主義がもたらした。レーガンは景気浮揚政策として金持ち減税や企業優遇政策をとる一方、当時最強といわれた航空管制官労組のストライキに対して大量解雇という弾圧を行った。たたかう労働組合に対する弾圧は、アメリカだけでなく、日本の国労潰しやイギリスの炭労弾圧など、どこでも新自由主義攻撃の号令となった。
一坪共有地・団結小屋強奪裁判闘争資金カンパのお願い
三里塚芝山連合空港反対同盟大地共有委員会(ΙΙ)
成田国際空港株式会社(以下空港会社)は、本年10月、一坪共有地を強奪するために共有地6カ所と団結小屋の撤去・土地明け渡しを求める訴訟を共有者及び反対同盟を相手に起こしました。(詳細は裏面の資料参照)また、併せて共有運動の連絡先となっている団結小屋の撤去・土地明け渡しを求める裁判を反対同盟を相手に地主を原告として起こさせました。
空港会社は2008年12月と09年2月の二度にわたって全国の共有者約1000名に対して一坪共有地売り渡しを迫る手紙を送り付けました。しかし、それに応じる共有者は一部です(報道によれば売却してもよい、話をしてもよいと回答したのは約130名。実際に売却に応じた人数は不明)。大多数の共有者は断固拒否しました。
1991年から反対同盟と国・運輸省─空港公団(当時)の間で始まったシンポ・円卓会議の中で運輸省と公団は、これまでの農民の意志を無視し国家権力の暴力を使って推し進めた空港建設のやり方を謝罪し、反省して二度とそのような強権的な手段を用いないと約束しました。そして事業認定を取り下げ、強制収用ができななったのです。
しかし、その後も空港会社(公団)は農民の反対にもかかわらず一貫して空港の拡大を続けてきました。そして、今回も空港機能の整備と称して一坪共有地の売却を迫ってきたのです。これは司法権力を使って有無を言わさず土地を取り上げるという、強制収用と何ら変わらない強権的なやり方です。過去の「反省」や「謝罪」「約束」など完全に反故にしてしまったのです。
▲中央が不当弾圧された荒川庸生さん
われわれは、11・30葛飾ビラ配布弾圧事件不当判決を断固糾弾するとともに民衆の政治活動に対して敵対を深める司法権力を許さない。被弾圧者の荒川庸生さんの「(ビラ配布を)私は再開します。果敢にがんばっている方がたくさんおられます。社会常識として、ビラ配りをすることが、この判決を歴史から葬ることにつながります」 (『しんぶん赤旗』12・1)という力強いアピールを支持する。そして治安弾圧体制の強化に踏み込む司法・検察・公安政治警察を厳しく批判し、逆包囲していく陣形建設の取り組んでいくことを誓う。とりわけ公安政治警察が自らの延命のために「微罪弾圧」を繰り返していることを許さず、阻止・解体していくために10・24免状等不実記載弾圧を許さない!国賠裁判の勝利(9・15に神奈川県は上告を断念し、高裁勝利判決確定)の地平をバネにしながら奮闘していくことを決意する。
【支援要請/転送転載歓迎】
A君は無罪だ!生活保護申請に対する不当逮捕・起訴弾劾!!
関西非正規等労働組合ユニオンぼちぼち
2009.11.28
「生活保護の申請をさせて下さい!」と泣く泣くカメラを手にしたA君を逮捕・起訴するなんてあんまりじゃないか!
A君の救援活動と無罪を勝ち取るための法廷闘争へのカンパをどうか宜しくお願いします!
【カンパ先】
郵便振替 00900ー8ー263985
加入者名 ユニオンぼちぼち(通信欄に「A君」と記して下さい。)
この件に関する問い合わせやメッセージは
hogohiwoageroアットyahoo.co.jp
(アットを@に置き換えてお送り下さい)までメールをお願いします。
10月27日朝、組合員であるA君は、いきなりやってきた大阪府警によって家宅捜索をされ、職務強要罪(※)で令状逮捕されました。
29日に送検、勾留延長もされ11月16日に起訴されてしまいました。
A君は福祉事務所から生活保護を受給していました。結果的に受給は出来ていたものの申請にあたっては大変な困難が伴った末の保護決定でした。
28日は、「抵抗の発明ワークショップ」と称して、プラカード作成ワークショップやデモコールのワークショップ、サウンドデモのためのワークショップなどを開き、「デモの多様な表現」の共有化を図る取り組みがなされた。夜には、「イスラエルのパレスチナ占領とわたしたちの無関心を終わらせよう」と題して、効果的な不買運動などについて話し合われ、あるいは「<反北朝鮮>ナショナリズム」を止める」というテーマで報告と討論が行われた。この日は、のべ50人が参加。
29日は、まず11月3日に行われたブッシュ来日に抗議する緊急行動と12~14日にかけて取り組まれたオバマ来日抗議行動の報告。仲間が撮影した映像を交えて、連続しての緊急行動に起ちあがった仲間たちの姿に、拍手があがった。
そして、メイン討論である「オバマと鳩山は沖縄とアフガンの声を聞け——民主党政権を超えて」では、アフガン報告に長谷部貴俊さん(日本国際ボランティアセンター)、沖縄報告に吉田正司さん(沖縄一坪反戦地主会・関東ブロック)を迎えて行われた。
長谷部さんは、アフガニスタン現地におけるアメリカのプレゼンスへの不支持がかつてなく広がっており、またISAF(国際治安支援部隊)の増派が、さらなる抵抗を生み出し、事態を泥沼化させていることを指摘。また、PRT(地方復興チーム)の支援も、ISAFとの関係において現地住民にとっては「中立性」が疑わしく、信頼されない。求められているのは、中立的で住民のオーナーシップを考慮した長期的な援助であり、具体的な「政治的解決」のための国際社会とアフガン国内における「仲介役」を日本に求める声に応えるべきだとした。
吉田さんは、政権交代後の沖縄の動きを中心に報告。普天間基地の県外・国外移設を求める世論が急速に高まる一方で、動揺する民主党と新連立政権を乗り越える熱気が11月8日の県民大会の2万1千人の結集につながったと指摘した。
そして、ブッシュ政権時の方針を引き継いだオバマはもちろん、日米地位協定の改定についてすら後退している民主党政権に幻想はもてない。沖縄-ヤマトを貫いた運動の力をさらに作り出してオバマ-鳩山を追い込もう、と提起した。
16時から、新宿に向けてデモに出発。4メートルの高さの「はんせん・ていこう」と書かれた新登場の巨大バルーンを先頭にして、もはやデモでおなじみになった「竹馬足長男」は、この日さらに30センチ高くなって登場。死神オバマやサンタクロースなどの仮装に続いて太鼓部隊、そして恒例のサウンドカーも出て、賑やかに「沖縄基地撤去」「アフガン戦争を止めろ」「反戦!抵抗!自由!」とアピール。年末を控えてごった返す新宿駅周辺で、多くの人々が携帯などでデモを写真に撮り、警官の不当な制止・規制を越えて飛び入り参加した人々も少なくなかった。
解散地点の新宿アルタ向かいでは、300人でレイヴパーティー状態となり、警察はまったく手を出せず、さながら「解放区」が現出した様相となった。
(F)
チコ・ウイテイカーさん(WSF設立発起人、WSF国際評議会およびブラジル組織委員)を迎えて
資本のグローバル化と新自由主義政策の推進者たちの世界経済フォーラムに対抗して始まった民衆のための世界社会フォーラムが2001年1月、ブラジルのポルトアレグレでスタートして以降、04年にインドのムンバイ、06年がベネズエラのカラカス、マリのバマコ、パキスタンのカラカス、2007年がケニアのナイロビ、09年がブラジルのべレンで開催されてきた。10年は、各国・地域の分散開催として取り組まれるが、それと連動して日本でも反戦・平和・人権運動や労働運動の仲間たちによってWSF2010首都圏実が結成され、集会(2010年1月24日、在日韓国YMCA)が準備されている。また、大阪の仲間たちも3月に「おおさか社会フォーラム」を開催する。
開催挨拶が首都圏実の秋本陽子さん(ATTAC首都圏)から行われ、WSFの歴史と取り組み成果、連動した日本の運動の紹介。続いて稲垣豊さん(ATTAC首都圏)からWSF2010首都圏実への参加・賛同のよびかけが行われ、「経済危機と政治的変化を向かえた日本の社会運動がそれぞれの課題や地域・国境を越えてつながるための契機として取り組んでいこう」と強調した。
世界社会フォーラム(WSF)設立発起人の一人であり、WSF国際評議会およびブラジル組織委員のチコ・ウイテイカーさんを迎えて「世界社会フォーラム 新自由主義に反対し、可能なもうひとつの世界を目指す人々の連合を築き上げるために」というタイトルで講演が行われた。
1999年11月末、米国西海岸のシアトルで開催されたWTO(世界貿易機関)閣僚会議に反対して五万人が結集し、会議そのものを破綻に追い込んだ闘いは、新自由主義グローバリゼーションに反対するオルタ・グローバリゼーション運動(グローバル・ジャステイス運動)の高揚を導いた決定的な転換点だった。昨年来の世界的な金融・経済恐慌は新自由主義グローバル化の失敗をこの上なく明瞭に暴きだした。それは反対運動こそが正しかったことを示すものだった。
しかし11月30日からスイスのジュネーブで開催されるWTO閣僚会議は、経済危機からの回復のためには「健全な自由貿易」が不可欠だとするG8、G20の合意により、八年たっても合意のメドがたたないWTOドーハラウンドの早期妥結の旗にしがみついている。
日本を見た時、この金融・経済危機の影響を受けて多くの労働者がクビを切られ、住まいも奪われて野宿に追いやられている。渋谷駅近くの宮下公園でも十年以上前から野宿を強制された人びとがテントや段ボールでの生活を送っており、現在も約三十人が宮下公園を寝場所としている。
ところがこの宮下公園について、スポーツ用品メーカーの多国籍企業であるナイキがネーミングライツ(施設命名権)を買い取り、「宮下ナイキパーク」とする計画が進んでいる。九月から来年の四月まで公園の使用が禁止され、住まいを奪われた人びとの避難場所が奪われようとしているのだ(本紙前号参照)。この日の集会とデモはWTO閣僚会議に反対するとともに、多国籍企業に公共空間を売り渡し、野宿者の人権・生活を破壊する「ナイキ化」の攻撃を阻止するために開催された。
二時から行われた集会では「悩める自衛官ー自殺者急増の内幕」「自衛隊員が死んでいくー”自殺事故”多発地帯からの報告」などの著書があるジャーナリストの三宅勝久さんが「自衛隊と自衛隊員は今どうなっているか」と題して講演、練馬駐屯地の十九歳の隊員が脱走してタクシー運転手を殺害した事件などの事件や、自殺、いじめなど自衛隊内部で進行している「今」の問題を明らかにしていった。
また、旧陸軍の将校団体であった「偕行社」(戦後GHQによって解体されるも1957年に厚生省の所轄で復活、靖国の参拝等を行って来た)が07年に「陸上自衛隊の殉職隊員の慰霊等」を行うと言う名目で防衛省がその所轄に加わると陸上自衛隊OBの勧誘を開始、現在八百人以上の自衛隊OBが会員になっている。さらにこの偕行社の会長が「ヒゲの隊長」こと佐藤正久自民党参議院議員の後援会「佐藤正久を支える会」の会長となっている。そして〇七年参院選前に統合幕僚長の栃木良一が陸自全部隊に対して偕行社への支援を指示した。
つまり、旧陸軍と陸自のOB団体である偕行社が佐藤の選挙を支援し、それを陸上自衛隊が支えると言う連係プレーを行ったということだ。さらに佐藤の著書『イラク自衛隊「せんとう」記』を防衛省全体で4480冊購入しているという。
新刊紹介
青年戦線 第176号 09.11.12
編集発行 日本共産青年同盟「青年戦線」編集委員会
・JCYアピール 1P
・平和の灯を!ヤスクニの闇へキャンドル行動2009 滝山五郎 4P
・アキヒト天皇制20年「戦争国家で安心安全」を問う8.15行動 遠山裕樹 7P
・「靖国派」は政治的に敗北している ふじいえいご 8P
・声明 アキヒト天皇制20年=「戦争国家で安心安全」を問う8・15行動実行委員会 10P
・9.6〈まつろわない者たちの祭〉 11P
・免状等不実記載弾圧国賠裁判 神奈川県が上告断念 遠山裕樹 12P
・10.22成田空港B滑走路供用糾弾&海外のテレビ局で報道された三里塚闘争 川野わたる 14P
・民族抑圧に抗議するウィグル人民への弾圧を許さない 18P
・ヨーロッパ青年キャンプを開催 フランス・NPA青年書記局 22P
・学習ノート〈1〉 ラテンアメリカの左翼的経験と課題 本間求一 23P
・学習ノート〈2〉 トロツキー「裏切られた革命」 本間求一 28P
・闘う音楽 ソウル・フラワー・ユニオン 矢野薫 33P
青年戦線176号から「JCYアピール」
戦争も搾取も環境破壊もないもうひとつの世界にむかって
21世紀エコ社会主義へ
9月22日にニューヨークで開かれた国連気候変動首脳会合で鳩山首相は、温室効果ガスの排出の中期目標(2020年まで)を1990年比で25%削減することを約束した。これは自公連立政権時代の8%削減(=気候変動に対する何ら効果的な対策を打たない)からの大きな転換であり内外の注目を集めた。だが一方でそれは「すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意が、我が国の国際社会への約束」を条件としている。
小沢鋭仁環境大臣は、川内原発3号機増設に関して、歴代の環境大臣としてははじめて温室効果ガスの削減に原発が有効である旨の意見書を経済産業省に提出した。主要な温室効果ガス排出産業である電力や製造業を中心とする財界は強力に抵抗している。財界だけではない。民主党には、電力総連や松下電機労組など、経営側との労使一体や労務支配を特徴とする連合右派労組出身の議員が複数いてこの問題に対するブ
レーキ、あるいはバックギヤとしての役割を果たしている。9月24日、電力総連は鳩山首相の国連スピーチに対して事務局長コメントとして「具体的裏付けなき過大な目標を国際社会に訴えることではなく」「京都議定書の失敗を繰り返してはならない」「原子力発電の推進を柱としたエネルギー供給サイドにおける低炭素化の推進と一層の高効率化」など、まさに財界と一体となった反動的は主張を繰り返している。原発を推進しながらの温室効果ガス排出量の削減努力を云々することは欺瞞である。
反戦と抵抗の祭<フェスタ>09――無数の抵抗を発明する
★屋内企画:2009年11月28日(土)13時~21時
11月29日(日)11時~21時
サウンドデモ:11月29日(日)16時~
四谷ひろばから新宿アルタ前方面へ
場所:四谷ひろば(元小学校跡地、地下鉄丸の内線 四谷3丁目駅A2出口から徒歩5分
地図:http://www.yotsuya-hiroba.jp/chizu.pdf
資料代:500円(2日間通し)
主催:「反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉09」実行委員会
メール:war_resisters_fes09(at)yahoo.co.jp
Web:http://a.sanpal.co.jp/r-festa/
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/
誰かを殺して 成り立つ世界
誰かを支配することで 保たれる社会
戦争を続けることで 回る経済
そんな生活はイヤだ! 兎にも角にも 私達はそう考えます
しかしそうは言っても 私達は誰もが
殺し/殺され 使い/使い捨てられ 選別し/排除され ながら生きている
そんな土つぼの只中で 自分のことだけ棚上げなんて やっぱりできない
圧政、虐殺、飢餓や疫病
貧困、収奪、差別に偏見
表す言葉が違うだけで
いつでもどこでも戦争は あらゆる日常と地続き
そんな世界に逃げ場はないから
息を吸って 吐くことすら 毎日不自由 とても苦しい
そんな空気の中ですが それでも抵抗してみましょう
呼吸を止めたら死んじゃうけれど とにかく何か抵抗してみましょう
戦争システムの真っ只中で 馬鹿馬鹿しいほど抵抗してみましょう
どんな抵抗ができるのか 頭をひねって 考えましょう
智恵を絞って 「抵抗を発明」しましょう
反戦と抵抗の試みを ともに謳いましょう
2009年10月2日 「反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉09」実行委員会